asano.net

読んだ本の感想と旅行の日記を書いていきます。
後、その他なんかあれば・・・

100日目:ロンドン3日目。-アビーロード、大英博物館などなどを観光する-

2014-08-30 00:31:53 | 旅行
とうとう100日目である。
100日も海外にいたというのは、中々自分の中ではすごいことだと思うが、何よりもこの日記を100日間続けられたというのが、自分の中で本当にスゴいことだと思う。
100日間、日記を見れば全ての日を思い出すことができる。頑張ればその日何を食べたかも思い出すことができる、と思う。
日記を書いていくのは楽ではなかった。1回の日記を書くのに、普通に1時間くらいかかっていた。旅行のための時間や、休む時間や、人と色々話したりする楽しい時間を犠牲にして書いてきたりもした。

しかし、この日記は、本当に自分の中でかけがえのない思い出が詰まったものなのだ。
後で見返した時に、犠牲にしてきた時簡以上に価値があると思っているから、今まで書いてきたのだ。
自分の思い出や、今まで考えてきたことや、海外に来て発見したことなどを書いてきた日記だが、執念で書いてきただけあって、この日記には自分の念がこもっていると思う。
このブログを見ている人にも、何か心を動かせるような内容になっていたら嬉しいと思う。
と、100日目の記念日ではあるが、特に大したことをやってはいないのだが、日記を書く。


○アビーロードを見に行く

朝ご飯を食べ、9時半くらいに外出した。
今日はドミトリーで一緒になった学生のオチ君と、ビートルズファンにはたまらない名所、「アビーロード」に行こうと予定を立てていたのだった。
ちなみに偶然ではあるが、この宿の最寄り駅セント・ジョンズ・ウッドは、アビーロードの最寄り駅でもあり、普通に歩いて行けるのであった。

また朝宿で話して仲良くなった同い年の旅行者のオサダさんに、アビーロードに行くことを言ったら、彼女も行きたいとのことで、3人でアビーロードに行くことになったのだ。できればもう一人集めて4人で横断歩道を渡りたかったが、そこはちょっと見つけられなかった。
そんなんで、25分くらい歩いてアビーロードに到着。
実はオサダさんは昨日1人で行っていて、夕方に行った頃には観光客がかなり詰めかけていたとの話だったが、今の時間は観光客はちょっとだけしかいなかった。

ここがアビーロードか~と思って感動したが、念のためアビーロードのアルバムジャケットを写真に撮って比較してみたが、結構雰囲気が変わっていた(笑)。なんか木の生い茂り方が違ったり、道路に引いてある白線とかが結構引きなおされたりして今は結構ジャケットとは違うんだな~と思った。
そんなんで、定番の横断歩道を渡る写真を撮り、後はちょっと行った所にアビーロードの看板があったのでそれも撮った。んですぐ近くの音楽スタジオ、アビーロードスタジオも撮った。
アビーロードスタジオは色々なアーティストが使っていて、かなり有名であった。くるりやBONNIE PINKなども使っているらしい。他にもオアシスとか、洋楽のビッグネームもかなり使っていると思う。


アビーロード近くの道。なんかそれっぽい


まずはお決まりの写真を撮る


また撮る


別アングルから


記念撮影


セント・ジョンズ・ウッド駅前のビートルズショップ



○ビッグベン、トラファルガー広場を観光する

そんなんで、アビーロードを観光した後は、地下鉄に乗って、まずはロンドン名物の時計塔「ビッグベン」を見ようと思い、ウェストミンスター(Westminster)駅で降りた。
オチさんとオサダさんとは、その手前のグリーンパーク(Green Park)で別れたのだった。
そんなんで、地下鉄の出口を上がったらすぐにビッグベンが見えた。
ビッグベンの眺めは中々だった。その後は近くにあるセント・ジェームズ・パークに行った。ロンドンは公園がとても多い。


ビッグベン


たなびくユニオン・ジャック


ビッグベンの横を通っているテムズ川


テムズ川にかかる橋


まだ結構眠かったので、セント・ジェームズ・パークの芝生で寝るかと思ったが、寝る場所を探している途中にホース・ガーズという所で、英国名物の衛兵交代式をやっているのを発見。いいタイミングに見ることができて良かった。
その後は芝生を探して1時間くらいうたた寝していた。天気は晴れでいい感じの陽気だったが、途中から曇りになり寒くなってきた。。。
ちなみにイギリスは曇りになるとアウターを着ていても普通に寒いです。
ちょっと身体が冷えたので、近くにトラファルガー広場という名所があり、そこの目の前の店に入ってランチがてらちょっと休憩した。


ちょうどやっていた衛兵交代式


その後、トラファルガー広場を見る。広場では色々大道芸をやっている人がいっぱいいた。その後は大英博物館に行こうとそこに行くまでの道を歩いていた。
途中にナショナル・ポートレイト・ギャラリーという美術館に行ってちょっと見ていた。
イギリスは博物館・美術館がほとんどタダなので本当に利用しやすい。トイレも簡単に借りれるので、そこはとてもいい国なのであった。


トラファルガー広場でやっていた大道芸


トラファルガー広場


ちなみにロンドンの地下鉄なのだが、自分は日本のsuicaに当たる「オイスターカード」というのを使って乗っている。
オイスターカードは5ポンドのデポジット料金を払うことでカードをもらうことができ、これにチャージをしていって使うのだった。
このオイスターカード一つで、電車もバスも利用することができ、それもカードを使うと、電車代がなんと半額になるという、なかなかイケているカードなのであった。

あとは一日の利用の上限があり、ある上限値まで利用すると、それ以降は料金を請求されず乗り放題になるとう、なんやら色々な特典が着いていたりするのだった。
自分はロンドンに着いた初日に買って、毎日地下鉄を利用しているため、かなり恩恵を受けているのだった。
それにしてもロンドンの地下鉄は高い。カードを使わなければ初乗りが4ポンドからと、普通にあり得ない高さなのであった。


○大英博物館を見る

んで大英博物館には14時半くらいに着いた。
大英博物館は世界で一番大きい博物館(美術館ではない)で、とても広かった。
しかしルーブル程大きくはないので、1日で十分鑑賞できるくらいの広さであった。
展示物としてはエジプトとか、ギリシャとか、中世のものとか、日本のコーナーや韓国、中国のコーナーもあり、色々幅広い展示がされていた。テレビ番組で取り上げられていたエジプトのミイラが結構有名だった。

他には時計が色々展示されているコーナーだったり、世界のお金が展示されているコーナーもあった。
特に時計のメカニズムを解説しているコーナーが面白かった。普段何気なく利用している時計だが、かなり精密な部品た使われていたり、かなり複雑なメカニズムで動いていて、時計の内部の作りにかなり感心した。本当に発明した人はすごいと思う。
ちなみに時計を見ている時にはピンク・フロイドの「狂気」のアルバムから「Time」、お金を見ている時には同じく「Money」の曲が頭の中を流れていましたとさ(笑)


大英博物館


博物館内の展示


時計のメカニズムを解説しているコーナー


後は博物館の展示物を見ていて、刀剣た銃などの武器に結構心動かされたりするのだが、ちょいちょい展示はされていたが、もうちょっと武器にフィーチャーしたコーナーがあったら良かったなと思った。
そんなんで、結構時間がかかり、17時半くらいに大英博物館を出てきた。
その後は普通に宿に戻ろうとしたが、ロンドンではレンタサイクルがかなり発達しているらしいので、レンタサイクルに乗って宿に帰ることにした。


レンタサイクルに乗って帰った


○宿に帰る

レンタサイクルが置いてある「駅」みたいな一角が街のいたるところにあり、そこの端末からクレジットカードを使って、自転車を借りることができた。
まずは登録料がかかり、24時間の登録で2ポンドかかった。
そこから借りた時間に応じて利用料がかかって行くのだが、30分までの利用だと無料で利用することができた。30分から1時間までの利用だと1ポンドという風に、どんどん金額が大きくなって行く。

ちなみに自転車はそこら辺にあるレンタサイクルの駅のどこにでも返すことができ、30分以内に駅に返すと無料なので、30分ごとにちょいちょい借りて返して行けば最初の2ポンドだけで後はタダで利用することができたりするのだ。
イギリスはそういう交通機関のシステムが結構発達していて、日本なんかはこのレンタサイクルのシステムを今輸入しようとお台場なんかで運用が行われていたりする。
そんなんで、30分以内に宿に着いてやろうと思って、大英博物館の隣の駅から宿のあるセント・ジョンズ・ウッドまで頑張って濃いで行った。

イギリスを自転車で走るのなんて初めてで、色々走っちゃ行けない場所とかのルールとかに戸惑ったりしたが、道にも迷いつつ、何とか宿の近くの駅まで辿り着くことができた。
30分で着けるかと思ったら、結構時間がかかってしまい、40分くらいかかったと思う。しかし1ポンドの追加請求はなぜかされなくて、ラッキーだった。

18時半くらいに宿に着いて、他の宿泊者の方と一緒にご飯を自炊して、楽しく夜を過ごしましたとさ。
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99日目:ロンドン2日目。-ロンドンタワー、タワーブリッジ、ハロッズを観光する-

2014-08-29 09:57:29 | 旅行
朝起きて、昼くらいまでダラダラしていた。
12時半くらいから外に出で観光を開始。

まずは宿の裏にある、プリムローズ・ヒル(Primrose Hill)という公園に行った。
天気は晴れで、かなりすがすがしかった。プリムローズヒルというだけあって丘があり、そこからのロンドンの眺めはなかなかだった。
結構名所らしく、地元の人たちや団体の人たちが丘に来て景色を楽しんでいた。


プリムローズ・ヒルからの景色。ロンドン中心部が見える


ちなみにロンドンの天気は本当に変わりやすい。
昨日、チケットのやり取りをしていて宿にいる間。晴れたと思ったら曇りになり、まもなく雨が降ってきて、また曇りになり、また晴れるといった感じで天気がコロコロ変わっていた。
この変わりやすい天気はイギリス名物らしい。丘では晴れていたのだが、またいつ曇りになって天気が怪しくなるか分からなかったが、そのまま近くのもう一つの公園、リージェンツ・パーク(Regent's Park)という所まで行き、公園を突っ切って、公園の向かいの地下鉄駅、ベイカー・ストリート(Baker Street)の方に出た。

そこからまた歩いてやろうと思い、さらに南の繁華街、ボンド・ストリート(Bond Street)駅まで歩いて行った。
途中でお昼ご飯を食べた。ハンバーガーを食べたのだが、ハンバーガーとポテトとコーラのセットで、10.5ポンドだった。
それを日本円に換算してみたら、なんと!1800円越え!!!物価の高さにまた腰を抜かしました(笑)
10ポンドを1000円くらいかと思って軽く使ってはいけなかった。。。まじで日本円に換算した時のショックはユーロ以上に大きい。。。
これからはマジで気を引き締めなければいけないなと思いました。


ロンドンの街を歩く


その2


その後15時くらいにボンドストリートから地下鉄に乗って、まずはロンドンの世界遺産、ロンドン塔に行った。
タワーヒル(Tower Hill)駅で降りたら、すぐにロンドン塔が見えた。が、食後の疲れもあってかなり眠くなってしまい、近くの公園のベンチでちょっと仮眠を取ったのだった。
その後気を取り直し、ロンドン塔に向かった。そしたらロンドン塔の入場料は22ポンド。22ユーロではない。ポンドである。
22ポンドと言ったら普通に4000円近くかかる施設ということになる。ディズニーランドじゃあるまいし、とてもここまでの金額は出せないと思い、ロンドン塔の周りの観光だけに留めるのでした。

ちなみにロンドン塔は、結構いわくつきの場所で、かなり昔から要人の幽閉施設だったり、そこで処刑も色々行われたらしく、「出る」らしいです。
結構敏感な人は本当に行きたがらないという、中々ホラーな場所であった。
そんなんで遠めからみても。ディズニーのタワーオブテラーみたいなちょっと暗い雰囲気がある・・・
でもここには超有名な「クラウン・ジュエル」という宝石を見ることができるらしい。


いわくつきのロンドン塔


遠目から見てもちょっと怖い


そんなんで、ロンドン塔の近くには、あのロビンマスクで有名な「タワーブリッジ」があるので、それを見ることにした。
タワーブリッジは見ていたらなんと橋の開閉が見れ、なかなかいいタイミングに来ることができたらしいです。
その後はちょっとパブに入り休憩をした後は、ナイツブリッジ(Knightsbridge)という駅まで行って、ロンドンで有名な百貨店、「ハロッズ」に行った。


タワーブリッジ


タワーブリッジの開閉する所も見ることができた


橋からのタワーブリッジ


ハロッズはロンドンに来るまで分からなかったが、とても有名らしい。ちょっどどういう所が有名なのかが分からなかったが、ハロッズの前で日本人が結構写真を撮っていた。
ハロッズの中に入って、買う気はないが、というか買えないが色々見ていた。
やはりとてもキレイで大きく、何でも売っていて、そしてオシャレで優雅でエレガントな百貨店だった。
1時間くらいいて、外に出てきた。


ロンドンのかなり有名な百貨店、ハロッズ


ハロッズの洋服のディスプレイ


ハロッズ近くの街並み


その2


ロンドンでは物乞いがあまりいなく、白人黒人などの人種で異なることなく、住んでいる人全員が同じくらいの生活水準を持っているようであった。
この光景は今まで見てきた国ではなかった。入国に際してのチェックが厳しいのも、むやみに移民を受け入れず、身元がしっかりとした人だけを入国させるという意図があるのかもしれない。
イギリスは本当に人々の生活水準が高く、日本の光景に似ている。あまり異国の地に来た気がしない感じになるのもしばしば。
まあ生活水準が高いから物価が高いというのもわからない気もない、かな?

そんなんで駅に帰り、途中のTESCOで食材を買い、今日も自炊をして後はダラダラ過ごしていましたとさ。
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98日目:ロンドン1日目。-英語メールに苦戦し、サッカーを観戦する。-

2014-08-28 22:45:38 | 旅行
○ヤニフと英語メールのやり取りをする

ロンドン1日目だというのに、今日は昼間はずっと宿にいた。
実は今日、サッカーのヨーロッパチャンピオンズリーグのアーセナル対ベシクタシュ(トルコのクラブチーム)の試合があり、それを観に行く予定だったのだ。

チケットは事前にネットから購入しており、なんと約150ユーロもしたのだった。日本円にして20000円近く!
ヨーロッパに来たからには本場のサッカーを一回だけでも観なければ行けないと思い、かなり頑張ってチケットを取ったのだった。
チケットは事前に宿に届くようにGoodtimesの住所を伝えていたのだが、昨日それが宿に着いていないことが分かった。

昨日Goodtimesのオーナーのマツモトさんにそんな事情を説明すると、イギリス人は英語を使えない人をナメてかかる傾向があるとのこと。
住所を伝えるメールを送った時に、返信は来たのだがThanksというメッセージだけでそれ以降なんも音沙汰がないので、もしや騙されたか!?と思って結構テンパった、、、
そして、ナメられないためにマツモトさんが確認のメールを送ってくれることになった。

ちなみに自分が最初に住所を伝えたメールはこんなメール。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Helllo I'm ASANO

I tell you the address my stay hotel information.
as follows

[宿の名前、住所などの情報]

please send my ticket.

regarding ticket detail is as fellows

[チケットの予約番号や試合の詳細などの情報]

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この返信に、Thanksとだけ来たのだった。
そして、マツモトさんが送った確認のメールはこんなメールであった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Hello ○○,

I've just arrived in London but apparently the ticket hasn't posted yet.

The match is going to be held tomorrow, please make sure if the delivery has successfully done and inform me about refunds as its not delivered in time.

The information is as follows

[チケットの予約番号や試合の詳細などの情報]

Kind Regards

Asano

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

とてもスタイリッシュな文に感動した。英語のメールはこうやって書くんだーと思い、かなり勉強になった。
そして、今日は、この返信を待ち、さらにチケットを受け取らなければいけないため、ずっと宿で待っていることになったのだった。
ここで、仮にこのメールのやり取りの相手の名前をヤニフさんとする。

そしたら翌朝、ヤニフさんからこんな返信が届いた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
I will check and advise.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一文。ナメているのかと思い、やっぱり騙されているんじゃないかと思ったが、騙しているんだったら、別に返信をわざわざ送ってこないだろう。ちょっとどういうことなんだろうと考えていたら、次にこんなメールが来た。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Thanks for your patience.
Your ticket will be delivered by 15:00.
If it hasn't been delivered by then, contact us immediately at [電話番号]

Please reply and confirm reading this Email.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

結構いい感じに対応してくれるっぽかった。そして、マツモトさんに頼み、次のメールを返信してもらった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Hi ヤニフ,

Thank you for your reply.
I got it I will be at home until it arrives.

Kind Regards

Asano

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これがスタイリッシュな英文なんだということが分かった。
そして11時くらいからマツモトさんは外出してしまい、自分だけが宿に残ってチケットが来るのを待つことになった。
後は普通にチケットが来るだけかと思いきや、ヤニフさんからまた返信が来ていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
I don't understand.

What do you mean by "I will be at HOME"? Aren't you staying at the Guesthouse Good-times?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これは何か色々イチャモン付けてチケットを届けない気か?と思って結構焦った。
マツモトさんももういないし、これからは何とか自分で対応するしかなく、何とか頑張ってナメられない英文を書かなければいけなかった。
そんなんで、頑張って作ったナメられない英文が次のメール。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Hi ヤニフ,

Yes, I am staying at the Guestshouse Good-times .
Please send me the ticket to the Good-times immediately.

Kind Regards

Asano

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

どうだろうか?ここまで頑張って英文を書いたのだが、まったくこの英文が正しいのかどうかは分からない。
特にsendの後がこういう使い方で合っているのかが本当に不安だった。中学レベルの文法を今更頑張って調べて書いてみたのだった。
しかし伝えたい内容は一応ここには込めているので、この英文が相手にナメられないことを祈るのみだった。
そしたら、次のメールがヤニフから届いた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
As advised, will arrive by 15:00.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一応理解してくれたようだ。
しかし、数分後、またヤニフからメールが来てしまった。。。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Please note that our courier is unable to track your guest house!

Please confirm the address again.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

また雲行きが怪しくなってきた。。。courierって何だよ!と思って調べたら配達人?という意味っぽかった。
わざと難しい英語を使いやがって、、、とムカつきながら、頑張って次のメールを作って送信した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Hi ヤニフ,

The address at Good-times is "[Goodtimesの住所]"
You can see the place by the Google Map, and you can probably arrive this guest house.
I have been waiting for the ticket.
And please inform me about refunds as its not delivered in time.

Kind Regards

Asano

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この英文もどうだろうか?ちゃんとした英文になっているかは分からないが、頑張って色々調べて作った文だった。
まさかこのロンドンの最後の地で外国人と英語でメールのやり取りをするとは思わなかった。
しかし20000円がかかっているので泣き寝入りする訳にはいかない。闘志を燃やしてナメられないようにひたすら強気で行くしかなかった。

そしたらまた時間が経った後に次のメールが来た。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Our courier could not find your accommodation! Therefore, we have to arrange a collection.

You can collect your tickets on match-day, starting 17:00 at the reception of -

[ホテルの住所]

Please Email us after the event and we'll refund the delivery fee accordingly.

In case of need, please contact us through our emergency line at [電話番号]

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

住所が見つからないから取りに来いということか?
払い戻しはチケット購入時に事前に含まれていた配送料だけ返すよと言ってきている。
ここまでのやり取りでこのヤニフさんを信用してもいいのか、本当に分からず、色々考えた末、ホテルに行ってみるしかないなと思い、最後に次のメールを送った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Hi ヤニフ,

OK, I pick up the ticket at the hotel reception at 17:00.
And I send Emil after the match.

Kind Regards

Asano
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここまでのメールのやり取りがあり、後はもう運を天に任せる勢いで、17時に指定されたホテルに行った。
そもそもヤニフさんをオレは見つけることができるのか?またはヤニフはオレを見つけられるのかと思って、本当に色々不安だったが、ホテルの受付に行ってコンシェルジュにヤニフさんについて聞いてみると、なんとチケットを預かっているとのことだった!!!

そしてやっと今日のアーセナル戦のチケットを手にすることができたのだった!!!
まさか本当にチケットを受け取れるとは!諦めが30%くらいはあったが、本当にチケットが手に入って良かった。
てかヤニフさん実はいい人だったんだ!と実際には会わなかったがちゃんとした人で本当に良かった。
払ったお金も無駄にならずに済んだし、一安心して近くの店で軽く軽食を食べ、18時くらいからアーセナルの本拠地、エミレーツ・スタジアムに向かって行ったのだった。


何とかしてやっとゲットできたチケット!


ホテル近くの街並み


その2


日本食のチェーン店らしい


ロンドンのとある劇場。ロンドンにはミュージカルなどの劇場がいくつもある


ロンドンの街並みはきれい



○アーセナルの試合を観る

エミレーツスタジアムはロンドンの中心部からとても近く、15分くらいで着いた。
降りた駅名はそのまま「arsenal」。とても分かりやすい。
アーセナル駅に降りると普通に駅前は住宅街だった。こんな住宅街の中にスタジアムがあるなんて、住民は迷惑じゃないのかと思う。


アーセナル駅のホーム


地上に出た所


エミレーツスタジアムには駅から5分も歩かずに着いた。さすがアーセナル駅、スタジアムが目と鼻の先であった。
試合開始の1時間半前くらいに着いたが、すでに道には人がたくさんいた。
そんなんで、自分は基本的に青い服しかなかったので、まずはオフィシャルショップでアーセナルを応援するため赤い服を買うことにした。

そこで本場アーセナルのユニフォームを買おうとしたが、値段を見てみると、なんと60ポンド越え!
日本円にして約10000円であった。。。
ちょっと高いのでユニフォームは諦め、なんかアーセナルのロゴが入ったポロシャツがあったので、それを買うことにした。ちなみに25ポンド。まあまあの値段ではあったが、一番安かったため、それにした。

そんなんで、買うものを買ってスタジアムに向かった。
エミレーツスタジアムはやはりデカく、とてもいい雰囲気だった。
スタジアムの前で写真を撮ってもらおうと、道行く人に写真をお願いしたのだが、なんと!気づかずにベシクタシュのサポーターに話しかけてしまった!!
お前どっちのファンだ?と聞かれて分からずにアーセナルと答えたら、それなら撮ってやらないと冗談混じりに言われた(笑)
でも本当にいい人で、しっかり写真を撮ってもらい、今日はお互い頑張って応援しようと握手をして別れた。本当にいい人で良かった。


エミレーツスタジアム前


スタジアムの大きな看板


エミレーツスタジアム前のサポーター


アーセナルの象徴である大砲


そんなんで、ちょっと高いチケットを買っただけあって、シートはクラブレベル席というちょっと高級な席のようだった。
普通の人とは違うゲートから入り、席に着いた。席はエリアの中で一番後ろの席だった。。。
試合開始の1時間くらい前に入ったが、既に選手がピッチで練習していた。

アーセナルのサポーターはまだ全然入っていなかったが、スタジアムのほんの一部分のベシクタシュのエリアには、サポーターが既に満員になってスタンバっており、スタジアムの外にも聞こえる程の怒号で自らを鼓舞していた。
本当にベシクタシュサポーターの怒号はすごかった。スタジアムの1割にも満たないエリアしか場所が割り当てられていなかったが、開場全部を飲み込む程のテンションだった。
これが熱狂的なサポーターか、、、と思い、本場のスタジアムで初めて見るサポーターの熱気に驚いた。

そんなんで、19時45分から試合が始まった。
アーセナルの選手はあまり知らないのだが、ドイツ代表のメスト・エジルと監督のアーセン・ベンゲルはかなり好きだった。
なので、始まる前からそのお二人をカメラのズームでパシャパシャ撮っていた。

試合は最初は結構こう着状態で、ここがアーセナルのホームとは考えられないくらいに相手チームが頑張っていた。
本当に試合は互角。プレミアリーグ名門のアーセナル比べるとベシクタシュはそこまで有名じゃないチームで、実力差がはっきりしているんだろうなーと思ったら、本当に互角。いつベシクタシュが入れてもおかしくないくらいだった。

何回かアーセナルのピンチがあったが、前半戦終了間際、カウンターからアーセナルがやっと1点入れることができた。
もうスタジアム中が大熱狂。この雰囲気が味わえて、本当に本場のイングランドで試合が見れて良かったな~と思った。


試合前のスタジアム


生ベンゲル監督!


立っているベンゲル監督


生エジル


そんなんでハーフタイムに入り、自分の取ったクラブレベルのチケットは、なんとハーフタイム中にビールまたはソフトドリンクが無料で飲めるらしい。
スタジアムの中のラウンジに行ったら、色々ワインとかソフトドリンクがいっぱいテーブルに並べられていたのだが、飲みたかったビールが既に全部取られていた・・・・
しかたなくペプシコーラを取り、後で飲もうと飲まずに取っておいた。

後半戦に入り、試合はさらに白熱してきた。
結構乱戦になってしまい、イエローカードが7枚も8枚も出まくる超荒れた試合だった。
途中でアーセナルのディフェンダーがレッドカードで退場してしまい。ここからベシクタシュがここしかないとかなり攻め続けるが、アーセナルが頑張ってそれを防いでいた。


熱狂的なベシクタシュサポーター


途中で発煙筒的な物が焚かれていた・・・


ちなみにエジルはそもそも調子が良くなかったのか後半戦になったら精彩を欠き、ほぼ消えたような感じになってしまった。。。
もちろん途中交代。その代わりキャプテンのウィルシャーと今日点を決めたアレクシス・サンチェスが本当に頑張っていた。
結局、アーセナルが最後まで踏ん張り、一応格下だろう相手に辛くも勝利。。。
一応勝ちはしたが、アーセナルの本来の強さは見ることができなかったな~と思う。
ちなみにアーセナルはあの宮市が所属しているが、今日はベンチ外でした・・・

そんなんで、ちゃんと応援してたチームが勝って良かったと、かなり満足した気分で宿に帰って行った。
宿に着いたのは22時半くらいになってしまった。TESCOで帰りに遅めの夕ご飯を買い、宿に戻って一息つくのでした。
でも本当に今日は試合を観に行くことができて良かった。ひょんな所から英語の勉強もできたし。
でも自分の英語の未熟さが結構悔しかったので、日本に帰ったらマジで本格的に英語を勉強したいと思う。
そんなんで、今日の日記は以上☆
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97日目:パリ5日目。-考察色々、ロンドンに向かう-

2014-08-27 11:37:26 | 旅行
○日本と欧米の休みの違いについて考察

ちょっと書き忘れて書こうと思っていたことを思い出したので書く。
パリの宿で、宿泊者の方と仲良くなって色々なことを話していた。
彼はミズキさんと言って、オランダで日本からの出向で働いている人だった。
今まで、なぜ日本人は休みが取れず、欧米人はバカンスとかでここまで休みが取れるのか、その違いは何かを考えていたのだが、彼と話していてその答えを何となく知ることができた。

一つは休日の問題である。
日本は祝日が多く、基本一月に一日以上はあるペースになる。対して欧米はこの祝日がほとんどないらしい。
欧米は祝日がほとんどない代わりに、バカンスなどで休みを取るという文化が定着しているらしいのだ。
逆に日本は祝日などで休みが多いから、その代わりにバカンスを取るなという国の基本的な制度を規定した時からの意向なのかも知れない。

祝日などの休みでは、日本人全員が(一応)休みになるので、その時に皆さんが旅行するというピークができる。
そのピークに併せて旅行のチケット代とかホテル代とかもろもろ高くなってしまうので、そういう所はあまりよろしくない。
欧米人は3週間くらいのバカンスが年に2回程取れるらしい。なので平日の安い料金で旅行に行け、なかなかいい感じに旅行ができる。

二つ目は仕事量に対する人の数の問題である。
欧米では、ある仕事に対して、人を多めに置いているらしい。たしかにスーパーや飲食店ほか何かの窓口ではちょっと人多いんじゃない?と思うことがちらほらあった。
同じ仕事をする人を多く置いておいて、ある人が長期休暇を取ってもそれをカバーできる人が必ずいるというローテーション体制が取られているらしい。

そしてやはりうまい具合に長期休暇のローテーションを回しているとのこと。2人の人が被って長期休暇を取るということは無く、しっかり1人がとったら次のもう1人という風に回しているらしい。
日本は人を雇うと人件費がかさんでしまうので、基本的に人員削減。最小人数で回しているので、1人が長期休暇をとったらその作業をカバーできる人はいない。というか日本では3週間も仕事を離れられたらそもそもその人いらないよということになってしまう。
日本は何かお金を稼ぐことが第一という意識もあり、人件費削減というスローガンを掲げているが、欧米ではある程度のお金が稼げれば満足という考えで、そこまで利益を上げてナンボという意識は無いんじゃないかと思う。


三つ目はそもそも文化の問題
欧米では基本お客さんに対してサービスがどうとかをあまり意識していない。
スーパーで長蛇の列ができているのにすぐにもう一つのレジとかを開けず人を並ばせているというのが往々にしてある。
つまりスーパーが人々に対してサービスを提供してあげてるよというスタンスなのだ。

なので、店を閉める時にはきっぱり閉める。飲食店なんかは人が来ない時にはすんなり店を閉めたりするらしい。
人に対してサービスをしないでもそれを人が普通だと思って受け止めているのだ。
日本ではそんなことはあり得ない。お客様は神様です(死後)の精神であくまでお客さんが上である。
そんな意識が浸透しているから、何かあるとすぐクレームが入り、店側はそのクレームにビクビクというか、敏感に反応してサービスを向上させる努力をする。

いいこともあるのだが、そこまで神経使ってサービスを提供しなくてもいいよと思う。
欧米人も日本に来てサービスには感動するとは思うが、実際に欧米人が日本で仕事しようとしたらかなり精神的にタフでなければやってけないんじゃないかと思う。
日本は仕事に神経を使い過ぎていると思う、欧米ではランチを食べながらチケット売り場で応対をしている人もいた。
自分としてはチケットを売ってくれるんだったらそれはそれでいい。

欧米じゃなくでも東南アジアとかでも人がいない時は普通に携帯をいじっていたり、気晴らしになることを普通にやっている。
日本は人がいなくても携帯をいじっちゃダメとか、仕事に本当に気を使わなければならない。
そんなんでは仕事をしていて神経がすり減るばっかりだと思う。
仕事をしていて精神的に疲弊して体調不良になる人とかを結構見てきた。日本はそういう仕事に対して、もうちょっとゆとりというか余裕を持ちながら仕事ができるような文化を作ることができると、そういう人たちも減って行くんじゃないかと思う。

まあそんなんで、日本人が長期休みを取れない一番の原因はこの文化なのだとは思うが、他にも大きな原因が知れて、やっぱり欧米流のバカンスを輸入するには色々難しいんだなと知ることができました。


○ドリームハウスについて

パリ最終日。朝ご飯を食べて、今日はロンドン行きのユーロスターに乗るために、14時にパリ北駅(Paris-Nord)に行く必要があった。
その前にどこかしら観光してから行こうと思っていたのだが、朝は晴れていた天気が昼からまた怪しくなって行き、結局外出する頃には雨が降ってきてしまった。
そんなんで、雨の中荷物を持って観光するのもアレなので、もう今日は観光せず移動だけでいいかと、11時くらいに宿をチェックアウトした。

今まで泊まっていたドリームハウスはいい宿だったのだが、今までの日本人宿とは違う、何か変わった雰囲気があった。
泊まるにはとてもいい宿で、ここは本当にオススメしたいのだが、ちょっと一緒に泊まる人にあまり恵まれなかった感じだ。
一日目の始めに宿に着いたとき、ロビーでみんな話していて、かなりうるさかったのだが、留学生や夏休み、ワーホリなどで来ている人たちが多く若い子たちがかなりきていた。

その若い子たちが何かグループを形成しているのだ。
3グループ?くらいあったのかな?大きくは宿泊者組と、ワーホリ組でそれぞれで固まっていた感じ。そしてそれ以外の旅行者で3グループ。
そのグループの垣根を超えてあまり話そうとしなかったのだった。
若い子が集まるとそんな感じになるのかな?と思ったりもしたが、今までのサンタナを始めとする日本人宿はそういうことはなかった。
それも若い子にぎゃーぎゃーうるさい声を控えずペラペラしゃべる子がいて本当にうるさかった。

宿泊者組は前日にモンサンミッシェル行きのツアーがあったらしく、そこで意気投合して仲良くなってグループが出来上がっていた。
ちなみにモンサンミッシェル行きのツアーは宿から出ており、日帰りで130ユーロらしい。この相場は普通に行くより結構お得らしかった。自分は行かなかったけど・・・
そんなんで、本当にそのグループ間の交流でしか興味がないかのように話をしない人たちが多かった。

モンサンミッシェルグループは旅行者の人たちだったので、日が経つにつれ瓦解したが、結構ひどかったのはワーホリ組であった。彼らは長いことこの宿にいるようで、本当に気心知れた仲ということでそのグループの人としか話さない人が顕著であった。またはかなり内輪の話が多く、会話に入れなかったりもした。
もうけっこう愚痴になってしまっているが、ドミトリーが一緒になったワーホリ組の男の子なんて部屋に入ってきて挨拶もなく何も会話せずそのまま取るものを取ってまた出て行くという、なんか本当にお前コミュ障か?と言いたいくらいの子がいた。
他にもまあまあ何人かいて、よくそんなコミュ障でフランスまでワーホリに来れたものだと思う。

あなた何歳?から入って色々言ってやろうとも思ったが、怒るのは負けだと思っているので、自分も途中から腹が立っていたので、もうこちらから話しかけないようにしました。
結局こんな所に愚痴を書いている時点でもうダメなのだが・・・(^_^;)
もう歳なんでしょうか?最近の若いもんは・・・というフレーズを使って同年代の旅行者の人とちょっと意見交換をしていました。

ちなみにフランスの人たちは簡単には心を許さないらしい。それが文化とのこと。
移民の人たちが多いからか、すぐに人に心を許すと変なことになる恐れがあるからかもしれないが、思ったよりフランスの人たちって保守的なんだなと思った。
ちなみにドイツ人は最初はちょっと固い感じだが飲むと陽気になって打ち解ける、イタリア人は普通に最初から陽気に打ち解ける。というイメージでした。

働いている周りのフランス人に影響されたからか分からないが、別にそのフランス人の気質をワーホリに来て受け継がなくてもいいのに・・・と思う。
ドミトリーのある宿に泊まりにきてるんだったら他の宿泊者と会話くらいしろやと思った。
そんなんで愚痴は以上(笑)


○イギリスに入国する

11時くらいに宿を出て、12時くらいにパリ北駅に着く。
結構時間があったので、雨の中ちょっと歩き回ってお昼ご飯を食べられる所を探していた。
13時前くらいにピッツァレストランに入ってピッツァマルゲリータを頼んで食べたが、まあまあ普通だった。これで10.5ユーロ、とても高い。
そんなんで、14時前にはパリ北駅に戻ってユーロスターに乗る手続きをした。


パリ北駅の地下


パリ北駅の地上


ユーロスター。なんか汚い(笑)


ちなみにユーロスターに乗ってロンドンに行くには、パリ北駅で出国手続きと入国手続きをしなければいけなかった。
改札を入って出国カードを書き、パスポートを見せてパリを出国したらその先にイギリスの入国ゲートがあった。
そしてその先は免税店という、まさに空港のようであった。
チケットを持っているだけではすんなり列車に乗れないということを駅に着いた後に知り、早めに来ていて本当に正解だったな~と思った。

てか今までドイツ~イタリア~フランスと来ていてそういう手続きは全くなかったのに、なんでイギリス入国だけこんなに厳重なんだろう?
そして通貨もユーロではなくイギリスだけポンドと、ヨーロッパ圏なのに本当に意味が分からない。
手続きを済ませ、待合室で待ったあと、列車に乗り込みその後15時15分にユーロスターは出発した。
ロンドン駅には16時半過ぎに着いた。フランスとイギリスは時差が1時間あるので、2時間近く列車には乗っていたことになる。同じヨーロッパ圏なのに検査があったり通貨も違ったり時差があったりと、イギリスは本当に不思議な国である。。。


○宿に向かう

列車はロンドンのセント・パンクラス駅(St Pancras)に着いて、そこから地下鉄に乗って今日泊まる宿、「Goodtimes」に向かった。
ロンドンの地下鉄はパリ以上に洗練されており、かなりきれい!そしてインフォメーションもかなり充実していて、とても乗りやすかった。
路線もそれぞれに色分けされていて、本当に日本のメトロみたいだった。
ロンドンは地下鉄もそうだが、建物の中とか建物に入っている店とか、本当に何か日本に似ており、かなり親和性を感じた。
結構感動したのが、そこら変に書いてあるインフォメーションの案内や広告とかがすんなり読める!!
日本語で書いているわけでなないけど、英語で書いてあるだけでとても感動しました(笑)

あとイギリスはとてもシステマティックだった。キップ売り場などで列を作る時にはしっかり一列で並んでいた(キューというらしい)。またエスカレーターでも左が追い越し、右が立つレーンと分かれており、そういう所も本当に日本ぽい。
しかし人種はとても多かった。白人、黒人、アジア人、インド人っぽい人、そしてイスラム教の服の人。色々な人が住んでいて、それもとてもいい感じに溶け合っている。ここは日本と違う所だが、人々が結構気さくっぽく、改札の自動販売機であたふたしてたら人が話しかけてくれたりした。
そんなんでなんか本当に色々落ち着く、イギリスだったら全然住めるなと思った。

最寄り駅のセント・ジョンズ・ウッド駅(St John's Wood)で降り、そこから20分くらい迷いながらもGoodtimesに頑張って着き、最初の宿の説明を受けて、ここは自炊が可能で、それも日本米をただで提供してくれるというので、早速自炊をすることにした。
近くのTESCOというスーパーに行き、材料を買って、白米を炊いて野菜炒めを作って食べた。
旅行中は日本食がとても恋しく、日本に帰ったら思いっきり白米を食うぞーと意気込んでいたのだが、まさかフライングでこのイギリスで食べられるとは思わなかった。


とうとうやってきましたロンドン!


やはり久しぶりに食べた白米は恐ろしい程においしかった。
その後は色々宿でだらだらしていた。
そんなんで、とても長くなったが、今回の日記はこんなんで以上☆
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96日目:パリ4日目。-パリ名物のキャバレーを見に行く-

2014-08-26 02:24:43 | 旅行
○キャバレーに行く

8時半に起きてご飯を食べたが、今日はずっとダラダラしていた。
外は一日雨が降っており、外に出る気がなく、夜にパリ名物のキャバレーに行くことにしたので、午後から外出すればいいやと思っていたら、ずっとずるずる宿に居続けてしまった。。。

昼は宿に泊まっていた50代くらいのおじさんと色々話していた。その後遅めのランチを取ったりしていた。
17時半くらいに宿を出て、雨の中今日見る予定のキャパレー「クレイジーホース」の最寄りの駅、「アルマ=マルソー(Alma - Marceau)」駅で降り、18時半にもう一人の同行者のサカイさんと合流した。

ちなみにクレイジーホースはかなり老舗の人気のキャバレーで、他にも、あの有名な「ムーラン・ルージュ」や「リド」などの人気キャバレーがパリにはある。
宿の同じドミトリーに泊まった人が、このクレイジーホースに行き、とても良かったよという感想を聞いたので、自分もパリに来たからには是非!と思って行ってみることにしたのだった。
ちなみにネットから2日前に予約してチケットを取ることができた。ちなみに料金は1人105ユーロ。かなり高い、が、自分は何か感想文を書いたら半額にしてくれるというキャンペーンがあったので、それに申込み、2人で105ユーロで行くことができた。

今までキャバレーは行ったことないのだが、パリのキャバレーは上半身すっぽんぽんのお姉ちゃんがいっぱい出てきて踊るという、日本でいうほぼ風俗のような見せ物なのである。
見に行ってきた人の話やネットでの情報を見ると、エロいのだがエロくないというかなり芸術的なショーで、パリのキャバレーは有名すぎて普通に女性も見に来るという。
そんなんで芸術見たさ半分、エロ見たさ半分くらいのニュートラルな気持ちで見に行ったのだった。


劇場の前の通り


クレイジーホース


そんなんで19時半まで近くの喫茶店で軽食を食べて時間を潰し、そこから店に行って中に入った。
店の中に入るとうす暗く、ちょっと映画館のようであった。クロークに荷物を預け、劇場の中に入る。
席に通されたが、通された席がなんとステージの目の前。その他にも日本人旅行者のカップルや夫婦などが後から同じような席に案内されてきた。普通に一番安いチケットを買っただけなのだが、日本人は高待遇されているのだろうか?

そんなんで、飲み物も頼まず、普通にショーの開始を待っていた。
開始時間は20時15分と書いてあったが、実際には20時半からのようだった。19時半近くから開場に入り待っていたので、実に1時間くらい待っていたことになる。もうちょっと遅く来ても良かったなと思った。
開始時間近くになったが、後ろの方の席はちらほらと空いていた。ちなみにほとんどのお客さんはカップルで来ていた。男同士で来ていたのは数組、また女性同士で来ていた人たちもいた。


○ショーを見る

そんなんで、20時半にショーが始まった。
まずいきなり噂通りの上半身裸のお姉ちゃん達が出てきた。クレイジーホースという劇場なだけあって、騎兵隊みたいなコスチュームをしていた。まさかいきなりこんな光景が見れるとはと圧倒された。
お姉ちゃん方はやはりみなさん恐ろしくスタイルが良く、とても身長が高く、本当にキレイだった。
いきなりの光景にしょっぱなからあっけに取られていた。しかし本当にエロさはあまり感じず、むしろプロポーションがキレイすぎて芸術の域に達していた。

ショーは15近くの演目に分かれていて、それぞれに題名があった。演目は5分からそれ以上の時間があったと思う。
演目は色々なコスチュームがあったり、一人だけ出てきて踊ったり、何人も出てきて踊ったり、豪華なセットがあったり、身体の一部分だけを見せて踊ったりと、とても多彩だった。
まさにショーの上映中は本当に目が釘付けだった。最初はエロさはあまり感じなかったのだが、途中からどんどんエロさが増してきたような気がする。

皆さんカツラを被っていたりもしたが、途中カツラを脱いで金髪の髪を振り乱しながら踊っていたのはすごかった。
やはりブロンド髪の女性はとても美しいなと思って圧倒された。もちろん黒人の女性もいた。黒人の人もそういう人しか醸し出せないオーラもあったし、エロさもあった。
ちなみに出て来たのは黒人と白人の女性だけだった。でも本当に全員高身長で、スタイル抜群で顔も整っていてきれい。そういう人だけでもタダでさえ少ないのに、さらに自分の裸を見せてもいいという人たちが何人もステージに出ているわけで、どこからこんな人たちを見つけてきたんだろうと思う。

途中に10分くらいの休み時間があり、また後半のショーが始まった。その中にインターバルとして、影絵師のパフォーマーが来て、影絵のパフォーマンスをしてくれた。
そのパフォーマンスも本当にスゴかった。影絵でここまでできるんだ!と思う程に本当に色々な影絵のバリエーションがあった。
キャバレーではこういう幕間のショータイムもあり、ここに出てくるパフォーマーはどれも超一流らしい。
本当にこの影絵一本で一生生活できるんじゃないかという程のパフォーマンスで、開場中がとても盛り上がった。
失礼な話だが、純粋に開場の盛り上がりだけだったらさっきまでのお姉ちゃんが出てきたショーよりも一番盛り上がった。

その後のショーはさらに結構キワどくなり、普通に履いていたパンティを脱いだりした演目もあった。
そしたら普通に前ばりを着けていた。まあ当たり前か・・・
そんなんで、ショーは22時前くらいに終わり、最後まで本当に目が離せず息つく暇もないショーでした。
いやーすごかった。という感想しかない。時間がとても早く過ぎ、もう終わりなの?という感じだった。

そんなんで、パリで最高の女性の芸術を見ることができましたとさ。
ショーを観ていて思ったが、エロって逆に健全だな~と思った。そしてエロはとてもすばらしいものだとも思った。
外に出たらまだ雨が降っていた。エッフェル塔のライトアップがとてもキレイだったが、雨だったのでそこまで堪能できず、ちょっと写真を撮って宿に戻って行った。


エッフェル塔のライトアップ


そんなんで、パリ名物のショーを見ることができて、とても貴重な体験ができました。
もうヨーロッパには悔いはないな、と思った一日でした。(笑)
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