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読んだ本の感想と旅行の日記を書いていきます。
後、その他なんかあれば・・・

98日目:ロンドン1日目。-英語メールに苦戦し、サッカーを観戦する。-

2014-08-28 22:45:38 | 旅行
○ヤニフと英語メールのやり取りをする

ロンドン1日目だというのに、今日は昼間はずっと宿にいた。
実は今日、サッカーのヨーロッパチャンピオンズリーグのアーセナル対ベシクタシュ(トルコのクラブチーム)の試合があり、それを観に行く予定だったのだ。

チケットは事前にネットから購入しており、なんと約150ユーロもしたのだった。日本円にして20000円近く!
ヨーロッパに来たからには本場のサッカーを一回だけでも観なければ行けないと思い、かなり頑張ってチケットを取ったのだった。
チケットは事前に宿に届くようにGoodtimesの住所を伝えていたのだが、昨日それが宿に着いていないことが分かった。

昨日Goodtimesのオーナーのマツモトさんにそんな事情を説明すると、イギリス人は英語を使えない人をナメてかかる傾向があるとのこと。
住所を伝えるメールを送った時に、返信は来たのだがThanksというメッセージだけでそれ以降なんも音沙汰がないので、もしや騙されたか!?と思って結構テンパった、、、
そして、ナメられないためにマツモトさんが確認のメールを送ってくれることになった。

ちなみに自分が最初に住所を伝えたメールはこんなメール。

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Helllo I'm ASANO

I tell you the address my stay hotel information.
as follows

[宿の名前、住所などの情報]

please send my ticket.

regarding ticket detail is as fellows

[チケットの予約番号や試合の詳細などの情報]

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この返信に、Thanksとだけ来たのだった。
そして、マツモトさんが送った確認のメールはこんなメールであった。

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Hello ○○,

I've just arrived in London but apparently the ticket hasn't posted yet.

The match is going to be held tomorrow, please make sure if the delivery has successfully done and inform me about refunds as its not delivered in time.

The information is as follows

[チケットの予約番号や試合の詳細などの情報]

Kind Regards

Asano

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とてもスタイリッシュな文に感動した。英語のメールはこうやって書くんだーと思い、かなり勉強になった。
そして、今日は、この返信を待ち、さらにチケットを受け取らなければいけないため、ずっと宿で待っていることになったのだった。
ここで、仮にこのメールのやり取りの相手の名前をヤニフさんとする。

そしたら翌朝、ヤニフさんからこんな返信が届いた。

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I will check and advise.

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一文。ナメているのかと思い、やっぱり騙されているんじゃないかと思ったが、騙しているんだったら、別に返信をわざわざ送ってこないだろう。ちょっとどういうことなんだろうと考えていたら、次にこんなメールが来た。

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Thanks for your patience.
Your ticket will be delivered by 15:00.
If it hasn't been delivered by then, contact us immediately at [電話番号]

Please reply and confirm reading this Email.

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結構いい感じに対応してくれるっぽかった。そして、マツモトさんに頼み、次のメールを返信してもらった。


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Hi ヤニフ,

Thank you for your reply.
I got it I will be at home until it arrives.

Kind Regards

Asano

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これがスタイリッシュな英文なんだということが分かった。
そして11時くらいからマツモトさんは外出してしまい、自分だけが宿に残ってチケットが来るのを待つことになった。
後は普通にチケットが来るだけかと思いきや、ヤニフさんからまた返信が来ていた。

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I don't understand.

What do you mean by "I will be at HOME"? Aren't you staying at the Guesthouse Good-times?

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これは何か色々イチャモン付けてチケットを届けない気か?と思って結構焦った。
マツモトさんももういないし、これからは何とか自分で対応するしかなく、何とか頑張ってナメられない英文を書かなければいけなかった。
そんなんで、頑張って作ったナメられない英文が次のメール。

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Hi ヤニフ,

Yes, I am staying at the Guestshouse Good-times .
Please send me the ticket to the Good-times immediately.

Kind Regards

Asano

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どうだろうか?ここまで頑張って英文を書いたのだが、まったくこの英文が正しいのかどうかは分からない。
特にsendの後がこういう使い方で合っているのかが本当に不安だった。中学レベルの文法を今更頑張って調べて書いてみたのだった。
しかし伝えたい内容は一応ここには込めているので、この英文が相手にナメられないことを祈るのみだった。
そしたら、次のメールがヤニフから届いた。

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As advised, will arrive by 15:00.

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一応理解してくれたようだ。
しかし、数分後、またヤニフからメールが来てしまった。。。

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Please note that our courier is unable to track your guest house!

Please confirm the address again.

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また雲行きが怪しくなってきた。。。courierって何だよ!と思って調べたら配達人?という意味っぽかった。
わざと難しい英語を使いやがって、、、とムカつきながら、頑張って次のメールを作って送信した。

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Hi ヤニフ,

The address at Good-times is "[Goodtimesの住所]"
You can see the place by the Google Map, and you can probably arrive this guest house.
I have been waiting for the ticket.
And please inform me about refunds as its not delivered in time.

Kind Regards

Asano

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この英文もどうだろうか?ちゃんとした英文になっているかは分からないが、頑張って色々調べて作った文だった。
まさかこのロンドンの最後の地で外国人と英語でメールのやり取りをするとは思わなかった。
しかし20000円がかかっているので泣き寝入りする訳にはいかない。闘志を燃やしてナメられないようにひたすら強気で行くしかなかった。

そしたらまた時間が経った後に次のメールが来た。

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Our courier could not find your accommodation! Therefore, we have to arrange a collection.

You can collect your tickets on match-day, starting 17:00 at the reception of -

[ホテルの住所]

Please Email us after the event and we'll refund the delivery fee accordingly.

In case of need, please contact us through our emergency line at [電話番号]

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住所が見つからないから取りに来いということか?
払い戻しはチケット購入時に事前に含まれていた配送料だけ返すよと言ってきている。
ここまでのやり取りでこのヤニフさんを信用してもいいのか、本当に分からず、色々考えた末、ホテルに行ってみるしかないなと思い、最後に次のメールを送った。

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Hi ヤニフ,

OK, I pick up the ticket at the hotel reception at 17:00.
And I send Emil after the match.

Kind Regards

Asano
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ここまでのメールのやり取りがあり、後はもう運を天に任せる勢いで、17時に指定されたホテルに行った。
そもそもヤニフさんをオレは見つけることができるのか?またはヤニフはオレを見つけられるのかと思って、本当に色々不安だったが、ホテルの受付に行ってコンシェルジュにヤニフさんについて聞いてみると、なんとチケットを預かっているとのことだった!!!

そしてやっと今日のアーセナル戦のチケットを手にすることができたのだった!!!
まさか本当にチケットを受け取れるとは!諦めが30%くらいはあったが、本当にチケットが手に入って良かった。
てかヤニフさん実はいい人だったんだ!と実際には会わなかったがちゃんとした人で本当に良かった。
払ったお金も無駄にならずに済んだし、一安心して近くの店で軽く軽食を食べ、18時くらいからアーセナルの本拠地、エミレーツ・スタジアムに向かって行ったのだった。


何とかしてやっとゲットできたチケット!


ホテル近くの街並み


その2


日本食のチェーン店らしい


ロンドンのとある劇場。ロンドンにはミュージカルなどの劇場がいくつもある


ロンドンの街並みはきれい



○アーセナルの試合を観る

エミレーツスタジアムはロンドンの中心部からとても近く、15分くらいで着いた。
降りた駅名はそのまま「arsenal」。とても分かりやすい。
アーセナル駅に降りると普通に駅前は住宅街だった。こんな住宅街の中にスタジアムがあるなんて、住民は迷惑じゃないのかと思う。


アーセナル駅のホーム


地上に出た所


エミレーツスタジアムには駅から5分も歩かずに着いた。さすがアーセナル駅、スタジアムが目と鼻の先であった。
試合開始の1時間半前くらいに着いたが、すでに道には人がたくさんいた。
そんなんで、自分は基本的に青い服しかなかったので、まずはオフィシャルショップでアーセナルを応援するため赤い服を買うことにした。

そこで本場アーセナルのユニフォームを買おうとしたが、値段を見てみると、なんと60ポンド越え!
日本円にして約10000円であった。。。
ちょっと高いのでユニフォームは諦め、なんかアーセナルのロゴが入ったポロシャツがあったので、それを買うことにした。ちなみに25ポンド。まあまあの値段ではあったが、一番安かったため、それにした。

そんなんで、買うものを買ってスタジアムに向かった。
エミレーツスタジアムはやはりデカく、とてもいい雰囲気だった。
スタジアムの前で写真を撮ってもらおうと、道行く人に写真をお願いしたのだが、なんと!気づかずにベシクタシュのサポーターに話しかけてしまった!!
お前どっちのファンだ?と聞かれて分からずにアーセナルと答えたら、それなら撮ってやらないと冗談混じりに言われた(笑)
でも本当にいい人で、しっかり写真を撮ってもらい、今日はお互い頑張って応援しようと握手をして別れた。本当にいい人で良かった。


エミレーツスタジアム前


スタジアムの大きな看板


エミレーツスタジアム前のサポーター


アーセナルの象徴である大砲


そんなんで、ちょっと高いチケットを買っただけあって、シートはクラブレベル席というちょっと高級な席のようだった。
普通の人とは違うゲートから入り、席に着いた。席はエリアの中で一番後ろの席だった。。。
試合開始の1時間くらい前に入ったが、既に選手がピッチで練習していた。

アーセナルのサポーターはまだ全然入っていなかったが、スタジアムのほんの一部分のベシクタシュのエリアには、サポーターが既に満員になってスタンバっており、スタジアムの外にも聞こえる程の怒号で自らを鼓舞していた。
本当にベシクタシュサポーターの怒号はすごかった。スタジアムの1割にも満たないエリアしか場所が割り当てられていなかったが、開場全部を飲み込む程のテンションだった。
これが熱狂的なサポーターか、、、と思い、本場のスタジアムで初めて見るサポーターの熱気に驚いた。

そんなんで、19時45分から試合が始まった。
アーセナルの選手はあまり知らないのだが、ドイツ代表のメスト・エジルと監督のアーセン・ベンゲルはかなり好きだった。
なので、始まる前からそのお二人をカメラのズームでパシャパシャ撮っていた。

試合は最初は結構こう着状態で、ここがアーセナルのホームとは考えられないくらいに相手チームが頑張っていた。
本当に試合は互角。プレミアリーグ名門のアーセナル比べるとベシクタシュはそこまで有名じゃないチームで、実力差がはっきりしているんだろうなーと思ったら、本当に互角。いつベシクタシュが入れてもおかしくないくらいだった。

何回かアーセナルのピンチがあったが、前半戦終了間際、カウンターからアーセナルがやっと1点入れることができた。
もうスタジアム中が大熱狂。この雰囲気が味わえて、本当に本場のイングランドで試合が見れて良かったな~と思った。


試合前のスタジアム


生ベンゲル監督!


立っているベンゲル監督


生エジル


そんなんでハーフタイムに入り、自分の取ったクラブレベルのチケットは、なんとハーフタイム中にビールまたはソフトドリンクが無料で飲めるらしい。
スタジアムの中のラウンジに行ったら、色々ワインとかソフトドリンクがいっぱいテーブルに並べられていたのだが、飲みたかったビールが既に全部取られていた・・・・
しかたなくペプシコーラを取り、後で飲もうと飲まずに取っておいた。

後半戦に入り、試合はさらに白熱してきた。
結構乱戦になってしまい、イエローカードが7枚も8枚も出まくる超荒れた試合だった。
途中でアーセナルのディフェンダーがレッドカードで退場してしまい。ここからベシクタシュがここしかないとかなり攻め続けるが、アーセナルが頑張ってそれを防いでいた。


熱狂的なベシクタシュサポーター


途中で発煙筒的な物が焚かれていた・・・


ちなみにエジルはそもそも調子が良くなかったのか後半戦になったら精彩を欠き、ほぼ消えたような感じになってしまった。。。
もちろん途中交代。その代わりキャプテンのウィルシャーと今日点を決めたアレクシス・サンチェスが本当に頑張っていた。
結局、アーセナルが最後まで踏ん張り、一応格下だろう相手に辛くも勝利。。。
一応勝ちはしたが、アーセナルの本来の強さは見ることができなかったな~と思う。
ちなみにアーセナルはあの宮市が所属しているが、今日はベンチ外でした・・・

そんなんで、ちゃんと応援してたチームが勝って良かったと、かなり満足した気分で宿に帰って行った。
宿に着いたのは22時半くらいになってしまった。TESCOで帰りに遅めの夕ご飯を買い、宿に戻って一息つくのでした。
でも本当に今日は試合を観に行くことができて良かった。ひょんな所から英語の勉強もできたし。
でも自分の英語の未熟さが結構悔しかったので、日本に帰ったらマジで本格的に英語を勉強したいと思う。
そんなんで、今日の日記は以上☆
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