![Frankl3 Frankl3](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/f0/a332622bb599180b7707dd82b2e757dc.jpg)
「夜と霧」はナチスの強制収容所を体験した、オーストリアの精神科医で心理学者、ヴィクトール・フランクルのあまりにも有名な著作である。池田香代子の新訳では削除されているが、旧訳の本書には衝撃的な写真が多数掲載されている。
昨日、イラストレーターのAKI君親子が事務所を訪れたとき、AKI君がナチスドイツに興味があるというので、本書を見せた。
すると、「これ……」と一枚の写真を指差した。
これまで何度もこの写真を見て来たが気づかなかった。
「顔が写ってる……」
本来顔など写るはずのないところに男性の顔がある。
その写真が、これである。
![Frankl1 Frankl1](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/1e/6be78f9e1a5ca3c8622efa67066d94ca.jpg)
左の女性が下げているバッグに注目して欲しい。
赤く囲んだ部分を拡大してみた。
![Frankl2 Frankl2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/d2/0dc5d9109b6ce310cc670b4f0536e436.jpg)
どう見ても、ひげを生やした男の顔だ。しかもかなりくっきりと。
当時の女性が、人の顔が描かれたバッグを持つなどあり得ない。
影かバッグのひずみだろうと必死に目を凝らしたが、どう見ても人の顔だ。
心霊写真と言えばぼんやりしたものがほとんどだが、これはあまりに鮮明すぎる。
合成だろうか。
それもあり得ない。この本は1961年の発行で、そのころからだれかがいたずらしたとも思えない。
真相は何なのだろうか、ご存知の方がいたら教えて欲しい。
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