<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

俺はドラだぜ

2013-06-28 12:05:53 | ガルマルの鼻歌で散歩
俺の名前はドラだぜ。俺と同居している老夫婦の下女と下男が猫に似てるからってつけた名前だ。その老夫婦ってのは、何の取り柄もないけど、俺のえさとか身の回りの世話係をしている。

この写真は俺の許可もとらずに下男が勝手に投稿したもんだ。 どうだい、俺って男前だろう。全然、猫なんかには似てないだろう。立派な犬なんだぜ。

俺は、世田谷は三宿の生まれなんだ。でも、訳あって、田舎暮らしだ。俺は都会育ちだから外に散歩に行くのは好きじゃないんだが、老夫婦は何かと散歩に連れて行きたがる。世話をさせているから、老夫婦につきあって俺も散歩に行くんだけどな。付き合いもつらいときがある。特に、雨の日だ。雨の日は足も体もぬれるからできればいきたくない、でも行かないと下男下女のくせに老夫婦の機嫌が悪くなるから散歩には行くようにしている。これでも、下男下女を使いこなすのは大変だ。たまにはごまもすらないと。

それにしても田舎だけあって、散歩中にあう犬は田舎臭いぜ。言葉もなまってるから何言ってんだかわからないし、だいたい、礼儀知らずが多い。すれ違うときにじっと俺の顔を見る犬が多い。その犬の世話係の人間も田舎臭い。

田舎だから、周りにドッグカフェがない。三宿に居た頃はドッグカフェだらけだったがこの辺は車に乗らなきゃいけない。俺は車の運転ができない。ハンドルがうまく握れないし、アクセルもブレーキもうまく踏むことができない。しょうがないから世話係の老夫婦の車に便乗するしかないのだ。それに、俺には車の免許もない。だから、気楽にカフェにも行けないのが田舎ってもんだ。田舎の暮らしは車に依存しすぎてどこに行くにも不自由だ。あぁあ、三宿が懐かしい。