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読んだ本の感想と旅行の日記を書いていきます。
後、その他なんかあれば・・・

92冊目:「はつ恋」

2012-09-30 22:58:41 | 
総評:★★★★☆ どこか変わった感じのする一冊、印象はかなり残る
面白い度:★★★☆☆ 面白さという点では普通だが、意外性があった
読みやすい度:★★☆☆☆ 難しい方だと思う
ためになる度:★★★☆☆ とくにはならなかったので、普通
また読みたい度:★★★★☆ 短いのでもう一回読んでみたい


ツルゲーネフの名著。
久しぶりに小説に帰ってきました。


16歳の青年であるウラジミールは、越してきた別荘の隣人である21歳のジナイーダに恋をしてしまう。
ジナイーダは男を魅了するような活発な性格で、その他にも何人かの男がジナイーダに恋をしており、連日その取り巻きの男たちと遊んでいた。主人公もその一人だったが、ジナイーダは誰にも気のある素振りをしたり、一方気のない素振りだったり、男たちを惑わせ、ある特定の一人を選ぼうとはしない。
ウラジミールはそれを不思議に思い、また心患いながらもジナイーダにアプローチする。

若いウラジミールはこれが初恋で、世間というものを知らない。
時には取り巻きの男に意味深な忠告を受けたりもするが、その意図が分からなかったりする。
ある時、ジナイーダは何か元気がなく、いつもと違う一面を見せる時があった。その時、ジナイーダはウラジミールを含む取り巻きの男たちに、何か暗示のようなお話を聞かせる。

ウラジミールはその暗示が気がかりとなり、話にあった時間にある場所で待ち伏せをした。
そしてその時見たのは。ジナイーダと、ウラジミールの父だった。。。

というちょっと変わった感じの奇妙なお話。


「はつ恋」というタイトルの通り、16歳の若い青年の初恋が描かれ、青春時代に感じる甘い恋の初々しさとどこか不安定な感じや、その初恋ならではの心の痛みが伝わってくる。なんか新鮮な感じがする小説であった。

主人公は初恋ということで、ジナイーダに恋をしながら、恋をするとはこういうことだと分かってくるし、自分でも予測できないような突飛な行動に出たりする。
そういった自分の変化に色々な発見や学びをしていく。恋を定義できたり、恋について難しく考えることもするが、最終的には、ジナイーダが恋をしていた(いる)ことが分かる。
最後に彼女が行った行動で、「これが恋というものなのだ」と分かり、何か自分の中に大きな確信が芽生える。

主人公の痛みを通じて得た成長の物語。どこか陰がありながら、それでいてどこがさわやかな、青春の感じがするちょっと変わった小説でした。
2回目とかを読むと、登場人物の心の動きとか、もうちょっと新しい発見があるかもしれない。

ちなみに詳しいことはwikipediaに書いてあります(笑)。
実は自分はちょっと読み違いをしていて、wikipediaを見て初めてこの物語の核心が分かりました。
海外文学ながらも、どこか詩的な感じのする美しい文体で、それがこういったちょっと変わった印象を残すのかもしれないなぁと思いました。


最後に、興味深かった部分を抜粋する。

・「取れるだけ自分の手でつかめ。人の手にあやつられるな。自分が自分みずからのものであること―――人生の妙趣はつまりそこだよ」と、ある時父は私に語った。

・びくびくすることはないです。肝心なのは、しゃんとした生活をして何事によらず夢中にならないことですよ。夢中になったところで、なんの役に立ちます?波が打ちあげてくれるところは、ろくでもない場所に決まってますよ。人間というものは、たとえ岩の上に立っているとしても、やはり立つのは自分の両足ですからなあ。

・ああ、青春よ! 青春よ! お前はどんなことにも、かかずらわない。お前はまるで、この宇宙のあらゆる財宝を、ひとり占めにしているかのようだ。憂愁でさえ、おまえにとっては慰めだ。悲哀でさえ、お前には似つかわしい。――省略――・・・ひょっとすると、お前の秘密はつまるところ、一切を成しうると考えることができるところに、あるのかもしれない。ありあまる力を、ほかにどうにも使いようがないので、ただ風のまにまに吹き散らしてしまうところに、あるのかもしれない。

最後の引用長かったなぁ・・・以上☆
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91冊目:「お金はいつも正しい」

2012-09-26 23:07:29 | 
総評:★★★☆☆ 総評としては普通
面白い度:★★★☆☆ 普通
読みやすい度:★★★★☆ 読みやすい
ためになる度:★★★★☆ なかなか良かった
また読みたい度:★★☆☆☆ 一読で結構分かったからもういい


堀江さんシリーズも今回で一旦最後。

自分が買った中で一番最近に書かれていた本を最後の本にしました。


今回は、2011年に出版された堀江さんがお金について考えていることについて書かれた本。
やっぱり経営者?は一般人との考え方が全然違う。

銀行への貯金は意味がないものと考えていたり、お金は貯蓄するよりは使えと言っている。
これは今までの本からも一貫して言っていることだ。
またお金は「信用」だと言っている。本質を考えていくと、このことに行きつくらしいが、
自分はまだこの考え方についてはあまりしっくり来ない。
でもかなり大事な概念だと思うので、ここで忘れないように書いておく。

・お金とは「信用そのもの」をわかりやすく数値化したものであり、実は信用こそがその実体なのです。


銀行のB/Sを見ると、個人の預貯金は銀行から見ると負債に入っているとのこと。
これは銀行が一般の人から借金をしているということになる。
なので銀行は預貯金をする人に利子をつけて返さなければならない。
しかし、この利子が今は圧倒的に安いので、銀行から見ると、タダで一般の人達から
お金を借りていることになる。銀行はこの預貯金を利用して多くの利ザヤを得ている・・・
堀江さんはこのことを知ってお金の考え方が全く変わったらしい。


あとは、ギャンブルについて書かれている所の、寺銭の考え方が面白かった。
ギャンブルというのは、必ず胴元が儲かるようになっている。そのギャンブルの賭け金に対して
胴元が儲かるお金のことを寺銭という。

この寺銭が一番高いのが宝くじで、宝くじは50%とのこと。
宝くじで3億円当てた人が一人いたら、一般的に集まった掛け金は6億で、
その胴元となる地方自治体が残りの3億円を手にしているということだ。

まさかこんなギャンブル?に近いようなもので地方自治体が設けているとは思わなかった。
だから掛け金を多く払ってもらえるようにCMをバンバン流すらしい。
こんなのなんかいい感じのイメージを打ち出しておきながら、地方自治体は丸儲けという
なんか腑に落ちない構造が前々からまかり通っていたってのに驚いた。
こんなんカジノと一緒じゃないかよ!って思う。

次に寺銭が高いのが公営ギャンブルで、競馬、競輪、競艇、オート(レース)とのこと。
この寺銭が20%~25%とのこと。
そしてなんと!それぞれ統括する運営母体が違うのだ。
中央競馬は農林水産省、競輪やオートは経済産業省、競艇は国土交通省、宝くじは総務省。
そしてなんと、いままでそういった収益源のなかった文部科学省が最近始まったサッカーくじの運営を行っているという。
それぞれのギャンブルの収益がそれぞれの省に回っているとは!と思ってなかなかショッキングな事実を知りました。
まあこのお金が特別会計って所で運用されているんだと思うが。
さらにそれぞれのギャンブルの運営機関がそれぞれの省の絶好の天下り先になっているという、どうにも腑に落ちない現実。
そんな新しい知識を知ることができました。

ちなみにパチンコ・パチスロの寺銭は10%程度とのことです。


堀江さんはこの本に書いてあるような知識をどこから得たんだろうと思う。
普通に一般の人は全然知らないような知識だし、お金の考え方も一般の人から見ると奇抜である。
しかし、このお金の考え方は考えようによっては本質を捉えているような気がする。

このお金の考え方が一般の人とは違い、その何らかの壁を突き抜けた人が、資産家や投資家などになり、セレブな生活をすることになるんだろうと思う。
これは「金持ち父さん、貧乏父さん」に書いてあるようなことに通ずると思う。
その突き抜けた考え方を得るのが難しいから一般人は一般人のままに成り得ているのだと思う。

自分としては、何とか早めにそっち側の考え方を得ることができればとは考えている・・・
まぁそのための努力を日々していかなければいけいないとは思うけど。

そんな感じのお金についての認識を改めて考えさせられる本でした。
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90冊目:「拝金」

2012-09-23 17:52:29 | 
総評:★★★☆☆ ふつうの小説
面白い度:★★★☆☆ 普通
読みやすい度:★★★★☆ 特にひねった所もないので読みやすい
ためになる度:★★☆☆☆ あまりっちゃあまり
また読みたい度:★★☆☆☆ また読むのはいいかな


堀江さん5冊目。

堀江さんが2010年に書いた本で、初の小説として書いた本。

ボリューム的にはすぐ読み終えてしまった。

小説と銘打ってはいるが、内容としてはライブドアの興隆と衰退をテーマにした自叙伝的な感じだった。
小説の登場人物は、実在している人の名前をちょっとだけ変えただけなので、
実際の人物の推察は簡単である。

そんな中で、この小説はあくまでフィクションということにしているので、
フィクションという建前上書きたいことが書ける。
そんなんで実在の人物の名前に似せた登場人物について、
色々思うことだったりを書いているが、
ここは堀江さんのその人に対する本音が書かれていると思う。

堀江さんは小説のあくまでフィクションという前提を利用して、
本当に書きたいことを書いたんだろうなぁって思う。
なので、小説としては、言い回しとかがうまいとかそういったことはなく、
素人が書いた普通の小説って感じがする。


実際の現実と大きく違うのは、堀井健二と藤田優作という主人公と言える人物が二人いることだ。
藤田優作が会社を起こし、ライブドア級の成長を成し遂げ、一躍時の人となり、
球団買収とラジオ局買収をけしかけ、そして最後に逮捕されるというストーリーになるのだが、
これは堀江さんの実際の顛末そのままになっている。

堀井健二はその藤田優作のアドバイザーとして、資金を融通したり、会社を起こすヒントを与えたりして、
裏から藤田優作を操る黒幕となっている。
最終的に藤田優作がやったことは堀井健二がそもそも元から計画していたことっていうオチになっているが、
実際の堀江さんの人物をこの二人に振り分けたんじゃないかと思う。


しかし、ここで自分は疑問に思うことがあって、実際の人物をそのままフィクションに登場させていることから、
堀井健二のモデルは別にいるんじゃないかと自分としては思っている。
すなわち、藤田優作のモデルが堀江さんであり、堀井のような黒幕のモデルが別にいるんじゃないか?という懸念が生まれた。

そもそもライブドアの社長業を行いながら、次々と買収の計画を考え、さらに当時はメディアにも出ていて、
かなり忙しい生活を堀江さんはしていたと思うが、一人では、会社の経営をしながら戦略的に会社を買収、さらにメディアへの出演という難しいことはできないと思う。
なので、実際に、堀江さんのバックに何らかの黒幕が存在し、堀江さんに次々と矢継ぎ早に色々買収の
命令とかをして堀江さんを操っていた人がいたんじゃないかと思う。

まあそんな疑問が生まれた本でした。


あと、途中のパーティーで藤田優作が色々豪遊をして色んな女の子をお持ち帰りしていたというくだりがあった。
んで女の子にはランクがあり、それぞれ男の相手もランクがあり、
それぞれが話しかけたりできるヒエラルキーというものがあるということだった。
またここら辺のくだりでは若干下品ながら、生々しいセレブの人達の生活の一遍を知ることができた。
そんな豆知識的な「真実」も知ることができて、そこは色々面白かった。

堀江さんは表立っては出せないとっておきのネタをこの本にちりばめておいた。とあとがきに書いてある。
そこはある程度はこちらで推察することができたが、他にもまだあるかもしれない。

そんなフィクションとノンフィクションがちりばめられているちょっと変わった本でした。
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89冊目:「堀江貴文のカンタン!儲かる会社のつくり方」

2012-09-18 00:41:32 | 
総評:★★★★☆ 経営者になりたい人は見とくといいかも
面白い度:★★★★★ リアルな経験談が面白い
読みやすい度:★★★★☆ 読みやすいが、会計の知識が若干必要
ためになる度:★★★★★ 色々ためになった
また読みたい度:★★★★☆ またつまみ読みしたい


堀江さん第4弾。
堀江さんが2004年に書いた本で、堀江さんがオン・ザ・エッジを創業してライブドアに社名変更し、近鉄バッファローズ買収の計画を発表した時までの会社経営について書かれた本。まだフジテレビ買収発表の前の会社が乗りに乗っていた時期である。

一言で言うと、面白かった。
堀江さんが同会社を会社を起業したかから始まって、会社の作り方が結構リアルに描いてあったり。また会社が拡大していくにあたっての社内に勃発した抗争などの体験記がリアルに描かれている。

やはり会社経営は一筋縄ではいかない。やはり創業時の経営陣とは仲たがいはするし、昔からの従業員とはIPOの直前に対立し、多くの人に辞められている。
この本のタイトルのように儲かる会社をつくるのは決してカンタンではない。

それでもオン・ザ・エッジから始まってライブドアをここまで大きくした堀江さんは本当にすごいと思う。以前からの堀江さん個人に対しての感想はどうあれ、ここまで会社を大きくしたっていう結果は本当にすごいと思う。その点に関しては堀江さんを尊敬する。

あと、なんか第4章に、「みんなで幸せになる」という章があるのだが、ここが今までの読んできた堀江さんらしからぬタイトルになっていて違和感を感じた。
ここら辺は出版社の意図なのか、堀江さんの当時のイメージを悪くしたくない意図なのかは分からない。

ちなみにこの章でライブドア関係者の色々な話が載っているのだが、ここであの有名な美人広報、乙部さんが名前を伏せて出ているのが面白かった。


その他、
・会社経営は必ず創業時の共同経営者の人と仲たがいする
・創業時の従業員は中途の人と比べて質が落ちていく
・創業時は3か月分の運転資金は最低確保する
・事業本部制と機能別部署制度の違い
・周りの同僚や上司、部下たちを見渡してみて、もし自分よりも優秀な人が、全体の半分以上もいるように思えるのだったら、企業はあきらめた方がいい
・優秀な成果を出すマネージャーが、人数が多くなると成果を出せなくなってくる
など、なんか堀江さんが経験した具体的な教訓が面白かった。


あと、創業時の事業計画書や、IPO時に作成した有価証券報告書や社内規定などの資料がリアルに載っていたのでそこも非常に面白かった。

あと、コストカットの意識がかなりあったらしく、文房具や、広報の名刺入れの発注もかなり厳しい決済が必要だったことに驚いた。乗りに乗っていたベンチャー企業でも内部はかなりストイックにやっていたんだなぁということが意外だった。

あと、IT業界であまり前例がない中IPOを行ったことから、その教訓を活かして、後からIPOを行う会社にコンサルティングを行うビジネスも展開している所などが、ビジネスに貪欲ですごいと思った。


そんなんで、ためというか面白かった内容の箇所を抜粋する。

・創業メンバーを「仲間」として扱ってしまうと、後々になって手が切れなくなってしまう。だから、できるだけビジネスライクでドライな関係に押しとどめた方がいい。

・過去、営業をおろそかにして成功した企業は存在しないということを、よく胸に刻み込もう。

・自分自身がセールスマンとして優秀すぎる人間は、人心掌握術に長けていないことが多い。優秀な野球選手が必ずしも名監督にはなれないのと同じことである。

・プレイングマネージャーとマネージャーというのは、執行役員と取締役の違いにもつながってくる。目の前に横たわっている仕事を遂行する能力が高いということと、経営全体を総合的に判断する能力というのは、イコールではない。自分の事業範囲しか見られない人間は、取締役には決してなれない。

・ストック(固定収入)とフロー(一時収入)は、毎月半々になるようなバランスが最も望ましい。

・基本的に私の考え方は、1社当たりの売り上げが全体の20%を超えないようにするということだ。20%を超えてしまったら、他の取引先を開拓するなどして、分散させた方がいい。これはリスクヘッジの基本である。


なんか色々ガチャガチャと書いてしまったが、他にも色々面白かった内容があった。
そんなんで、今までの本と違って、すごいためになったなぁという意外な一冊でした。

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88冊目:「君がオヤジになる前に」

2012-09-09 00:00:01 | 
総評:★★★☆☆ 感想としては普通
面白い度:★★★★☆ 面白いっちゃあ面白い方かも
読みやすい度:★★★★★ すぐに読んでしまった
ためになる度:★★★☆☆ すんなりためになるかは分からない
また読みたい度:★★☆☆☆ あまりいいです


堀江さん第3弾。

実は前回の感想は、この本も読み終わった後に書いたので、今回と前回の2冊を読んだ上での率直な感想を書いた。

でも、前回の感想では、本の中身が具体的に何が書いてあったかがあまり分からないと思うので、今回は、前回の本も含め、書いてあった具体的な内容について感想を書く。

ちなみに前回の「堀江貴文『人生論』」と今回の「君がオヤジになる前に」は、同じような内容が書いてあると思ってもらって遜色ない。
もちろん少しずつ内容は違っているが、ほぼ堀江さんの考えを書いている点では、内容がかぶっている所はかなりあった。


そんなんで、2冊の本を読んだ上での感想を、トピックス的に書いてみる。


・堀江さんは27歳の時に結婚をしていて、現在バツ1である。そして息子もいる。ということが分かり、驚いた。

・女性とのセックスとかいったことを良く言っており、堀江さんはかなりプレイボーイであるということが分かった。その女性の落とし方についても書いてほしかった。

・堀江さんは毎日8時間寝たいと思っており、そして8時間の睡眠をできるだけ取るように仕事をしていることが意外だった。経営者となれば睡眠時間を削りながらも働かなければいけないと思っているが、寝る時間をできるだけ確保するといった考えでもそこまで会社を大きくすることができるんだということが分かった。

・情報収集が大事だということが分かった。しかし情報収集のやり方については、堀江さん流的なものがあり、自分にはちょっと難しそうに思う。

・現代人は「勤労」ではなく、「娯楽」をしているって言い方が面白かった。

・高齢者たちの票田を確保するために、政治家は、高齢者の社会保障を優遇する政策をしていることが分かった。


最後に、ためになった箇所の抜粋をする。
・僕も人を通じて、ガールズバーの経営をやりませんか?ともちかけられたことがある。迷うまでもなく断った。あれは風営法に照らし合わせると十分、違法な商売だ。それを検挙するかどうかは、権力側の気まぐれ次第なんだ。

そんな感じでした。一方では面白く、一方ではちょっと違うんじゃないの?的な思いをもったりしたが、読み物としては、読んでおいて良かったです。
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