下葉が落ちるのを心待ちするなんて変な話ですが
親木の長い
下葉二枚が黄変してきました。
これが落ちるとようやく姿が完成♪
作場を変えて以来のお付き合いで
三年前など思わず長い下葉を
毟りたい衝動に駆られたものですが
我慢した甲斐がありました。
小さくなったにもかかわらず
ボリューム感はグンと上がり
まずは満足の行く
株立ちです。
そんなに良い柄ではありませんが
たまたまなのか珍しく固定性が高いようで
ほとんどの
仔に柄が乗っています。
こうなるとまた欲が出て
最上柄の帝を一本求め
再びこんな感じに仕立ててみたいなんて思ってしまうから
困ったものです。
それでたくさん増やしている人もいます。
いろいろな栽培法はあるもので
やはり環境に合わせてということなんでしょうね。
こちらでは葉繰りが多くはないので下葉も大事にしています。
やはり、木にとっては思いがけない災難だったのですね。
今後はじっと我慢、待ちます。
今日は真夏並みの暑さでしたが
さすがに朝晩は涼しくなりました。
あと一ヶ月ほどで今年の生育は終わりですね。
葉はエネルギーの製造所&貯蔵庫ですから
やはり毟るのは勿体無いです。
いろいろな考えの人はいますが・・・。
ただこうしてお見せできるまで
時間が掛かるのがちょっと難点です。
私も三昧様から学びました。下葉は人の手でむしらず、木の生理現象にお任せです。
子吹きは悪くなるかも知れないけど、出てくる子は丸々としたしっかりした木です。
木にこれ以上ストレスをかけないようゆっくりした気持で眺めています。
秋田もまだ最高気温は30℃ぐらいで夏ですね。朝夕はどうですか。
しかし、長い古葉をよく我慢してむしらずにいましたね、私なんか伸びた葉があるとすぐむしってしまいます。見習って、がっちり作りたいんです。