<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

雪の日はOld Friends

2005-02-25 21:37:35 | ガルマルの鼻歌で散歩
今日は雪の上を散歩です。雪といってもかなり水っぽいので長靴を履いてます。

こんな時は、なぜか、サイモンとガーファンクルの「Old Friends」です。あんまり、歩くことに向いた曲ではないのですが、なぜか雪の日の散歩には不可欠です。1968年の作品ですから、サイモンもガーファンクルもまだ若い時です。

この歌を聴いていると二人の長いつきあいの友人が冬の公園のベンチに座っている情景が浮かんできます。一つのベンチをわけあうように座っているのに、二人とも黙っているんです。口に出すと壊れてしまう、そんなもろい関係にある二人です。なにか、このあとサイモンとガーファンクルがけんか別れして解散するのを暗示しているような曲というのでしょうか。

最後に、「僕たちが70歳になるなんて信じられるかい。こんなふうに公園のベンチに座っているんだよ」ってな歌詞があります。暗いんですよ。

この曲は、ブックエンドというアルバムにありますが、この後に、出たアルバムが明日に架ける橋です。このアルバムのタイトル曲である明日に架ける橋では、濁流にかけた橋のように僕がよこたわってあげるよ、僕が君のために橋になるからと、歌っているのです。それ以前、たとえば、「I am a rock」では、僕に話さないで、僕は岩なんだからなんて歌っていたグループの歌詞とは信じられないのです。自分たちが身を乗り出して他人を救おうという歌詞の歌を歌うグループになったのです。

それまで、内省的でどちらかというと自分の殻に閉じこもった歌詞の多かったグループが、人のために手を差し出そうというグループに変わっていたのです。このアルバムで、彼らは変わったと思います。時代も変わっていたんだと思います。

今日は雪のせいで餌が手に入らなかったのでしょうか、普段は目にしない野鳥が沢山いました。

今日のしっかり歩き6181歩 47分、血圧変わらず高し、体重少し減少。