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読んだ本の感想と旅行の日記を書いていきます。
後、その他なんかあれば・・・

71日目:カシュ1日目。-カシュの街に着きゆっくりする-

2014-08-01 11:11:51 | 旅行
○カシュに着く

肉体的にキツいバスは今までにいくつかあったが、精神的にキツいバスは今までで今回が一番であった。
到着予定を2時間程過ぎ、9時半頃にフェティエのオトガルに到着する。
カシュに行くにはここからまた別のバスに乗り換えなくてはならない。

オトガル自体は小さかったので、カシュ行きのバス会社はすぐに見つかった。
「BATI ANTALYA」という会社だった。ちなみに料金は16リラ。
すぐにバスに乗り込み、10時くらいに出発した。
途中小休止を挟みつつ、12時半くらいにはカシュのオトガルに到着した。


カシュの街が見えてきた


海も見えてきた


ちなみにフェティエとカシュの街は地中海に面しており、カシュに向かう途中に地中海を眺めることが出来た。
地中海は今の時期の夏がシーズンで、一番きれいになるらしい。
聞いていた通り、遠目から見てもとても青く、初めてみる地中海はとても澄んでいた。
横は切り立った崖の道をバスは走っていたが、所々下に下りる道があり、ビーチがあった。
ビーチでは欧米人の人たちがバカンスを楽しんでいる光景が見えた。もちろんトルコ人の人たちもバカンスを満喫しに来ているのだろう。

ここカシュに来た目的は、何よりも「青の洞窟」を観光することだった。
青の洞窟はイタリアのカプリ島にあるのが有名らしいが、ここにも知る人ぞ知る青の洞窟があるらしい。それもカプリ島のよりもきれいとのこと。
地中海の夏のシーズンにトルコに来て、それもかなりきれいとされる青の洞窟を見ないでは帰れないと思い、イスタンブールでその話を聞いた後は、イスタンブール―カッパドキアだけと考えていた当初の予定を結構強引に変更し、カシュに行く予定を立てたのであった。
それもカシュに行く直通バスがカッパドキアからはなく、前回までの日記に書いたように色々試行錯誤をして何とかカシュに来るバスチケットを取ることができたのであった。


○宿を探す

オトガルに下りた後は、まずは今日宿泊する宿を探すのであった。
またここカシュでも泊まる宿を決めずに来たのであるが、まあ今日からトルコの平日が始まるので、どこかしら取れるんではないかと結構気楽に考えていたのであった。
まず始めに地球の歩き方に書いてあった、「AY PENSION」という所に向かってみることにした。


カシュの街


新しく着いた街では、現在位置の把握が何よりも重要だが、今回だけは奇跡的にこれかなと思った道が見事に当たり、すぐにAY PENSIONの看板を発見できたのであった。
ちなみにトルコはオトガルに着いた後、タクシーの運ちゃんが全然グイグイ来ないので本当に助かる。

カシュの街は結構狭く、地図の端から端までは結構近かった。そんなんでAY PENSIONにオトガルからも10分とかからず着いた。
そんなんで、スタッフを見つけて空いてる?と聞くと、悲しくも「フル」の答えが返って来た。
宿の前にROOM AVAILAVLEと書いてあるのに、嘘をつかないで欲しいと思った。
まあそんなんで、当初の予定はもろくも崩れ去ったのであった。

そこから外の暑い中、泊まる宿を探して宿を回ってみた。
一軒の宿では、テラスになら今日泊まれるよと言われた。テラスというのは普通に外である。
一応屋根はあるが、宿泊者が外でのんびりできる空間であった。
そこが30トルコリラと言われ、外の部屋無しで1500円!?とあり得ない値段を言われ驚いた。もちろんそのまま出て来たのは言うまでもない。

その次に、途中で見かけたドミトリールームという看板が掲げてある宿に入ってみた。
どうやらドミトリールームは空いているようだ。ちなみに40トルコリラ。
イスタンブールよりかは若干安いが、カッパドキアのあの宿よりかは高い。
まあリゾート地だからこれくらいの値段で妥当だろうと思い、この「ANI PENSION」に泊まることにした。


○宿でゆっくりする

そんなんで、13時にやっと宿が決まり、精神的にも辛かった中、やっと落ち着ける場所を確保して一休みできたのであった。
その後シャワーを浴び、洗濯をして一段落することが出来た。
青の洞窟に行くのは明日になる。ちなみに青の洞窟に行くには、ここカシュから舟に乗り、「メイス島」というまた別の場所に行く必要があった。メイス島はなんとギリシャ領で、明日はトルコを出国し、ギリシャに入国することになるのであった。しかしまたその日の内にトルコに戻ってくることになるのだが。

そのメイス島に行くボートのツアーに申し込まなければ青の洞窟には行けないので、すぐ近くの港に行って、その申込みをしてきた。ちなみに75トルコリラで、かなり高かった。
またギリシャに行くので、その手続きを事前にする必要があるらしく、パスポートを預ける必要があった。
そんなんでパスポートも預け、その後はブラブラとカシュの港を散策し、ランチを食べ、宿に戻り、残りの時間は久しぶりにゆっくりする時間とするのであった。


カシュの港からの地中海。とても澄んでいる


ちなみにドミトリーで写真の整理などをしていたら、宿の人が来て、これから6人家族が来るかもしれないので、ちょっと別の部屋に移動できないかと言われた。
あまり気が進まなかったが、ドミトリーは6つベッドがあり、6人家族にはとてもちょうど良い。そしてドミトリーの宿泊者は今の所自分しかいなそうだった。

まあ宿のことも考えて自分一人の為に6人家族を断るのも難だろうと思い、部屋を変えることにした。
そしたら前の宿でも勧められたテラスに泊まることになった(笑)
幸いこのアニペンションはテラスの一角がちょっと奥まった所にあり、そこのテラスの場所を使ってくれと言われたので、まあ他の宿泊者に邪魔されることはないと思い。旅行をして初めて、外のテラスで寝ることになったのだった(笑)

ちなみに料金も安くしてくれ、25リラにしてくれるとのことだった。もうちょっと交渉すれば値段は下げられたと思うが、まあ、この宿、結構きれいだしスタッフが優しかったりするので、そこまで図々しく行くのも何かと思い、25リラで泊まれることになったのだった。

ちなみにテラス、結構居心地が良かった。昼下がりの時間帯は暑かったが、日が暮れるといい感じに気温も下がり、外にいても全然涼しくなっていやすかった。ちなみに虫も全然いなくて本当に寝やすかった。ソファーにシーツを敷いてもらい、枕をもらい、テラスの一角を占領し、自分の部屋のようにいいように利用するのであった。

そんなんで久しぶりにゆっくりした時間を過ごすことができた。明日は青の洞窟、テンションが上がってきつつ、今日の日記は以上☆
コメント
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