その1はあれから3ヶ月。
建国殿はだんだんと大きくなりつつあるようです。
ただ、柄の冴え具合はMさんの棚と比べてイマイチ。
午前中の日を直射にして柄を冴えさせ、こじんまりとした姿に仕上げるか
紫外線皆無の環境でのびのびと育てるかの違いでしょうけど
それでもわずか1作でそれなりの結果は出るようです。
親木の柄は続いていますが
仔の天葉はちょっと地味目。
もちろんまた復活してくるとは思っています。
こちらは良さそうです。
もう1個付きましたがさすがに出過ぎなのか一休みといったところです。
金牡丹は昨年仕入れたばかりのようで一回り小さくなっちゃいましたが
木勢良くご機嫌そう。
2本の仔は潰れずに生育してますし
反対側にも2個アタリが付きました。
預かった時には下葉をバラバラ落とした後で大丈夫かなとも思ったくらいで
1作でここまでなるとは驚きです。
翠宝は派手仔にしてみました。
ただそれですぐに次の仔が・・・というほど甘くはないようですね。
続いてその2はあれから5ヶ月。
琥珀殿でも半年近くの生育でけっこう景色は変わったようです。
大きくなりつつはありますが他で見る柄と比べて
全体的に柄が若干派手なのかも知れません。
でも、綺麗です。
白牡丹は植え替えた時、ポロリと仔が外れて2つになっちゃいました。
もう少し大きく育つと思ったのですが
柄暗みの遅い良系統のためかこれが精一杯といった感じ。
それでも抱えたアタリは潰さずに育てている模様です。
花観月は虎とはいえハデハデで大丈夫かなあとハラハラしながら見ていますが
それなりに葉繰りはしているようです。
仔も少し膨らんできましたがこうしてみると紺中通しの無い真鶴芸なのかも。
それでも持ち主はこの品種が好きらしく、その後も2鉢入手しそれも預かっています。
これも同じような柄のパターンですが枯れずに育って欲しいものです。
こちらは株立ち。
木勢の良さからして紺中通しもありそうなのですが
いかんせん虎斑がじゃましてよく分かりません。
青っぽい仔の進展が楽しみかも。
Mさんは12月に帰省するとのこと。
こんなのを酒の肴に一杯傾けるながらのお付き合いもまた楽しいことです。