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読んだ本の感想と旅行の日記を書いていきます。
後、その他なんかあれば・・・

90日目:ミュンヘン5日目。-ノイシュヴァンシュタイン城のツアーに参加する-

2014-08-20 11:05:46 | 旅行
○ノイシュヴァンシュタイン城のツアーに参加する

7時に起き、チェックアウトの支度をし、時間のない中5ユーロ払って頑張って朝食を食べた。
今日はノイシュバインシュタイガー、ではなくノイシュヴァンシュタイン城に行くツアーを申し込んでいたので、遅れそうになりながらも8時20分くらいにミュンヘン中央駅前の集合場所に着くことができた。ちなみにツアーは51ユーロ。まあまあの値段だったが、ツアーなので移動などが色々楽であった。

ちなみにノイシュヴァンシュタイン城はあのディズニーランドのシンデレラ城のモデルとなったお城で、華やかさはドイツ国内の城で随一なのであった。ミュンヘンと言えばノイシュヴァンシュタイン城らしいのだが、自分はそんな情報は事前に得ることなく、ミュンヘンに来てから知ったので、ツアー参加の日程が少し遅れてしまったのだった。おかげてミュンヘン滞在の時間が2日延びてしまった。。。

そんなんで8時半にバスは出発した。
ちなみにミュンヘン観光を今までしていて見つからなかった日本人旅行者が結構乗っているようだった。
結構カップルや家族で来ている人が多く、最近日本語を話してなかったのでどなたかに話しかけたかったが、ちょっとバスの席取りが悪く、話しかけられなかった。

ちなみにドイツに来て是非とも見たかった「アウトバーン」をバスは走っていたが、アウトバーンは普通に見た目は日本の高速だった。
アウトバーンは制限速度がなく、頑張れば300kmも出して走れる道路なのだが、そんな車は見た所いなかった。
普通に100km~120kmで車は走っており、本当に日本の高速の光景だった。


○リンダーホーフ城とオーバーアマガウの街を観光する

ツアーではまず最初は、「リンダーホーフ城」という所に行くことになっており、10時くらいに着いた。
チケット売り場でチケットを受け取り、10時20分からの場内のガイドツアーに行くことになった。
ちなみに今回行くリンダーホーフ城とノイシュバインシュタイン城は、入場料は別途必要となっており、自分はバイエルンチケットを持っていたのでタダとなったが、実際には、手続き料として2ユーロだけさらにかかった。

天気は雨で、これからノイシュヴァンシュタイン城の観光は大丈夫かと不安になりつつ、リンダーホーフ城をまずは観光した。
城と言っても、リンダーホーフ城は結構小さめで、どちらかというと城の前の庭園の方が豪華であった。
11時過ぎくらいにツアーは終わり、ちょっと庭を観光した後は、11時半にバスに戻るよう言われたので頑張って戻っていった。
ツアーなだけあって、結構駆け足感が否めなかった。


リンダーホーフ城の中庭


すごい金ピカ


広い庭園


そんで11時半にバスは出発し、10分くらい車を走らせ、近くの「オーバーアマガウ」という街に着き、お買い物休憩を取った。
ここは12時20分にバスに集合と言われ、そこまでの時間、自由行動だった。
自分はリンダーホーフ城で他の日本人の観光客と話せなかったので、何とかこの自由時間でお友達を見つけようと思ったが、一回ちょっとリズムが狂うとうまく行かないものである。この自由時間もうまく話すきっかけを掴むことができず、一人でずっと観光していた。

途中にあったビアホールに誘われ、自由時間内にビールを飲んだ。昼のビールは最高、かつ贅沢である。
本場のビールを飲みながら、幸せな気分に浸っていた。
そんなんでちょっと酔いつつバスに戻った。


オーバーアマガウの街


飲んだビール



○ノイシュヴァンシュタイン城を観光する

その後、12時半くらいにバスは出発し、最後の場所、ノイシュヴァンシュタイン城の麓の街に向かった。
オーバーアマガウからノイシュヴァンシュタイン城まではまあまあ遠かった。1時間くらいかかったんじゃないかと思う。
13時半前にバスは到着し、ノイシュヴァンシュタイン城のガイドツアーチケット受け取り、そこから15時20分のガイド開始の時間まで自由時間となった。

まずはお腹が空いたので、軽くバスを降りた所の「ホテルミュラー」のレストランでランチを食べた。
トマトのスパゲティを頼み、ドイツなのでボリュームに期待したが、量はそこまでだった。でも圧倒的な早さで出て来て、この後の観光がかなりしやすくなった。ちなみに7ユーロだった。

ノイシュヴァンシュタイン城とバスが止まった麓の街兼チケット売り場は結構離れており、麓の街からお城に行くには3つのルートがあった。
1つは徒歩。これは40分くらいかかるらしく、体力がある人は頑張っていって下さいとのことだった。2つ目は馬車。これは途中まで馬車で上に登り、途中からは徒歩で行くらしく、これは30分くらいかかるらしい。
最後の3つ目はバス。ガイドの方はこれを推奨していた。10分くらいで行くことができ、ノイシュヴァンシュタイン城の絶景スポット、「マリエン橋」にもすぐに行くことができ、マリエン橋に行きたい人はバスに乗らなければ行けないよと言われた。

ご飯を食べた後にバス乗り場に並んだが、人がかなり並んでいて、結構待っていた。
ずっと待って満員のバスに乗るのもアレだったので、ネパールで鍛えた足腰を活かして徒歩で何とか行くことにした。
地図を見てちょっと歩いてみた所、思ったより近いっぽかった。
そんなんで、徒歩コースを選び、何とかノイシュヴァンシュタイン城までの上り道を歩いていったのだった。

そしたら25分くらい歩いて、ノイシュヴァンシュタイン城に着くことができた。
やはり近くてみる城は迫力があった。そんな城を一旦スルーし、まずは急いでその先のマリエン橋に向かっていった。
ここまでの道のりは全て一人だった。本当に一緒に話す人が欲しかったが、全然きっかけがなく、一人でここまで来たのであった。
途中のちょっとした街を見下ろせるポイントで、ちょっと写真を撮っていたら、日本人旅行者を発見し、写真を取るきっかけを作りちょっと話すことができた。
男女のカップルではあったが、結婚はまだしていないらしかった。そんなんでミュンヘンに来てやっと日本語をしゃべることができたのだった。


ノイシュヴァンシュタイン城、近くから


展望台から見える近くのホーエンシュヴァンガウ城


展望台からの景色


記念撮影


いい感じにきっかけを掴んだ後は、その旅行者と別れ、といっても同じガイドツアーでまた会うことになるのだが、自分はマリエン橋に向かっていった。
マリエン橋にはさらに10分程で着くことができた。この時点で14時40分くらいになっていた、ガイドツアーにはまだ全然間に合いそうだった。
マリエン橋は川が流れる谷の上にかけられた橋で、下の川がとても遠く見えた。かなりの高さに架かっている橋で、普通に下を見たら怖かった。
このマリエン橋の上にずっといるのも怖かったが、さすがに聞いていた通りの絶景で、何枚も写真を撮っていた。


マリエン橋。人がいっぱい


橋はかなりの高さに架かっていた。下を見るととても怖い


マリエン橋から見るノイシュヴァンシュタイン城


お城のアップ


お城と周りの景色


その後はノイシュヴァンシュタイン城に戻り、ガイドツアーの開始時間を待ち、ツアーに参加した。
ツアーの待ち時間の間で、やっと日本人旅行者と話すことができ、医学部の学生の方と色々仲良くなり話していた。
そんな学生と色々話しつつ日本語の音声ガイドを渡され、それも聞いていた。


ノイシュヴァンシュタイン城の正門


遠目からの光景


門を入った所の光景


ノイシュヴァンシュタイン城は、バイエルン州の王ルートヴィヒ2世によって作られ、この人が中々孤独を好む性格だったらしく、隠居するための城を造りたいということで建設が進められたらしい。
その当時はそれほどこの王の権力もあまりなかったらしいのだが、それでも内装や外観は豪華の一言で、よく権力があまりない中でここまで立派なお城が造れたな~と思った。
まあ孤独を好むちょっと変人と言われた王によって作られたお城らしく、ディズニーの華やかななイメージと比べると実際とはかなりギャップがあるのであった。

そんなんで、16時過ぎにツアーは終わり、その間に他の日本人旅行者とも話して、最初はあまり楽しめなかったが、後から徐々に楽しくなっていったツアーであった。
食事の楽しみは何を食べるかではない、誰と食べるかだという話を近頃どこかで聞いたりもしたが、ツアーについても何を楽しむかではない、誰と楽しむかと言うことが結構重要なんだなあと思いました。

そんなんでその後時間もなかったので急いでバスに乗って麓の街に下り、16時50分にバスはミュンヘンへ向けて帰っていった。
18時40分にはミュンヘン中央駅に着いて解散。自分はその後のフランクフルト行きの列車の時間があったのでそそくさと宿に戻っていったが、仲良くなった学生の方とFacebookでつながっておけば良かったと後々公開した。


○フランクフルトに向かう

そんなんでその後、急いで夕食を食べ、宿に戻り荷物を受け取り、19時半くらいにミュンヘン駅に行った。
フランクフルトまでの列車は19時48分発だったので、いい感じに間に合ったようだった。
結局列車は10分遅れ、そのまま20時くらいに出発した。
んで23時に列車はフランクフルト中央(Frankfurt Main Hauptbahnhof)駅に着いた。


移動でアウトバーンを使った。日本の光景と全く同じ


ミュンヘンで食べた夕食


列車の中では黒人の乗客が無賃乗車&所持金無しで列車に乗っていたらしく、フランクフルトに着いてから警察に突き出されていた。
そのやり取りが列車の中で行われていて、結構うるさかった・・・(^_^;)
ドイツの列車は余裕で無賃乗車できる(バレるリスクももちろんある)ので、こういうことは日常茶飯事的に結構起こってるんじゃないかなと思った。

そんなんでフランクフルト駅に着いたが、ミュンヘン駅の雰囲気ととても似ていた。
事前に宿の場所は調べており、駅からかなり近かったので、結構すんなり宿に着くことができた。
泊まった宿は「Five Elements Hostel」という宿で、一泊20ユーロ。これでなんと朝食付き。とても安い。
そんなんでツアーと列車移動の疲れを癒し、宿でゆっくり過ごしましたとさ。


フランクフルト駅には真夜中に着いた

コメント
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