机の上

我、机の上に散らかった日々雑多な趣味(イラスト・劇画・CG・模型・HP・生活)の更新記録です。

荒野の時代

2012-01-13 13:48:00 | 楽描き
おはようございます。

昨日は久しぶりに自分を解放してお酒を呑みました。
映画にも行きました。


私も子供の頃に学習雑誌を読んでいました。

そこで少年少女世界名作文学に出会いました。

お金持ちの友達の家に遊びに行くと、それらが単行本でありました。

友達そっちのけで、むさぼり読んだものです。

小学校に上がった時に教室の後側に小さな本棚があり絵本や雑誌に混じって創元推理文庫などもありました。

その時に読んだ「ロストワールド」が最初に読んだ小説としての記憶が今もあります。

それ以来、SF小説を主として読んでいました。

その時になぜか、推理探偵小説には触手が動かなかったようです。

今もその傾向は続いています。

― つづく

荒野の時代

2012-01-13 13:46:00 | 楽描き
こんにちは。

「赤と黒」は中学生の頃にテレビで映画を見ましたが、内容は忘れました。

「車輪の下」も「荒野の狼」も映画化されていますが残念ながら見ていません。
レンタル屋にあったのですが今は消え失せています。

荒野といえば、この頃は「荒野の用心棒」「荒野のガンマン」荒野のナントカ流行りですが「荒野の狼」の内容はそれらとは異質です。

1920年代後半が舞台ですが劇中ジャズの演奏シーンが書かれています。

この題名をバンド名にしたロックバンドも存在します。

彼等の楽曲「ワイルドで行こう」は今もテレビのCMのBGMに使われています。

「荒野の狼」に話しを戻します。

ジャズが流れ、煙草の煙りが満ち、混沌とした描写は漫画家残酷物語にも表現されていてます。

五木寛之氏の小説にも「青年は荒野をめざす」というのがあります。

一見するとハードボイルドかアクション物のように思いましたが、ジャズをテーマにした青春小説でした。
「さらばモスクワ愚連隊」もジャズをテーマにした小説で当時、加山雄三出演で映画化されましたが見逃しました。

五木寛之氏と最初に巡り合ったのは「海を見ていたジョニー」です。

小説新潮の中に偶然、見つけたのです。

変わった題名だなぁ、と思い読み進めるとハマりました。

これもジャズをテーマにした小説で文中にジャズの音楽理論を文学的に表現されていて、後々の私のブルースへの旅への道しるべになりました。

この頃の、私は

永島慎二の
「漫画家残酷物語」

五木寛之の
「海を見ていたジョニー」

フォーク・クルセイダーズ「青年は荒野をめざす」等

を、心の支えに
明日の

白土三平
平田弘史

目指して

もう、働いていました。