机の上

我、机の上に散らかった日々雑多な趣味(イラスト・劇画・CG・模型・HP・生活)の更新記録です。

007は公務員?

2022-09-10 04:28:47 | 勝手な言い草
 ダニエル・グレイグの最新であり最終作では、007は隠居生活を送っていた。多額の年金を貰っているのだろうなあ、と思いながら観た。平穏な生活から引き摺り下ろされて、火中に飛び込むといった按排で物語は始まる。

 それは兎も角、自分は若い頃に隠居生活を送れる身分になったら、映画の看板でも描こうかと思っていた。劇画やイラストもだが映画の看板も、であるから随分と欲張りである。まっ、思う分には罪にならない。

 アトリエが必要である。広さは八畳もあればいい。床は土間か板張りでよい。絵具をちらかしても、かまわない。壁はベニヤ張りの粗末がいい。三尺角のザラ紙を必要な面積に応じて水張りして描いていく訳だ。

 絵具は泥絵具を十数食を常備して、そいつを更に三十ばかりの湯飲み茶碗に調色して配置する。左手には大小の筆を二、三本持ち、右手で必要に応じて、それを選んでガッツンガッツン描いていく。

 それが、どうだい。まさかパソコンでお絵描きとは、世の中変わりようだ。長生きはするもんだ。映画ではジェームズ・ボンドは殉職する。007に復帰するのだから年金はどういう扱いになるのだろうか。

 そんなことを考えていたら、こんな時間になってしまった。夜が明けてくる今日も脳天気だ。夜には満月だ。孫は運動会だ。世界のあちらでは戦争をしている。新聞が来た。回覧板を届けなきゃ・・・。