asano.net

読んだ本の感想と旅行の日記を書いていきます。
後、その他なんかあれば・・・

85日目:ヴェネツィア3日目。-イタリア最後の日を過ごす-

2014-08-15 12:05:07 | 旅行
○サンマルコ寺院を観光する

11時くらいから観光を開始する。
まずは昨日見ていなかったサンマルコ寺院を見に、昨日と同じ道を歩いて行った。
途中で遅めの朝ご飯を食べたので、着いたのは12時半くらいになったが、並んでいる列は昨日よりかは短かった。
そんなんで、30分も待たずに入ることができた。


サンマルコ寺院


寺院内部


結構きらびやかであった


鐘楼と空


まあこんな感じなのね~と結構流し見していた。
教会もイタリアに来てから何回も見に行っていて、失礼な話どれも同じような雰囲気なので、どこをどう見ていいのかあまり分からない。
教会によっては有名な絵やモニュメントが飾られたりしているのだが、そこまで絵や彫刻の見方に詳しくなく、これもどう見ていいのかよく分からない。

本当に見たい人からは申し訳ないかもしれないが、自分の中では今は有名なものだけしか行って見れていないというのが現状です。
サンマルコ寺院も地球の歩き方には絶対に行くべし的なことは書かれているのだが、行ってみてこんな感じなのね~、くらいしか感想にないのがちょっと後ろめたい感じではある。

前もちょっと書いたが。キリスト教は色々な絵や彫刻が飾られている。
この絵や彫刻は、新約聖書や旧約聖書の場面を題材にして制作されているのだと思うが、仮に、仮にその絵や彫刻が間違った解釈で書かれているとする。
間違った解釈で書かれてしまったものが、そのまま後世に引き継がれると、その間違った解釈で伝えられると思うのだが、それはいいのだろうか?ここら辺がキリスト教で疑問に思う所である。

例えば、キリストの磔にされている場面で、絵では右脇腹から血を流しているが、どこかの制作者の解釈、または間違いで左脇腹から血を流しているような絵が制作されたとする。その絵が後世に引継がれると、キリストが左脇腹から血を流したという解釈が広まってしまうのではないのだろうか?今例えにしている例は有名な場面だからそんなことはないと思うが、仮に他にそういった場合があったとしたら、間違った解釈が伝えられていってしまうと思う。

キリスト教は色んな場所にいろんな絵や彫刻がある。今までに何千点、何万点という作品が作られたと思うが、今例に出したそういうことも中にはあるんじゃないかと思う。
天使はだいたい赤ん坊で描かれているが、天使は本当にこんな姿をしているのか?誰かが天使を見たのか?キリストや聖母マリアは本当にそういう顔をしていたのか?この宗教画はどこまで正しいのか?
それらの間違った解釈をされた作品が正しいものと勘違いされ、本来のキリスト教の思想から違った教えになることはないのか?
なんか絵や彫刻を見ていて、そういうことを思ったりした。

前にイスラム教は偶像崇拝を禁止していることを書いたが、自分はこっちの方が本来の宗教の思想的に正しいのではいかと思う。
宗教を信じる唯一の原点はコーラン(旧約聖書も入っているが)で、そのコーランに書いてあることは絵や彫刻などになっておらず、あくまで自分が想像で信じ、自分の中に信じるものを創り上げる。信仰はあくまで自分自身の中にある。自分はそれが正しいと思っている。
キリスト教の世界はとても優雅で美しいのだが、宗教が最初の教えから離れて一人歩きしてしまう危険性もあると思う。
そんな矛盾を今まで観光していて考えていました。


○イタリア最後の夜を過ごす

サンマルコ寺院を出た後は、昨日と同じように宿の方に向かいながら、お土産を色々見ていた。
途中休憩したりお昼を食べて、その後もまた色々お店を見ていた。最終日はひたすら買い物というかウィンドウショッピングをしていたと思う。
最後にイタリア最後のご飯ということで、夕ご飯にマルゲリータピッツァと食べた。
ヴェネツィアでは今までそこまで当たりというピザはなかったが、最後に食べたこの店はかなりおいしく、最後にいい店に来れて良かったなと思った。


ゴンドラ


小さい運河を進むゴンドラ


空と橋と運河


中くらいの運河


対岸からのヴェネツィア・サンタ・ルチア駅


駅前の橋からカナル・グランデを見る


記念撮影


ヴェネツィア最後の夜に食べたピッツァ・マルゲリータ


そんで最後の最後にジェラートを食べて、20時に宿を出た。
ヴェネツィアでは結局ゴンドラに乗ることはなかったが、ヴァポレットでも十分に楽しめたと思う。
ちなみにヴェネツィアのゴンドラ乗りは資格がいるらしく、ゴンドラ乗りはヴェネツィアの中で憧れの職業らしい。
ゴンドラに乗るのがそれなりに高いのもまあまあうなずける。

あとヴェネツィアにも物乞いが結構多かったりした。
てかヴェネツィアは物価が高く、ヴェネツィアに住んでいるだけで結構選ばれた人みたいなイメージがあるのだが、ヴェネツィアで物乞いをしているって、あなた実は結構裕福じゃないんですか?と疑問に思ったりする。

そんあんで20時57分発のヴェネツィア発ミュンヘン行きの夜行列車を予約したので、それに乗った。事前にチケットを買っておいたのだが、チケットのどこをどう見ていいのかがよく分からず、席を探すのに結構苦労した。
そんなんで予約していた席が、6人一部屋のコンパートメントだった。
3人―3人で向かい合わせになって、イスはリクライニングもなく、普通に座るだけのイスで、一人分のスペースがかなり小さかったのでとても寝にくかった。


ミュンヘン行きの列車を探す


列車に乗り込む


今までかなりの夜行バスや夜行列車を利用してきたが、ここまで寝にくいのは初めてだった(笑)
ということで全然寝ることができず、夜行列車はイタリアを出てドイツのミュンヘンに向かっていきましたとさ。
イタリアは思った以上に楽しかった!!街も良かったし、食事も本当においしかった。
今度は1人じゃなく、家族や誰かと、また絶対に来たいと思う。

そんなんで今回の日記は以上☆
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする