富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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裏甲龍

2015年06月11日 | 裏甲龍



あれから1年。
更に天葉が短くなって仕舞いには芯痛かなと危惧していましたが
その後だんだん葉丈は長くなり無事2枚葉繰りしてました。
こうなると次は仔出しに期待が膨らむものです。






そして稚葉の枯れ落ちた跡に瑞々しいアタリらしきものが。
ただし昨年の秋から固まったまま動き出す気配がありません。
いつかは動き出すはずと願いつつ
とりあえずは潰れないことを祈るのみです。

ところで人気の維持にストーリーは必要不可欠ですが
明治の頃一旦絶え近年同芸の木が見つかったなど、この品種にはそれも十分にあります。
明治にあった木もこんな風に気難しく、それで絶えてしまったのでしょうか。
枯らした方は泣いても泣ききれなかったでしょうね。

そこそこ増えていますからもう絶える事はなさそうですが
それでもなかなか増えない品種だけに
これからも栽培の苦労など各人のストーリーが積み重なっていくことでしょう。
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