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読んだ本の感想と旅行の日記を書いていきます。
後、その他なんかあれば・・・

70日目:カッパドキア2日目。-気球ツアーに参加し、地下都市を見る-

2014-07-31 18:23:06 | 旅行
○気球ツアーに参加する

3時半に起きた。
気球ツアーのお迎えが4時に来るというので、頑張って起きた。

支度をした後、迎えを待っていたが、一向に来ない。
同じ宿から、違う代理店経由で申し込んだ人たちがおり、その人たちは次々と呼ばれ、ワゴンに乗って行った。
自分はまだ呼ばれないまま20分か30分程過ぎたと思う。

そしたら自分が申し込んだ、「ギョレメ・バルーン」のお迎えがやっと来た!
何やら自分の他にもう一人、ギョレメバルーンの申込みをしている人がいるらしい。
そしてその人はどうやら起きていないようだ。
宿のスタッフを呼んで、その人を起こしてもらい、ワゴンに乗った所で40分くらいを過ぎていたを思う。
寝ていたのは中国人の女の子だった。申し込んだんならちゃんと起きてろよ。。。と思った。

そんなんで、ただでさえ遅れており、またさらに寝坊で遅れてしまったので、その後迎えに行く宿にも急いで周り、あっという間に全員を回収し、ワゴンはギョレメバルーンの事務所に着いた。
途中で拾った中国人っぽい家族のお母さんが怒っていた。こんなに遅れてどうしてくれるの?とスタッフに詰め寄っていたが、スタッフもどうにもならない感じでクレームをうまくかわしていた。

そんなんで事務所にはいっぱい人が待機していた。
事務所には簡単なパンとかお菓子とかコーヒーとか色々つまめるものがあった。
それで軽くお腹を満たすと、すぐに自分の番号が呼ばれ、20人ずつ4台のバスに乗り込んだ。これから気球の乗り場に向かうらしかった。

そんなんで、気球乗り場についたら、ギョレメバルーン以外にも色んな会社が気球の支度をしていた。
もう既に空に浮かんでいるバルーンも結構あった。
気球に火を通したりして、結構辺りはうるさく、騒々しかった。

そんな中、すぐに気球に乗るように言われた。
気球に乗ると行っても、どっかしらが籠の一部が空いて乗り込むのではなくて、三脚を使って籠に上から乗り込むような形だった。
気球は5つのパーティションに分かれていて、中央のパーティションは気球を操作する会社のスタッフ。その周りに4つに分かれたパーティションがあり、そこに4~5人ずつ人が乗り込んで行った。
ちなみに、自分の乗った気球はアジア人しかいない気球で、日本人は自分しかいなかった・・・会社がアジア人の気球、ヨーロッパ人の気球を分けているんだと思う。


準備中の気球


気球に乗る人たち


飛び立ちそうな気球


飛び立っていく気球


そんなんで、いつ浮き上がるのかと待っていたが、なかなか浮き上がらなかった。中央ではスタッフが気球に火を通していて、その火が結構熱かったりした。
そんなんでシュゴーシュゴーと何回も火を通していたら、籠がズズズっと動いていった。
おお、浮かぶぞ!と思ったが、ホントにゆっくり浮かび出した。
気球はそんなにフワッと浮かぶわけではなくて、地表に着いたり着かなかったりを繰り返しつつ、徐々に浮いていくものらしかった。


気球に火を入れる


まだ準備中


ギョレメバルーン


ギョレメバルーンと他の会社のバルーン


そんなんで、ある程度浮かんだのだが、最初は全然高度を上げてくれなかった。
ギョレメバールンは5つくらいの気球を飛ばしていて、3つくらいはもう結構上にいて、自分の乗っている気球ともう一つが高度がずっと低かった。
10分以上、低めの高度でずっと浮かんでいるので、これ本当に上まで行くんだよね?100ユーロと安かったからここまでってことは無いよね?と結構不安になった。
スタッフの方は上にいる気球と何回も連絡を取っているので、どうやら会社ごとに上に行ける気球の数に制限があるのではと思った。


気球が浮いていった


日が見えそう


日の出と気球


そんなんで低めの高度でしばらくいる中、スタッフの人が、「Are you enjoy?」と、時々言ってくるのだが、自分はあまり楽しめていなかった。周りの人たちは「Yeah」とかって返すのだが、周りの人たちも同じような心境だっただろう。
もっと上に行かないんですか?と聞こうと思ったが、日本人は自分一人なので、あまりでしゃばるのは止めておいた。


○高度を上げて怖くなる

その後、どんどん高度を上げて行くようになった。
やはり高度が上がって行くと楽しい、今まで山に隠れて見えなかった朝日もしっかり拝むことが出来た。
そして眼下に広がるカッパドキアの幻想的な地形が上から見ていてきれいだった。
何がこんな変わった地形を造り出したんだろう?岩が本当に変な形で地上から伸びている。所々には穴があり、どうやら人が住んでいたっぽい。岩もキノコみたいに上に大きな岩が乗っかったような岩もあるし、これは本当に自然が造り出したのだろうか?と不思議に思う。
なんか宇宙人のような高度が文明が人工的に造り出したんじゃないかと思ったりする。自然が造ったにしてはこのカッパドキアにだけここまで変な地形が生まれるのがおかしいと思う。


上に上がっていった。スゴい地形


どんどん上がっていく


上から見るギョレメの街


まあそんなことも考えつつ、気球はどんどん高度を上げて行った。
スタッフの方は高度6000フィートに到達したと言っていた。6000フィートは1800メートルらしい。富士山の約半分にあたる高度だった。
しかし、ここまで上空に上がるととても怖かった。もう下は見れず、普通に外を見ているだけでもゾッとし、気球の籠の中にある捕まる所にずっと捕まっていなければ外を見れなかった。
マジでここまで上がると結構生きた心地がしないものである。もしここで何か起きたらもう一巻の終わりだろうなとそんなことをずっと考えていた、冷や汗も若干出ていたと思う。

自分は高所恐怖症ではないのだが、ここに来てさすがにゾッとせずにはいられなかった。
さっきスタッフの人に、調子づいて出しゃばらないで良かったなと思った。
前のダイビングでもそうだったが、上空にいるここでも生きた心地がしないという、下に行っても上に行ってもどうにもダメだった。
やはり人は地に足をつけて生きるのが一番!と思った。


キレイ


とてもキレイであった


まだまだ上がっていく


地形スゴッ


これちょっと怖すぎるっしょという高さ


高すぎ


そんなんで、6000フィートが最高到達点だったらしく、気球はそこから徐々に高度を落として行った。
ある程度下がるとまあまあいい感じに恐怖も薄れてきた。
最後の仕上げとばかりにパシャパシャと写真を撮りまくっていた。



記念撮影


かなり下がってきた


最後は、出発したギョレメからちょっと離れた所に行き、そこに気球を受け止めるトラックが迎えに来ていた。
トラックの広いとは言えない荷台に滑って行く気球をぴったりと止めてランディングしたのだが、この気球を止める技術はすごいなと思った。
しかし若干下りる時に木に籠をこすってしまっていた。。。
そんなんで籠から三脚とスタッフのお手伝いで皆さん脱出し、やっと地上に降りたのであった。


受け止めるトラック


気球を片付ける


気球から降りる


降りた所からの風景


その後、気球を片付け、なぜかオレンジジュースとシャンパンのカクテルで乾杯が行われた。何なんだろう?無事事故らなかったことのお祝いだろうか?
そしてその後、カッパドキアで気球に乗った証明書が配られた。この証明書も結構手が込んでいたりした。
また最後、帰りの車に乗り込む時に、離陸する直前に撮った写真が配られた。なお、タダではなく、1枚10リラ、2枚20リラ、3枚で25リラという、最後になってすごく商売っ気を出して来たのであった。
一応いい写真で映っているもんだから、2枚買ってしまった・・・あっちも買わせ方がうまいなあと思った・・・


シャンパンを準備する


スタッフの方達とシャンパン


乾杯


証明書とシャンパン


証明書。名前が間違ってる


そんなんで、ギョレメのオトガルに下ろされ、7時過ぎに宿に帰って行ったとさ。


○地下都市を観光する

その後、朝ご飯を食べ、ちょっと一休みして12時頃からデリンクユの地下都市という所に行った。
この地下都市は、カッパドキアには数々点在しており、デリンクユの地下都市とカイマクルの地下都市の2つが特に有名であった。
ちなみにそれぞれ地下10何階層にも地下に通路が続いており、デリンクユは地下8階層、カイマクルは地下5階層まで観光が可能であるらしい。
地下都市というのは男のロマンを何か刺激させる。まさかタクティクスオウガの死者の宮殿に似たようなものが現実にあるとは!とこれは是非とも行くしかないと思っていたのであった。ちなみに自分は一番深い所まで観光できるデリンクユの方に行くことにした。

ギョレメのオトガルから、バスに乗って、近くのノウシュビルという街のオトガルで下ろされた。所要時間は30分くらいで2.5リラだった。
その後、ノウシュビルのオトガルがらデリンクユ行きのバスが出ているのでそれに乗ってデリンクユに向かった。ちなみにそこからまた30分くらいかかり、こっちは5リラだった。
てか1つ街を経由して、さらに2倍くらいの距離を行くので、かなり遠かった。まさか片道1時間もかかるとは思わず、結構疲れた。

そんなんでデリンクユの街に下ろされた。地下都市の周りはしっかりと観光地化されていた。
色々レストランとか屋台とかがあるのだが、結構物価が高い。というかカッパドキアは全体的に安い店は無いと思う。。。
そんなんで、一休みしたい所何も買わず、そのままデリンクユの地下都市に入って行くことにした。ちなみに入場料は20リラだった。

地下都市は本当に地下に人が住んでいたような痕跡が残っていたのであった。
何よりもとても広い!地下に本当にアリの巣のように迷路が張り巡らされていた。本当に洞窟を探検している感じだった。
こんな地下にこれほどの空間や迷路を掘ることに驚愕し、まさかこんな所に人って住めるものなのか?と思い。人の適応能力の高さにひたすら驚いた。

地下5階くらいに行くと、結構広い空間になっていた。ここには地下に行く道と横に行く道、そして入って来た道とは別の上に行く道があった。
さらに地下に行く道を進むと、地下8階層まで下り、ここはさらに広い空間が掘られていた。ガイドさんによると、ここに協会や墓地などがあったらしい。
実際に行けるのはここまでだったが、本当にこれ以上は進みたくないくらい広い洞窟で、何のために住んでいたのか、そしてどんな生活をしていたのかが本当に不思議だった。一説によると核シェルターの為に掘られたという説もあるらしい。


地下へ行く階段


地下は結構広い所もあった


空気穴


広い空間


記念撮影


地下5階に戻り、行きとは別の上に行く道を登って行ったが、上にもとても広い空間があった。ここは学校や台所などに使われてたということ。
てかベトナムにもクチトンネルという地下に張り巡らされたトンネルがあったが、このデリンクユはそれとは比較にならない程の大きな規模であった。。。
クチトンネルで結構おどろいていたが、まさかここまでぶっちぎって上には上があるとは。。。とずっと驚きながら観光をしていた。

そんなんで14時くらいに地下都市の観光を終え、また1時間かけてギョレメに戻って行った。


○フェティエ行きのバスに乗り、最大のピンチを迎える

ギョレメに戻ってちょっと遅めのランチを食べた後は、宿に戻って一休みしていた。
そんで19時にギョレメからフェティエに向かうバスに乗り、カッパドキアを後にした。
カッパドキア、2日間しかいれず、まだまだ観光し尽くしていない所もあるが、2日間で観光できた所だけでもとても楽しかった。
トルコに来たらカッパドキアは是非とも行ってほしいスポットだと思いました。


ねこ


いぬ


ギョレメのオトガル


泊まった宿


色々絡まれたネイマール似のスタッフ


そんなんで、チケットを買ったMETROのバスに乗ったが、やはりUSBが使えなかったり、係員の対応がなかなかヒドかったりと、シンさんから聞いた通りにヒドかった。
一番ヒドかったのは、クーラーがあまり効かなかったことが、よく分からないが車内が結構暑い。
暑いよと誰かがスタッフに告げて、そこからエアコンの出力が上がったように見えたが、それでも時間が経つと暑くなった。

挙げ句の果てになんと!途中でバスがエンストを起こしてしまった!!さっきのクーラーの件といい、このバス自体が何かおかしいらしい。
21時くらいに外の道ばたに放り出され、修理をひたすら待っていたのであった。
一つ、こんなトラブルに合って良かったことは、放り出された所で星空がとてもきれいに見えたということだ。
周りには何もなく、ちょいちょい通り過ぎる車はあったが、ここでの星空はまさに満天の星空であった。
昨日のサンセット、今日の気球からのサンライズ、そして夜の星空と、カッパドキアでは色々空に縁があるのかなと思った。

しかし!なんとここで!!今回の旅行でも一二を争うピンチに会ってしまった!!!
インドからもらって来た食あたりが治りきっておらず、ちょいちょいお腹が痛くなっていたのだが、ここにきて最大の○○ピーに教われてしまったのだった。
周りには何もなく、そしてお腹が痛い。まだ耐えられるくらいの痛さではあるが、このまま治らなかったり次の休憩所に着くのが遅くなってしまうと本当にピンチであった。

いい感じにバスはエンジンがかかるようになり、バスに乗り込んだが、自分は腹痛で冷や汗が出てしまい、本当にキツい中、バスに乗って早く休憩所に着け~と思っていたのであった。。。


しかしまたバスがエンストを起こして止まってしまった。。。
マジかよ・・・とこの旅も年貢の納め時かと思ったら、なんとバスはガソリンスタンドの近くに止まっていたのであった!
慌てて外に出て、ガソリンスタンドの店員にトイレを借り、何とか最大のピンチを切り抜けられたのであった!!!
マジで本当にツイてる!!というかツイてたらそもそも腹痛にも襲われなかったと思うし、なんだかツイるのかツイてないのかよく分からない状況であった。。。

そんなんで、この腹痛はMETROのせいではないが、METROのバスにはもう乗らないと思います。
2階目の修理でバスはちゃんと走れるようまでには直ったが、クーラー問題を抱えたまままた道の続きを走るのでした。。。
そんなんで今回の日記は以上☆
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69日目:カッパドキア1日目。-レッドラインを観光する-

2014-07-30 20:23:57 | 旅行
○カッパドキアに着いて、宿を探し、気球ツアーを申し込む

ちょいちょい寝ては起きてを繰りかえしつつ、時間通り8時半くらいにはカッパドキアに着いた。
カッパドキアと言っても、カッパドキアは都市の名前ではない、地域の名前なのだ。
カッパドキアはべらぼうに広く、例えて言うなら東京23区はすっぽり入るくらいの広さはあると思う。
カッパドキアは言わば東京都みたいな一都道府県の名前で、その中に色んな街があるので、まずはその拠点とする街を決めなければならない。
自分は、「ギョレメ」という街を起点にしたので、バスはそこに着いたのであった。

ギョレメに着いてバスを降りてすぐに、そこら中奇岩が乱立していて、結構その光景に驚かされる。
カッパドキアに来たんだな~ってすぐに実感した。
ギョレメに着いたのはいいのだが、今日泊まる宿を予約していなかったので、まずはその宿探しから始まった。
トルコの帰省・観光シーズンのこの時期なので、さすがに宿は予約しておくのが当たり前だろう。しかし、チケットを取っただけで満足していて、宿の事ををうっかり忘れていた。やべっ!宿取らなきゃと思ったのはバスに乗る直前だった。


ギョレメに着いた


ギョレメの道


奇岩が多い


そんなんで明日泊まる宿はあるのかと不安を抱えつつバスに乗っていたのでした。
そんなんで、アゴラで借りてきた地球の歩き方を見ながら、ドミトリーのある安宿に行って、空きはあるか聞いてみた。
初めての街なので色々さまよいながら4軒くらい回ったが、どこも空きは無いとの事。まあ当たり前か・・・
でも1軒だけ、今日シングルルームなら空いてるよという宿があった。料金は45ユーロ、日本円にして約6000円。恐ろしく高い・・・

まあ本当に宿が見つからなかったらそこでもいいかと思い。最後に旅行代理店に聞いてみるかと思って、最初にバスが着いたオトガルに戻り、その周りの旅行代理店を当たってみた。
最初に声をかけてきたのが、「HIRO TOUR TRAVEL AGENCY」という旅行代理店のおっちゃんだった。
おっちゃんは胸毛がすごく、Yシャツからはみ出ていた。でも白髪の胸毛だったのでなぜかかっこ良かった。そしてどことなくトミー・リー・ジョーンズに似ていた。
この旅行代理店、なんか日本人をメインに扱っているらしい、ヒロというのは日本人の名前だよと言ってきた。このどう見ても欧米人のおっちゃんがヒロという名前なのだろうか?そこは聞けなかったのだが。

そして彼に今日泊まるホテルは無いかと聞くと、ぽちぽちと電話し、あるよ。とすぐにホテルを探してくれた。
1泊10ユーロ。恐ろしく安い。てかそんな安い宿が今の時期空いているもんなんだ・・・と思った。
でもパンフレットを見た所、結構きれいそうだったのでそこにした。
さらにおっちゃんは気球のツアーを勧めてきた。いくら?と聞いたら、普段は150ユーロなんだけど、今回は100ユーロにしてあげるよと言われた。
てか気球ツアー恐ろしく高いな!と思ったが、その値引き額もかなり割引していて、本当に大丈夫かいな?と思った。
とりあえずネットで相場を調べてから返事しようと思い、また後で回答するにしてもらって、まずは宿に連れて行ってもらった。

なんと15分後くらいに宿のスタッフが迎えにきてくれるというので、代理店で待って、普通に車で宿まで向かった。
そんな安い宿でこんなサービス本当にいいんですか?と疑心暗鬼感を隠せなかった。
そんなんで、着いた宿は、「The Dorm Cave」という宿で、オトガルから徒歩10分くらいのアクセスが良い所だった。
それも名前の通り、ドミトリーが洞窟をくり抜いた所にあり、かなり雰囲気があってオシャレだった。


洞窟の宿


宿の近くの一角


いぬ


本当にこんなキレイな所が10ユーロ?と確認したが、スタッフのお兄ちゃんはそうだよと言っていた。
ちなみにこのスタッフのお兄ちゃん。自分が日本人と分かると、「ジャパニーズ」とか「ジャポン」とか言ってきて、何かと、「ジャポン、ハウアーユー?」とか聞いてくるなんか気さくな兄ちゃんであった。
それも何か質問されて答えるとまず「オーマイガー」と連発する、本当につかみ所のない人であった。そしてちょっとネイマールに似ていた。
イスタンブールのオトガルの兄ちゃんといい、トルコ人ななんか気さくな人が多い。

ちなみにこの宿、韓国人宿らしく、自分以外はほぼ韓国人で、若干中国人もいたが日本人の宿泊客は自分一人だった。
そんなんでちょいちょい絡んでくるのは日本人がめずらしいからなのだろうか?兄ちゃんにちょいちょい絡まれていた。
そんなんで、宿が決まってまずは一安心。問題が一つクリアされた。
その後、シャワーを浴び、さっぱりした後、今ごろ同じようにカッパドキアに着いているシンさんにFacebookで連絡をした。が、返事はしばらく帰ってこなかった。

ネットで調べた所、気球のツアーは100ユーロから160ユーロくらいの相場らしく、旅行代理店のおっちゃんが言っていた値段はかなりお得だったので、自分は先にオトガルに行って気球ツアーを申し込む事にした。ちなみにシンさんはお金がないので、一緒に行動するのは今日だけという事になっていた。
んであの旅行代理店に行ったが、あのおっちゃんがいない。外にいるのかなと思ってトミー似のおっちゃんを探したが、同じようなおっちゃんが結構外にいるので顔が思い出せなかった。しかしYシャツからはみ出た胸毛を見て彼を判別する事ができた。

んで彼に速攻で気球ツアーを申し込んだ。
やはりあまり公には出来ない価格らしく、1枚目のレシートには150ユーロと書き、下の自分にくれる複写のレシートには100ユーロと書いて、見事100ユーロでの申し込みが出来たのだった。このおっちゃんなかなかやるなあと感心した。おっちゃんはその後、他の旅行者とは価格の話はしないでねと口止めをしてきた。
ちなみに100ユーロは280トルコリラ、日本円で約14000円。やはりかなり高い、がカッパドキア来たらやっぱりやっておくしかないなと思って申し込んだのだった。


○バスのチケットをゲットする

そんなんで明日の気球ツアーは決まった。
んでオトガルにいるので、次は明日カッパドキアを離れるバスの予約をしようと思い。次の目的地、「カシュ」という所のチケットを探す事にした。
ちなみにカシュは小さな街なので、「アンタルヤ」という所のチケットを買い、そこを経由して向かう必要があった。
そんなんで、アンタルヤ行きのチケットを探すが、バス会社の方が調べた後で「フル」と言われ、どこも満席なのであった。
てか、ここからアンタルヤも旅行シーズンかい!と思って、これまた予想外の展開に困ってしまった。というか自分の無計画が今までの問題を引き起こしているのではあるが・・・

アンタルヤはトルコの一大リゾート地で、夏は各地から旅行者が詰めかけるらしい。そりゃあ混みますわな・・・
でも自分はアンタルヤはあくまで経由地で、その先のカシュに行きたいのだった。
旅行代理店のおっちゃんに相談すると、アンタルヤに行きたいんなら、その手前に「コンヤ」って街があるから、そこまで行けばアンタルヤ行きのバス会社がいっぱいあるから、そこに行くといいよと言われた。
このおっちゃん、本当にやさしい、、、インドを離れてここトルコの人のやさしさに本当に感動しました。

そんなんでコンヤに行くバスを探すも、どこのバス会社でも「フル」と言われた。
「フル」の発音だが、「フ」を強く発音し、「ル」はほぼ発音しないので、厳密には「フ(ル)」みたいな発音になる。
そんなんで、バス会社の人の回答の「フ」を聞いた時点で、そうですか・・・と悲しく後にするのであった。
その後、どうしようかと近くの喫茶店でwifiをつないで色々思案に暮れていた。

そんな中、シンさんからの連絡が来る。
10時半頃に今やっと宿に着いたらしい。んでその後、自分が今いる喫茶店で合流した。
聞くと、バスが来なくて一旦は運行しないと言われたが、その後待ってたら何とか3時間遅れくらいに運行する事が決まって、今やっと着いたらしい。結構散々だなと思った。彼のバス会社はトルコでも一番大きいと思われる「METRO」という会社だった。
大手でも色々サービスが悪かったり、USBから充電できなかったりと、結構散々なバスだったらしい。

そんなんで、シンさんと色々話し合って、今日はレンタルバイクでカッパドキアのレッドラインという所を回る事にした。
カッパドキアには、3つの大きな観光エリアがあって、それぞれレッドライン、ブルーライン、グリーンラインと名前がついてある。
その中でもレッドラインが一番範囲が狭く、奇岩がたくさん見れるオーソドックスな観光エリアなので、今日はそこを見る事にしたのだった。

んでレンタルバイク屋さんに行ってみる。
話を聞くと、4時間、6時間、8時間と時間で値段が変わるらしく、レッドラインを周るには6時間が最低必要との事。
なので、6時間のレンタルを申込み、またカッパドキアではサンセットを見るのもとても素敵らしいので、それも見る事にした。
日の入り時間は今日は20時頃らしいので、逆算して14時半からレンタルをする事にした。ちなみに6時間で55リラだった。
そんなんで、14時にまたここのレンタルバイク屋で待ち合わせする事にし、一旦解散した。

その後、自分は明日のバス会社のチケットをどうしようかと思案の続きを暮れていた。
アゴラから借りてきた地球の歩き方を見ると、アンタルヤの他に、「フェティエ」という街からもカシュ行きのバスが出ているとの事。
そんなんで、フェティエ行きのバスがあるかを改めて聞いて行く事にした。
そんなんで、「METRO」の会社に当たってみたら、案の定フ(ル)と言われるかと思いきや、なんと今ちょうど空きが出たとの事。

マジか!と思い、スタッフの人に急かされながらすぐに申し込んだ。
渡りに舟とはまさにこのことだ。なんか色々ツイているような気もしないでもない。そして料金は70ユーロ。思った以上に高くてびっくりした。イスタンブール行きと同じ料金じゃないかよと思った。
まあでも最大手のMETROだから仕方ないかと思って、チケットが見つかっただけでも良しとする事にした。


○レッドライン観光をする

いったん宿に戻り、一休みし、14時にレンタルバイク屋で待ち合わせをした。
そんで色々説明を聞き、バイクを借り、いざ、レッドラインの観光に行く事にした!
ちなみにバイクをタンデムで乗り、周ることになった。一応自分が運転手を担当し、シンさんはナビをする事になった。
そんなんでちょこっと走り出したが、タンデムではあまり運転した事がなく、そして慣れないバイクとあまり舗装のよろしくない道路で、運転は結構怖かった。なので、本当に安全第一でゆっくり運転していった。


記念撮影!(これには乗っていない)


タンデム!


奇岩!


奇岩!奇岩!


記念撮影


記念撮影2


地形がスゴい


奇岩の群れ


でもバイクで走り始めたが、とても気持ちが良かった。周りは奇岩だらけで今までに見た事の無い光景が広がっていて、ちょっと丘を越えるとまた違う奇岩が目の前に現れる。本当になんだここは?という程の大地だった。
ちょいちょいバイクを止め、そこらの丘に登っては色々写真を撮っていた。
途中道を間違えちゃった事に気づくも、何とか修正し、キノコ岩で有名な場所や、ローズバレーというピンク色に染まった谷や、ラクダ岩、そして三姉妹の岩という有名所を次々に見て行った。


キノコ岩


キノコ岩その2


ラクダ岩


三姉妹の岩


絶景!


てかレッドライン、カッパドキアで一番狭い範囲の観光コースではあるのだが、とてつもなく広い!!
普通にバイクで走っても名所から名所まで10分とか、20分とかかかる距離にあった。それもその間には信号が無いので、ひたすら走ってその時間だった。
カッパドキアではレンタサイクルも出来たりするのだが、自転車を借りたら本当にレッドラインでも一日はかかる気がする。てか徒歩で観光するなんて問題外である。
東京で言えば足立区、北区、荒川区、台東区、葛飾区、江戸川区辺りをまとめた広さでしょうか?
これがカッパドキアの一番狭いエリアです。一番広いエリアのグリーンラインだったら、縦だけで足立区から大田区を超えて神奈川県に入る当たりの距離まである気がする。

そんなんで、一旦ギョレメには18時半くらいに戻ってきてカフェで一休みした。
ちなみにこのカッパドキアのドライブがとても贅沢だった。信号の無い道をひたすら走り、周りは見た事も無い光景が続いている。
運転していて本当にテンションがあがる。
前に日本の「箱根ターンパイク」をバイクでツーリングに行った時に、道を走っていて見える富士山や芦ノ湖、またある所では空しか見えなかったりと、本当にすがすがしく楽しいドライブをした事がある。
あんなツーリングをまたしたいな~と思っていたのだが、それに勝るとも劣らないこのカッパドキアのツーリングだった。
ひたすら贅沢。そんな言葉がとても当てはまった時間だった。


絶景スポットからの眺め


その後、19時過ぎにまたバイクを走らせ、カッパドキアで有名なサンセットポイントに向かった。
サンセットポイントには20分くらいで着いた。結構人が集まっており、1名につき2トルコリラを徴収された(笑)。
集まっている人の中にはウェディングドレスとタキシードを来たカップルも2、3組来ており、記念の写真を撮っていた。
カッパドキアのサンセットと撮るウェディング写真なんて、とても贅沢だなあと思った。自分もこういう写真を撮るのもまだこれからなので考えてみようと思った。


サンセットからのウェディング


サンセットポイントには人がいっぱいいた


もう一つ


サンセットと自分


暮れていく太陽


きれい


日が沈む直前


そんなんで、旅行に来て初めてと言っていいくらい、雲のない景色の向こうに沈む夕日を見た。
ここまでしっかりサンセットを見るのは初めてだった。カンボジアでもサンセットは見たのだが、途中に雲があって、日が落ちる時は曖昧な感じで落ちて行ったので、今回はしっかり見る事ができた。
かなり感動的な光景も見れて、本当に終始満足したレッドライン観光をする事が出来た。

満足感に浸りつつ、最後、日が暮れて暗くなった道を何とか安全運転で帰り、20時半頃にレンタルバイク屋にバイクを返した。
本当にこのレッドラインの道は結構道の起伏が激しく、砂利道もあり、そしてタンデムだったので本当に危険だったが、何事もなくバイクを返せて本当に良かった。
自分のドラテクも上手くなったもんだと自分で自分を褒めたいと思いました。

そんなんで、シンさんと別れ、宿に帰り、明日の気球ツアーも早いので早めに眠りにつくのであった。
てか今日の日記は長すぎた!色々面白い事が続いていたので、色々書いてしまったが、こんなんで以上☆
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68日目:イスタンブール4日目。-サバサンドを食べてカッパドキアに向かう-

2014-07-29 13:40:07 | 旅行
○サバサンドを食べに行く

いつもの通り7時半に起きた。
8時にまた例の豪華な朝食を食べた。

今日はなぜか日本人観光客が多く、昨日こちらに来た日本人の方2人と一緒に朝食を食べた。
1人がナカさんという女性で、世界一周旅行の8ヶ月目くらいという猛者。これから東南アジアに行って日本に帰るらしい。
次はタイに飛ぶというので、タイ、カンボジア、ベトナムの良い所をいっぱいお伝えてしておきました。
もう1人がツボイさんという男性で、シェフの方。来年同業者の方3名と名古屋でお店を開く予定があるらしい。
ツボイさんはデリーからイスタンブールに飛んできたが、デリーからの荷物がこっちに届いていないらしく、結構困っていた。

ツボイさんはデリーでもサンタナを使っていたので、インドではニアミスのようだった。トルコの後は日本に帰国するらしい。
そんな3人で色々な話をした後、話の流れから、ツボイさんとイスタンブール名物「サバサンド」を食べに行きませんかということになったので、その後、一緒に外出した。
ナカさんも同じ方向に用があったので途中まで一緒に着いてきてくれた。

そんなんでインドのバラナシ話に花を咲かせつつ、イスタンブールの旧市街と新市街を結ぶ、「ガラタ橋」という所で、一旦解散した。
12時にもなっていなかったので、まだサバサンドを食べるには時間が早いということで、一旦自由行動にしたのだった。
んで自分は今まで見かけたATMで昨日からの現金の引き出しをチャレンジした。
なんと!とあるATMで現金を引き出す事が出来たのだった!!
結構よく分からない銀行で、PLUSマークも書いてなかったATMで下ろす事ができた。まあこれはこれで特に変な事は起きないだろう、と思う。
まさか引き出せるとは思っていなくて、最後現金がニュッって出てきた時には予想外の事に驚いた(笑)


ガラタ橋の方に向かう


ガラタ橋前の広場


路地。緑のロゴの銀行のATMでやっと現金を引き出すことができた


そんなんで、待ち合わせ時間まで時間があったので、イスタンブールの街並みを眺めていた。
ていうかイスタンブール。本当にきれいすぎる!
すぐ近くにはなかなかきれいめな海があり、海の向こうにはポルポラス海峡というのを挟んでアジア側の街並が見える。
こちらのヨーロッパ側も新市街の方なんて坂の所に家やら灯台やら色々な建築物が並んでいるので、本当に眺めがいい。
旧市街の方を見ても所々きれいなモスクが見えて、とても歴史を感じさせる。
周りのお店もオシャレだし、道にはゴミがあまり落ちていないし、トラムが街中をいい感じに走っている。
人もなんだか陽気で、この街並みはずっと見てても飽きないな~と思った。


ガラタ塔が見える


モスク


人がいっぱい


12時にツボイさんと合流し、海沿いに出ているというサバサンドの屋台を探した。
ちなみにサバサンドというのは、あの「鯖」をバンで挟んでサンドイッチにしたもので、パッと聞きミスマッチなように感じるが、食べてみると意外と病みつきになるという日本人御用達の名物料理?なのであった。
海沿いを歩くと、日本でかいだ事のあるあの懐かしい匂い。鯖の焼ける匂いが漂ってきた。海外に来て焼き魚なんで食べてなかったので、とても懐かしかった。

そんなんで、屋台ではサバをしっかり焼いていました。本当にいくつも焼いていた。日本人だけでなく、現地の人もたくさん訪れていてサバサンドを食べていた。
ちなみに6トルコリラ。パンにレタスと玉ねぎとサバを挟んだシンプルなサンドイッチだった。
食べてみると。うん。意外に合う。
おいしかったのだが、しかし何よりもここでは白米が欲しくなった。パンもいいかもしれないが、やっぱりサバは白米で食べるのが一番だなと思った。


イスタンブールの海とガラタ橋とガラタ塔


記念撮影


モスクがいっぱい


てか最近本当に日本食が恋し過ぎて仕方がない。
トルコでも「SUSHI」という看板があったりするのだが、それを見るととてもお寿司が食べたくなってしまう。
最近お腹を壊した時も、日本から持ってきたインスタントみそ汁を初めて食べたが、その食べ慣れたみそ汁が胃にしみ込んで行く感覚は本当に感動した。日本食って本当に胃に優しいんだなと思った。
またFacebookでもラーメンの写真とかの投稿があるが、あれを見ると本当に食べたくなってしまい、うぉーヤバい!となってしまうので、本当にFacebookに食べ物の写真は投稿しないで欲しいものである。

そんなんでサバサンド、結構量が多く、自分の食あたりからまだ治っていない身体では結構キツかった。
お腹が重くなってしまい、もう歩けないとなり、自分だけ先にトラムに乗って宿に帰ってきてしまいました。。。
宿に戻ってきてからは、ひたすら休憩していた。
そんなんで、今日の昼間は近くを歩いてサバサンドを食べただけになってしまった。。。


たくさんのサバを焼いている


サバサンドを食べる



○オトガルに向かう

その後、夕方の5時に別の宿に泊まっているナカジマさんとシンさんと合流し、カッパドキアに行くバスに乗るためにオトガルに向かった。
オトガルには6時くらいに着いた。
周りのバス旅行会社には待ち合いスペースというものがあり、一番大きい会社、「Metro」の待ち合いスペースに行って、クーラーの効いている中wifiをつなげ、ネットをして時間を潰していましたとさ。


待合所で記念撮影


ていうかこの待ち合いスペース、インドと比べると本当に天国のような居心地だった。
とてもきれいで涼しく、中では軽食が売っており、wifiは速く、電源も使うことができ、何一つ不自由の無い環境に、ここに泊まれるわ・・・と思った。インドから来ると色んな事に感動できます。(笑)
そんなんで19時半くらいにナカジマさんと別れ、シンさんとは一旦解散し、自分はチケットを取ったバス会社に行ってバスに乗り込みましたとさ。

バスもかなりきれいで、USBの充電もできて結構快適だった。さすがトルコ。
そして座席はしっかり満席だった。今思うと良く取れたなと思う。
そんなんでバスは20時半過ぎにカッパドキアに向けて出発しましたとさ。。。
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67日目:イスタンブール3日目。-チケット探しとATM探し-

2014-07-28 16:28:49 | 旅行
○カッパドキア行きのバスチケットを探す

8時に朝ご飯を食べた。
アゴラの朝ご飯は昨日のオリエントYHよりさらに豪華で、手作りのケーキやらハム、チーズとかがモリモリだった。
ここまでの朝食は今までの旅の中で初めてだった。さすが結構値段が高いだけある。。。

朝食をこれでもかとばかりに食べ、8時半くらいから、昨日行こうと決めていた、バスターミナルのオトガルに行く事にした。
オトガルは空港からここスルタンアフメット地区まで来た道のりの途中にあり、1時間くらいでついた。
朝も早かったので、バス会社のカウンターが空いているか心配だったが、バスターミナルは24時間空いているっぽく、かなり活況に人が溢れていた。

そんなんでオトガル駅の地上に上がると、なんと360度、バス会社だらけ!
こんなにバス会社があるの?くらいに建物とカウンターがあり、マジでどこから行っていいのか迷ったが、一応端っこから攻めてみる事にした。
そんで「I want to buy a ticket for kappadokya tomorrow」と言ったら、普通に「NO」と答えが返ってきた。
この邪険な扱いっぷりに結構へこんだりした。
でも背に腹は代えられないのでへこたれず他の店にも言って色々聞いたが、取り合ってくれない所もあった・・・


オトガル


バス会社だらけ


その中、なんかちょっと丁寧に扱ってくれるバス会社があった。
なんかカッパドキアに行きたいらしいんだけど、とカウンターの人がそこら辺のもう一人の担当者につないでくれた。
そしたらその担当者はにやにやしながら自分の方をじろじろ見た後、アーユージャパニーズ?と聞いてきた。
イエスと言ったら、自分にはジュンコという名の日本人の友達がいるよと言ってきた。

そんな事はどうでもいい、チケットは取れるの取れないの?とそこが気になっていたが、ジュンコさんっていう友達がいるんですね~と適当に話を合わせておいた。
そしたら、カッパドキアは向かいの○○という会社に行きなと言われた。
なんか担当者がへらへらしていたので、この人の情報は大丈夫か?と思っていたが、360度の向かいの方に言ってみると、言われた通りの会社が見つかった。

んでそこの会社に行って、カッパドキアのチケットある?って聞いたら、今度は24番の会社に行きなと言われた。
バス会社は全て窓口に番号が振られており、24番の会社を見つけて、カッパドキアのチケットを聞いてみた。
そしたらなんと!!!チケットが取れるとの事。
普通に70トルコリラだよと言ってきたので、嘘?と思って驚いた。

そんなんでなんと!超忙しいこの時期に、カッパドキア行きのチケットをゲットする事ができました。
それもツアー会社が間に入っていない正規料金!日本円にして3500円だった。
まさかこんなにすんなり取れると思っていなかったので、本当に嬉しかった。何事もやってみるものだと思いました。
てかすんなりとは行かなかったが、マジであのへらへらした担当者神!と思いました。

その後は今までの疲れもあり、寄り道をせずすぐに帰って行きました。
んで宿が高かったが、ここに連泊をすることにし、手持ちのトルコリラが無くなりかけていたので、ATMでお金を引き出す事にした。


○ATM探しに奔走する、その2

ATMに行って引き出そうとしたら、なんかカードを受け付けてくれなかった。
そんなんある?と何回か試してみてもダメ。ちょっと今日はその後、「トプカプ宮殿」という観光名所を見たいと思っていたのだが、ここの入場料を手持ちの現金では払えそうにないので、現金が引き出せるATMを探すのが先決となった。
ちなみにATMは空港に着いた時にある程度トルコリラを引き出していたので、トルコでのATM使用の実績はあるにはあった。
しかし空港にあったATMの会社を忘れてしまっていた。

そんなんで、昼からまた外にでて暑い中ATMを探した。
ATMはどこにでもあると思っていたが、いざ探してみると全然なかったりする。
結構歩いて見つけたATMはさっきカードが使えなかった会社と同じだったりして、本当にATM探しに苦労した。
その後、いくつかATMが並んだ所を見つけたりしたが、そこもダメ。4社くらいのATMを回ったが、どこもダメだった。本当に不毛な時間を消費していたと思う。


お店の通り


ねこの家族


こねこ


本当によく分からず、いっこうにATMが見つからない&引き出せないなどで、かなり困っていた。
一応お腹のベルトの中には現金1万円と、70ドルが予備で残してはあったので、やむなく70ドルを換金する事にした。
ドルのレートは2.00だったので、140トルコリラになった。現金をゲットして、今日の状況はそれなりにしのげそうだったが、その後の現金がないのがとても不安であった。

新生銀行のホームページを見てもそこまで変な表示とかは見つかってないので、ラマダン明けの今の時期もあって、トルコでは引き出せないのかな?となんかよく分からない状況に不安になりました。
ちなみにネパールでも同じような状況になった事があり、その時は色々なATMを試したら引き出せるATMが見つかったので、citibankや結構国際的な銀行のATMがあると絶対引き出せると思うのだが、なぜかトルコにはそれが無かった。。。本当にそれが不可解に思えました。
キャッシングのカードも色々試してみたりして、新生銀行からの引き出しが無理だったらキャッシングしかないなと思い、一旦問題は先延ばしにした。


19時から昨日一緒に話したナカジマさんとシンさんと合流し、一緒に質素な晩ご飯を食べた。
二人は世界一周旅行でお金を節約しているらしく、自分も今の状況があり結構節約しなければいけないので、そこら辺でパンを買って飲み物を買ってホテルの前で食べながら色々しゃべっていた。


夜のブルーモスク


その後、21時に帰ってきて色々ダラダラして過ごしましたとさ。
そんな感じ、問題が解決したと思ったら今度は次の問題が浮上してきた。。。旅行ってこんなものかもしれないですね。
そんなんで以上☆
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66日目:イスタンブール2日目。-イスタンブール観光をする-

2014-07-27 01:05:05 | 旅行
○ブルーモスクを観る

朝起きて、朝ご飯は8時からだったのだが、その前に、今日泊まる宿を変えるために、昨日目星を付けておいた別の宿に行った。
宿の名前は「アゴラゲストハウス」と言って、昨日ネットで調べた中で結構評価が高かった宿だった。
一応今日のドミトリーは空いており、料金は47トルコリラだった。昨日から泊まっている宿は50トルコリラなので、そんなに値段としては変わっていない、が、一応この価格帯がここら辺の相場なんだなという事が分かった。

その後宿に戻ってきて朝ご飯を食べる。
朝ご飯は結構豪華で、パン、ヨーグルト、コーンフレーク、キュウリ、トマト、チーズなどがバイキング形式で食べられた。
昨日からお腹の調子はまあまあ良くなってきていたので、この朝食で体内の食物を総入れ替えしてやろうと意気込んで食べた。


泊まった宿の屋上


屋上から見える海


その後、10時にチェックアウトし、荷物を置かせてもらい、近くの観光名所、「スルタン・アフメット・ジャーミィ」、通称「ブルーモスク」と言われる所に行った。
ここは昨日宿に行く途中にも見えていて、かなり荘厳な建物だったのでかなりの観光名所だなと思っていたのだが、イスタンブールでは1、2を争う程の有名な場所だったらしい。
前の広場には朝から観光客がたくさん訪れていた。


ブルーモスクの前の広場


人がいっぱい


ブルーモスク前の噴水


このブルーモスクはイスラム教の建築らしく、遠目から見てもかなりの雰囲気がある。インドのタージ・マハルもイスラム教の建築物らしいのだが、イスラム教の建物ってかなり美しいんだなと改めて分かった。イスラム教を今までナメていました。。。
ブルーモスクは入場無料らしく、すんなり中に入って行けた。中の中庭っぽい所もとても広く、スゴくオシャレな感じであった。


ブルーモスクの中庭


中庭からブルーモスクを眺める


その後は裏の入り口からモスク内部に入ろうとした。
ちなみにブルーモスクの正面には、こんな服装の人は入っちゃダメだとよいった看板が立ててあり、ハーフパンツ、サンダルを履いた男の人が×となっていた。見事に今の自分の服装なんですけどと思い、ちょっと入るのを躊躇した。ちなみに女性はノースリーブを着て、スカートを履いた人が×となっていた。

でも周りの観光客を見てみると、まあまあハーフパンツでサンダルを履いた人がいるので、今のこの服装でも入れるんじゃないかと思い、そのままモスクに入る列に並んでいた。
ちなみに周りの女性も結構肌を出している人がいたのだが、列を進んで行くと、なにやら女性にはストールが貸し出されているようだった。
そんなんで女性はだいたいストールで肌を隠して入っていた。
男もストールが貸し出されているらしかったが、自分は前の同じ服装の観光客の人がそのまま入っていたので、それに付いて行った。
そしたら何も言われるモスクの中に入る事が出来た。ちなみに靴は脱いて入る事になるので、サンダルでも問題無いっぽかった。

モスクの中に入ったが、中もとてもきれいで、本当に中も神聖な雰囲気が漂っている場所だった。ステンドグラスもきれいで、午前中の明るい光が中に差し込んできて、とても良い光景だった。
外からの外観もいいが、中の内観もとても素晴らしく、ここはかなり満足しました。しかも入場は無料。
寄付は随時受け付けているらしいが、かなり太っ腹な観光名所で、イスラム教って半端無いな!と感動しました。
イスラム教の建物がここまでデザイン的にも洗練されていた事を今まで知らず、機会があったら今度調べてみようと思いました。
ちなみにトルコでは人口の99%イスラム教徒らしい。欧米人っぽい人々がいっぱいいるのだが、ここはイスラム圏のど真ん中なんだな~とそういった事も改めて分かりました。


ブルーモスク内部。ステンドグラスがキレイ


ブルーモスクの中で記念撮影


ブルーモスクの祈祷エリア



○アヤソフィアに行く

ブルーモスクを出た後は、広場を挟んで向かい側にある、「アヤソフィア」という博物館に行った。
ここも入場する観光客が結構ごった返していた。ここはキリスト教?ゆかりの建物を博物館にしたものらしく、壁画にはキリスト教のモザイク画が書いてあったりした。
ちなみにアヤソフィアは入場料はしっかり取られて、30トルコリラだった。結構高い。
アヤソフィアは外観がとてもきれいで、ブルーモスクに負けないくらいの存在感を放っている。ここはビザンツ建築の最高傑作とも言われている博物館らしい。

中に入って行ったが、まあまあ中も雰囲気があった。しかしやはりかなり年期が入っているっぽい内観であった。モザイク画もそのままの状態で展示されていてかなり損傷が激しかったりした。
でも壁や柱などの建築物の一つ一つが年期が入っており、そういう建築に興味がある人はとても惹き付けられるんじゃないかな、と思う。
自分は博物館の類は実はそこまで興味深く見れなかったりするので、40分くらいさらっと見て出てきてしまった(笑)
まあ全体的にはアヤソフィアよりかはブルーモスクの方が良かったなという感じでした。でも外観は本当にどちらもスゴいです。


アヤソフィア


アヤソフィアの祈祷エリア


アヤソフィア内部


その後は宿に戻って、13時くらいからちょっと日本の友人とskypeをした。
時差は6時間で、友人達が集まって隅田川の花火大会を見ていた所をskypeで参加させてもらったのだ。
skype越しに見る浅草の街並みと花火はそれなりに情緒があった。もちろん東京に帰りたくなったのは言うまでもない。
そんなんで、久方ぶりだが、友人達との再会を楽しんだのであった。


○グランドバザール、地下宮殿に行く

その後は今日泊まる宿にチェックインし、荷物を置いて、観光の続きに出かけた。
ちょっと狭い路地の途中にあった店でランチを食べた。
チキンポーションという、チキンの肉を削ぎ落としたものにトマトやピクルスやポテトやらが乗っているプレートを頼んだ。
そしてトルコではパンが付け合わせで出てきて、こちらは無料で食べられるのであった。

結構油がスゴく、食当たりから治りかけている状況でこのランチは結構キツかったが、頑張って食べて、パンだけ少し残してしまった。。。
ちなみに結構ボリュームがあったのだが、これで7トルコリラでコスパはすごかった。


その後は道を抜けた所にある先の、「グランド・バザール」というマーケットを観に行った。
ここはイスタンブールで一番大きいマーケットで、色んなお店が中に入っていて、お店は4000軒以上もあるらしい。
普通に1件1件見て行こうとすると1日では到底足りないくらいの広さであった。
特に何を買う訳でもなかったので、このグランドバザールの中で今まで換金できなかったインドルピーを全て換金した。

このグランドバザールは両替のレートがかなり良く、周りにも両替屋さんがあったが、中の両替屋は周りと比べ物にならないくらいの高レートだった。
ちなみに3130ルピーをトルコリラに換えたのだが、外の店では69リラ、85リラと言われたが(結構ムラがあった)、中の両替屋で聞いたら93リラになったので、そこで換える事にしたのだった。
なので、イスタンブールの両替はグランドバザールの内部がオススメです。決してその周りで両替しないように!


グランドバザール内部


ねこ


その後、1リラで利用できるトイレを利用してグランドバザールを後にした。トイレはお金がかかるだけあって、かなり快適な便をする事ができた。


その後、ちょっと道を歩きブルーモスク方面に戻り、「地下宮殿」という所に行った。
イスタンブールの地下には貯水池が建設されており、その貯水池には柱が何本も立てられて天井を支えており、さながら宮殿のようなので地下宮殿と呼ばれているのであった。
ちなみに地下宮殿は入場料は20トルコリラだった。ここも結構高い・・・
そしてここはさらに奮発して5リラの日本語の音声ガイドもつけたのであった。

そんなんで、ふむふむと地下宮殿の見所などを聞きながら、滑りやすい足下に気をつけ、30分くらいで出てきたのであった。
ちなみに地下宮殿に立てられた柱とその空間は結構雰囲気があって良かった。それも予想以上に広く、イスタンブールの地下にこんな広大な空間が広がっているんだとまた新しい一面を見た気がした。


地下宮殿


メドゥーサの像



○カッパドキア行きのチケットを探す

その後は宿に帰って一休みする。
宿は日本人スタッフも常駐しており、色々イスタンブールの情報を聞いていたのであった。
そしたら今は、イスラムの一大イベントである「ラマダン」が終わった後で、トルコでは今日からの土日と、その後3日間は休みになり、さながら日本でのお盆休みのように盛り上がる?とのこと。


泊まった宿


昼下がりのブルーモスク前。ピクニックに来ている人がいっぱい


なのでこの休みを利用してイスタンブールから帰省する人も多く、明日の夜行バスでカッパドキアに行こうと思っていたのだが、そのチケットは今は取りづらいんじゃないかという情報を聞いた。
そんなんでちょっとタイミング的によろしくなかったかな?と思い、ちょっと心配になったので、近くの旅行代理店に明日カッパドキアに行くチケットは取れるかどうかを聞きに行く事にした。

そしたら案の定カッパドキアに行くバスチケットは取れないよと言われた。
一つの旅行代理店では、パッケージツアーに申し込むんなら明日行けるよと言われたが、それが行き帰りのバス代と2日間のカッパドキアツアー(ガイド込み)、宿代込み、朝昼の食事込みで160ユーロ(約22000円)という値段だった。
パッと聞き、そこまでで22000円だったら妥当かな?と思ったが、ちょっと相場が分からなかったので一旦保留にし、他の旅行代理店に当たってみた。そしたらそんなの無いよという回答と、もう一軒ではあんたバカにしてるの?と冗談な感じで言われた。
と、そんなまでにバスチケットが取れない状況であった。。。

まあパッケージツアーに申し込めば明日予定通りに行けるっぽかったので、仕方ないのでそれを買うかと思い、明日早めに申し込む事にした。
その後、宿に戻ってまたスタッフの方に色々情報を聞いていた。


○日本人旅行者に話を聞く

22時くらいに、今までカッパドキアに行っていて今イスタンブールに帰ってきた日本人旅行者のナカジマさんから連絡があり、ちょっと話を聞く事にした。ちなみに彼の泊まっている宿は「Mavi Guesthouse」と言い、自分が今泊まっているアゴラよりかは半分くらい安い宿だった。そして距離としてはかなり近いので彼の宿まで行ったのだった。
ちなみにナカジマさんは旅行を始めてすぐにバンコクに行って「HOUSE23」に泊まった時に出会った人で、お互いFacebookで動向は知っていたが、今回ちょうどイスタンブールで会える事が分かり、連絡を取っていたのであった。
実に2ヶ月ぶりの再会であった。旅行はこういうこともまた面白さがあると思う。

そんなんで、ナカジマさんは2人の日本人旅行者の方と一緒にいて、4人でアヤソフィアの前の広場に行って、色々話をしていたのであった。
聞く所によると、バスチケットは、「オトガル」というバスの中央ターミナル的な所に行くと取れるかもしれないとの事。
オトガルはここから1時間くらいの距離にあり、ナカジマさんの同行者の1人であるシンさんは、これからカッパドキアに行くので、チケットを昨日取りに行ったら何とか明後日28日出発の分が確保できたとの事。

旅行代理店はバスチケットだけだと儲けが少ないので、やはりツアーを一緒に抱き合わせで売りたいものなのだ。
なので、さっき行った旅行代理店は、今の時期ではバスチケットだけでは売ってくれず、ツアーだったらいいよという事だったのだ。
そしてバスチケットを直接売ってくれるオトガルに行けばどうかということだったのだ。

なので、一緒に同行する人がいれば本当に心強いので、明日チケットを探しに行く事にし、可能であればシンさんと同じ28日にカッパドキアに行くということで話がまとまったのだった。
そんなんで最初の話から二転三転、色々話を聞く事で、ここまでいろいろ予定が変わったのであった。でもナカジマさんと会っておいてよかった。。。
一緒に行けるかもしれない同行者も出来て、本当に情報を聞く機会は大事だなあと強く思ったのでした。。。


○はた迷惑な欧米人カップル

宿に行って、今までで一番不快な旅行者に出会った。
欧米人カップルがドミトリーのベッドでイチャイチャしているのだ。
お前らカップルなら二人でドミトリーに泊まるんじゃねーよ!それもドミトリーでイチャイチャしてるんじゃねーよ!と
欧米人の本当に意味分からない常識加減に本当にイラついた。

欧米人が全てこういう人たちではないと思うが、今まで宿を利用していて、チェックアウト時間を過ぎているのにまだ寝ているとか、チェックアウト時間を過ぎているのに余裕で荷造りしているとか、なんかそういう欧米人が多かったりする。
これは何なんだろう?欧米人が一般的にマイペース過ぎるのだろうか?
宿に泊まってて日本人と知ると、結構親切にしてくる宿のスタッフは今まで結構いたのだが、やはり欧米人と比べると日本人は時間に正確でマナーもあるという、宿からするとかなり優良なお客さんなんだろうと思う。

てかこのカップル、一つのベッド二人で抱き合いながら寝ていて、本当に周りの事を考えているのかとマジで不快だった。
それもささやきあっているのでちょいちょいうるさかったりする。
本当に人に対してこういう事はあまり思わないのだが、マジでお前ら死ね!と心から思いました。
なんなんだろう?このバカップルは。女性の方はきっとメンヘラなんだろう。イヤ男もきっとそうだ。と色々想像を膨らませながら、かなりこちらから不快だよオーラを発しながら寝ましたとさ。。。

そんな色々な事があった一日、書くのに時間がかかってしまった。そんなんで以上☆
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