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読んだ本の感想と旅行の日記を書いていきます。
後、その他なんかあれば・・・

170冊目:「心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣」

2019-08-25 18:56:26 | 
総評:★★★★☆ 長谷部様!
面白い度:★★★★☆ サッカーの裏話が面白い。
読みやすい度:★★★★★ とても読みやすい。
ためになる度:★★★★☆ ためになる内容多数。
また読みたい度:★★★★★ これはぜひともまた見返したい。


長谷部様のめちゃくちゃ有名な一冊。

得るものが多そうだったので、満を持して読んでみることにした。


本の内容としては、とても読みやすい。
芸能人や有名人が書いている本は、基本ゴーストライターと呼ばれる人が書いていると思っていたが、
この本は、長谷部が自分の言葉で書いている本だな~と分かった。

すごい長谷部のパーソナリティーが分かるし、自分の好きなこととか、今までの育ってきた環境とかが分かり、とても面白く読めた。
一番面白かったのが、日本代表やヴォルフスブルクでの裏話的な内容だった。
自分はサッカーが好きなので、こういったW杯の時期にはこういったことがありましたよ。とか当時のチームはこうだったとかの話がとても好物なのである。

そんなんで、長谷部の人間性も知れて、とても面白かった本でした。

長谷部は本当にすごい人だなと思う。
サッカーはユース出身ではなく、高校のサッカー部出身という、変わった形でプロサッカー選手になっている。
それも卒業校の藤枝東高校は、サッカーでも有名だが、進学校としても有名という、かなりの名門に学力で入っていることにも驚いた。

そこから大学にも全然進むこともできるのに、高卒からプロサッカー選手になるという、本当に思い切った決断をしている。
その決断は本当にすごいと思うし、また、そこから1年くらいでJ1のチームのレギュラーに定着するという、すごい経歴を持っている。
本当にプロサッカー選手になってからは今まで以上の努力をしているし、自分を決して見失わなかったんだなと思う。

最近のドイツでの活躍もすさまじく、レギュラーに定着しチームを引っ張っていっている。
もう結構年齢的にもきつくなってきてもおかしくないのに、ドイツで活躍し続ける長谷部は本当に尊敬する。


そんな長谷部の本を読んで自分の中で心に残った内容と感想は以下の通りでした。
・30分の心を鎮める時間を作る
 →自分の時間を意識的に作ることは本当に必要なことだし、いいことだと思う。
  自分も前は瞑想する時間を取っていたのだが、最近は取れていないので、そういった時間も取っていきたいと思った。
・監督の手法を記録する
 →自分なりに気づいた点や、ほかの人のいいところをメモったりして吸収していくのはいいことだと思ったので、自分もそれ用のノートを買いました。(まだ使ってないけど。。)
・遅刻が努力を無駄にする
 →遅刻をしないことや時間を守ることが重要なことは年齢を重ねていくにつれて自分も分かるようになってきた。
  前は自分も遅刻をしていたりしたが、これを機にさらに気を付けようと思った。
・迷った時こそ難しい道を選ぶ
 →これは普通の人だったら簡単な道を選ぶと思う。自分でもそうすると思うが、こういった難しい道を選ぶことをルール化していたり、普通に決断できる人は本当に非凡な人になれると思う。自分も迷ったときは難しい道を選んでいけるように考えを変えていきたい。


そんな感じ。サッカー好きならとても面白く読めるし、そうでなくでもこの本は多くのことを学べるので読んでおく価値あり!と思った本でした。そして、さらに長谷部を好きになる一冊でした!
そんなんで以上☆
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169冊目:「漫画 君たちはどう生きるか」

2019-08-18 20:20:08 | 
総評:★★★☆☆ 自分は思ったよりそこまでだった。。
面白い度:★★★☆☆ ふーんという感じの方が強い。
読みやすい度:★★★★★ 読みやすい。
ためになる度:★★☆☆☆ ナポレオン。
また読みたい度:★★☆☆☆ もっかいはそこまでいいかも。


色々近況が落ち着いたので、めっちゃ久しぶりに読んだ本の感想を書く。

これはもう皆さんが読んでいるかな?くらいのベストセラーとなっている本。
普通に読んでみたかったのでメルカリで購入して読んでみた。

感想としては、池上さんが推薦するくらいの気づきや感動等は得られなかった。
「何を得るか?」は人それぞれだと思うが、自分は読解力が甘いのか、それ程深く読めなかったからか、あまり心には残らなかった。


内容としては「コペル君」という主人公が、叔父さんと関わっていく中で、普段の出来事や、友人との出来事を通じて自分の気づきや見識を深めていくという内容。
まあざっと書くとこんな感じ。

コペル君が作中で言っていた、「人間分子の関係、網目の法則」とかは、考えるとなるほどそうだとは思うが、コペル君が感じた内容と、この本を見てなるほどそうだと気付いた自分の感じた内容は結構天と地の差があるなあと思った。
コペル君の発見を叔父さんもなかなかいいところに気が付いたと言っているが。自分は中学生に入るあたりの年齢でそれに気が付くのはすごいが、
自分がそれをふと知った上で、「なるほど、それで何?」といった感想になってしまうのであった。

コペル君の気づきが自分にとっては、それからさらに何を考えればいいんだろう?となり、ちょっと置いてけぼりになってしまった。
もちろんこの内容が知った人にとっては大きな気づきになる人もいるのかも知れないが、自分はそこまでであった。
頭のいい人が、その気づきからさらに何かを気づくのかもしれない。

そんなんで、自分はめちゃくちゃ売れた本にしては、この本から何を気づいたり思うのが正解なのか?とちょっと腑に落ちない点があり、
この本のどこがそんなに売れた要因なんだろうとちょっと不思議に思ってしまった。


でも一つ大きく知れたのがナポレオンってすごい!ということだった。
何がすごいかというと、当時ナポレオンが作った「ナポレオン法典」が、現在世界の国々で作られている法律の大きな基礎となっている所であった。
物の所有権とか、現在普通に当たり前と感じている考え方が、この法典から発生していることが、とてもすごいと思った。
よくこの法律をナポレオンはしっかり考え出し、制度化できたなあと思う。

戦争をすれば負けなしの希代の戦略家でもあり、さらに法律を作る法律家(専門家に作らせたとは思うが)であり、さらにその法律をしっかり制度化し、実行する実行力を持った人でもあったということであるから、本当にこの人の才能というか人としての魅力?カリスマ性?や能力はとんでもなかったんだなと思う。
何らか神がこの世に遣わせた人ならざるものなのではないかと思う。

今になって知ったが、法律って本当にすごいものだなと思う。人を人たらしめるもので、その法律は基本的に弱い者を守る形で作られている。
法律は目に見えないが、人間が生きていく上での非常に重要なルールであり、人をここまで高度な生き物とさせているのも根底はこの法律というものがあるからだと思う。
まずは法律がなければ人に秩序はないし、人を人たらしめるためにまず初めに必要なものである。法治国家であること。これは技術よりも、宗教よりも、資本主義や共産主義とかなんかよりも何よりも一番になければいけないことだと思う。

キングダムで有名な秦の国もまず一番に目指したのは「法」であった。この「法」のルールを統一し秦を国家としたことにより、春秋戦国時代の「中華」の枠組みが決定し、それ以降の中国の大きさが決定したのだと思う。
その後の「漢」や三国志も、この秦の時代に決まった「中華」の領土を統一するかどうかの話なのであって、「法」でまず国家を作ろうと思った秦がなければ今の中国もいくつかの小国に分かれていたんじゃないかと思う。

そんな絶大な影響力のある「法」の重要性を知り、それを整備したナポレオンは本当にすごいなと思う。秦や秦の始皇帝もすごいなとも思うが。
そんなんで、ナポレオンについてとても興味を持つことができた本であったので、折を見てナポレオンをもうちょっと調べてみたいと思う。


そんなんで久しぶりの本の感想は以上☆
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