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読んだ本の感想と旅行の日記を書いていきます。
後、その他なんかあれば・・・

93日目:パリ1日目。-オルセー美術館、ルーブル美術館をハシゴする-

2014-08-23 01:34:06 | 旅行
○凱旋門、コンコルド広場を観光する

8時半に起きて朝ご飯を食べ、10時に外出した。
昨日同じ部屋で知り合いになった学生のサカイさんという方と意気投合し、今日はオルセー美術館とルーブル美術館を見に行くことにしたのだった。
その前にまずはパリに来たということで、凱旋門から行くことにした。
地下鉄を一回乗り換えて、「Charles de Gaulle Etolle」という駅で降りた。

駅から地上に出たら、凱旋門がすぐ目の前に見えた。
しかし横からのアングルで、始めはこれが凱旋門だっけ?とちょっとハテナが出たが、真っ正面に回って見るとやはりかなりすごかった。
観光客も多く、パリに来たんだなーと改めて思った。
凱旋門の前の道にはかなり広い道が向こうまで続いており、これがあのシャンゼリゼ通りだった。
オーシャンゼリゼ~をもちろん頭の中で歌いつつ、色々凱旋門とシャンゼリゼ通りの写真を撮っていた。


パリの街並み


凱旋門。横から


観光客がいっぱい


凱旋門で記念撮影


手前のアンケートを持った女性はおそらくスリの集団。
アンケートに応じてしまうと集団で囲まれわちゃわちゃして物をスっていくらしい。


あのシャンゼリゼ通り


シャンゼリゼ通りからの凱旋門


オーシャンゼリゼである


その後シャンゼリゼ通りをコンコルド広場の方面に向かって進んでいった。
途中でカルティエとルイヴィトンの本店があり、他にも名だたるファッションブランドのお店がシャンゼリゼ通りに並んでいた。
シャンゼリゼ通りは並木道があり、東京の青山通りに雰囲気が似ていた。もちろんシャンゼリゼの劣化版が青山といった感じだった。
とりあえずパリは道が広くスケールがとても大きい!そしてシャンゼリゼ通りにはゴミが落ちてなくてとてもキレイだった。


ルイヴィトンの本店


パリの道はとてもエレガントである


コンコルド広場までは結構30分近く歩いていたと思う。
途中シャンゼリゼ通りを右折して、建物の名前を知らずに、グラン・バレとプティ・バレという美術館の前を通った。
その後は突き当たりにセーヌ川が流れていたので、それを川沿いに歩き、コンコルド広場に着いた。
広場は恐ろしい程に広大だった。今までイタリア、ドイツと来たけどここまで広い広場は見たことがなかった。


セーヌ川に架かる橋。とても広い


セーヌ川とエッフェル塔


セーヌ川沿いで記念撮影


コンコルド広場。広い



○オルセー美術館に行く

そのコンコルド広場からの橋を渡って、川沿いに歩くと、オルセー美術館が見えてくる。
そこらの店でランチを食べてから13時くらいにオルセー美術館に行った。平日だったからか、全然並ばずにすんなり入れた。ちなみに入場料は12ユーロだった。
今まで美術館は色々見てきたのだが、あまり見方というか楽しみ方が分からなかったのだが、今回このオルセーで、美術館は見ていてとても面白いんだな~と感じるようになった。

オルセーはルノワールやマネ、モネ、セザンヌ、ゴッホやゴーギャン、ミレーなど、名だたる画家のオリジナルの有名な作品が展示されていた。
それを見ていると、何かとても色んな感情が直感として湧いてくるんだな~と思った。
別に有名な作品ではなくても、パッ見た絵で、これはいいなーと思うと、絵を細かく見るようになったり、その作者の別の作品も注意して見るようになる。
別に作者の今までの人生とか、作品が作られた背景とかはいらず、ただ直感で絵をみていけばいいんだな~と思った。

そこら辺、今までは絵画というものは、印象派や自然派など、そういった今までの絵の歴史や作者の生きた時代を踏まえた上で、作者がどういうことを思ってこの作品を書いたかとかそういう所を知らなければ絵画は見れないと思っていた。
そういった自分の中で絵画鑑賞の壁を作っていたような気がする。

音楽だとブリティッシュロックとかハードロックとか、メタルとか、そういう音楽が発展してきた流れを踏まえ、このアーティストのこの頃のアルバムがいいとか、結構ジャンルとか年代とかを気にして聞いてきたのだが、絵画もそういった所を気にしないと楽しめないのかなと思っていたのだが、別にそういうものはいらないんだなと思った。
本当にいい絵画を見て直感でいいなと思ったら、最初はそれをつまみ食いでも全然問題ないなと思うようになったので、そういう事前の知識とか煩わしいのを取っ払ってみると本当に楽しく見れることに気がつきました。

そんなんで、オルセーは純粋に絵画を見て楽しみました。
オルセーは結構広いのだが、3時間くらいで見れるちょうどいい広さで、作品も結構近代的なものが固まっているので、とてもコンセプトがしっかりしていて見やすい。
自分は宗教画はあまり得意ではないのだが、それもそこまで展示していなかったので、全体的に本当に見やすかったという感想である。
結構ゆっくり時間も満足に見ることができ、16時半くらいに出てきた。


オルセー美術館からルーブル美術館方面を見る


オルセー美術館の正面


オルセー美術館の側面



○ルーブル美術館に行く

その後、近くのカフェで時間を潰す。
金曜日の今日はルーブルは18時以降、26歳以下はタダで入れるという特別な日で、一緒に行ったサカイさんはその対象になっており、それを狙って時間を潰していたのであった。ちなみに毎週金曜日にその無料DAYをやっているらしい。そしてその無料DAYの日は21時半くらいまで開館しているのだった。
またルーブルは18歳未満の人がいつでも無料というなんかとても気の利いた美術館なのであった。もちろん自分は全く割引もされない年齢だが、すごい将来有望な若者に優しい所が芸術の都パリらしい。

そんなんで、17時半にルーブルに行き、あの有名なピラミッドの中に入り、時間を潰して18時に中に入ったのだった。ちなみにピラミッドの中までは無料で入れて、ピラミッドの中でチケットを買ってその先に美術館のエントランスがあるのであった。ちなみに入場料は自分は割引無しの12ユーロだった。時間が遅かったせいか、あまり並ぶことなくすんなり入れた。


ルーブル美術館が見えてきた。とても広い


ルーブル美術館のピラミッド


そんなんで、ルーブルは美術館に入る前から驚いたがとてつもなく広い!
広さで言うと有楽町から日比谷辺りの範囲が入る位の大きさでしょうか?その広さに4階層くらいにも渡って美術品が展示されてる感じであった。
1日ではとても見きれない程の作品が並びまくっている。じっくり見たら2日でも足りないかも知れない。
なので、ルーブルは始めから作品に目星を付けて決め打ちで見ていくことにしました。

見ていったのはミロのヴィーナス、サモトラケのニケ、そしてあのモナ・リザ、その他民衆を導く自由の女神、ナポレオンⅠ世の戴冠式、レースを編む女、とかその他色々だった。
待ち時間にマップを見てそれぞれの作品の置いてある場所を確認し、いい感じに鑑賞ができるルートを考え、その通りに無駄なく見ていったのだった。
やはり特にモナ・リザは圧巻だった。オリジナルしか出せないオーラというのをまとっており、本当に遠めから見て、アレがモナリザか~と分かったし感動した。人がいっぱい集まっていて、人ごみをかき分けながら何とか思い出に写真に収めたのであった。


ミロのヴィーナス


サモトラケのニケ


圧巻のモナ・リザ


民衆を導く自由の女神


ナポレオンⅠ世の戴冠式


ルーブルが広けりゃ絵もデカい


ルーブルはオルセー以上に広範囲の時代と、ヨーロッパの作品だけでなくエジプトなど、世界各国の作品を集めている。
そんなんで本当に興味ないものは興味ないし、また自分のあまり好きじゃない宗教画も多く展示されているので、ルーブルは作品数が多いのだが詰め過ぎで、ちょっと見る方が混乱してしまう美術館であった。
やはり作品数が多いだけあってオルセーを見ていて結構好きになったルノワールやモネ、ミレーなどの作品もしっかり展示されていたので、そういう近代の作品は見ていて面白かった。

そんなんで、一通り有名な作品を見て21時くらいに鑑賞終了。
オルセー、ルーブルと有名美術館をハシゴしたとても贅沢な一日だった。ルーブルはそこまでじっくりは見れてはいないのだが、それでも悔いなく全然満足だった。
その後は22時くらいに宿に戻ってきて今日一日歩き続けた身体を休めるのでした。。。
そんなんで今回の日記は以上☆
コメント
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