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読んだ本の感想と旅行の日記を書いていきます。
後、その他なんかあれば・・・

101冊目:「この1冊ですべてわかる コンサルティングの基本」

2013-01-21 20:23:50 | 

総評:★★★☆☆ 悪くもなく良くもなく・・・的な
面白い度:★★☆☆☆ 面白くはない
読みやすい度:★★☆☆☆ けっこう難しい内容だから読みにくい
ためになる度:★★★☆☆ ためになったが、そこまで高くない
また読みたい度:★★☆☆☆ 必要になったときにつまみ読みで十分だと思う


100冊を超えたけど続けます。
今回は会社にあった本を持ってきて読んでみた。
コンサルタントは色々憧れのある職業だったので、実際はどんな業界、仕事なんだろうと思って、
時間があったので、この機会に読んでみた。

内容としては、コンサルティング会社の分類、コンサルティングの仕事についての分類、説明、
コンサルタントの役職やキャリアパス、具体的な一日の仕事内容や、様々なプロジェクトと作業の進め方。
最後にコンサルティング会社に就職するには?などについて書かれてあった。

ちなみに、自分は少なからず色々な経営者の人たちに会ってきて、そこで、結構聞いていたのが、
コンサルタントは本当に使えないというお話だった。
理由は忘れてしまったが、皆さん(3名くらいだが)こぞって、コンサルタントは使えない。ということを言っていた。

かたや一般的に、コンサルタントは人気があって、色々な問題を解決して、高い給料をもらって・・・っていう
イメージがある。
この一般的なイメージと、周りの方たちの感想の違いは何なんだろう?
そんなことも気にしながら、この本を読んでいました。


結果、上のような疑問は解決できなかったが、次のことが分かった。

・論理的思考力、仮説思考、ゼロベース思考の考え方をベースに仕事をしている。
→基本的に、調査、分析をガンガン行う仕事で、これをやれば終わりというのではなく、与えられた課題に対して時間内にどれだけ精密なアプトプットを出すで、コンサルティングの質が決まる。
しかしそれは人それぞれの裁量であって、エンドを決めるのは自分次第ということが分かった。
ということは、優秀なコンサルタントと、優秀でないコンサルタントがいるということが分かった。
また、分析をする上で、いろんな図や表や手法を使ったりするが、それを選んだり、分類するセグメンテーションを決めたりするのが難しそうだと思った。特に必ずこれを使うといったものはないらしい。

・思った通りとても忙しい(0時帰り、休日どちらか出社は普通)
→コンサルタントになって、お金は入るが、その分プライベートは犠牲にしていると思う。
お金と時間(または健康?)はやはりトレードオフであり、
やはりコンサルタントになるには実力以上に意志や覚悟が必要なんだろうなあと思う。

とりあえず、自分はこの世界は難しそうだなあと思いました。
でもできるなら人生で一回くらいは体験してみたいとも思う。
今回読んでみて、かなりすごい業界、かなりすごい仕事だなあということが分かったので、
今まで以上にコンサルの人やコンサル出身者への羨望?というがなんか高い壁ができてしまった感じがしました。(笑)
コメント
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