<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

鼻歌shuffleの欠点

2005-02-22 23:18:46 | ガルマルの鼻歌で散歩
やはり、いいところばっかりを宣伝してはいけないでしょう。悪いところも明らかにする必要があります。それでこそ、信頼される営業マンです。鼻歌shuffleの欠点を少し書きます。

鼻歌中の歌との意識的・無意識的な関係で次の歌に切り替わるといういい点があると宣伝しました。ところが、これはそのまま欠点になります。切り替わるのが早すぎて、もう少し歌っていたかったなと思う時もあります。逆に、もう飽きたから他の歌にしたいなと思ってもなかなか切り替わらないということが起こります。これは、専門用語で「切り替え閾値の制御不能化現象」と呼ばれています。この現象の原因は様々考えられていますが、まだ、定説というものがありません。

切り替え閾値が低いというのは、ちょっとしたきっかけで歌が切り替わってしまうということです。たとえば、タイガーズのモナリザの微笑みを歌っていたのに、麦畑を見た途端「ぼくのかわいいみいよおちゃあんわー」と歌って、すぐにその上にいるヒバリを見て「まあっかにもおえたあ」と美空ひばりさんの歌に変わってしまうようなことが起こります。節操がなく歌が切り替わるため、疲れてしまいます。

切り替え閾値が高くなるとこの反対のことが起こります。何十回も「フニクリ フニクラ」と繰り返してしまって自分で自分を止められなくなります。これも、結構、疲れます。

それから、ボリューム・スイッチがありません。調子がいいと大きい声で歌ってしまいます。周りに誰もいない時は問題は小さいと思います。でも、周りに人がいるとしばしば変な目で見られます。そういう時は、小さい声で歌っているつもりになるのですが、それは錯覚です。周りの人には聞こえていて変な目で見られます。今朝も、バスの中で小さな声で「かえってこいよおー」と松村和子さんの歌を歌っていたら、前の席に座っていた女性が振り返って私の顔を眉間にしわを寄せて見つめていました。私は、一瞬、何が起こったかわかりませんでしたが、後から考えれば私の歌がうるさかったのでしょう。小さい声で歌っているつもりでも、そうではなかったのでした。

ということで、切り替え感度とボリュームのスイッチがないという鼻歌shuffleの欠点の話でした。