富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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建国宝

2017年11月16日 | 建国宝
ご無沙汰でした。
11月も半ばを過ぎ週間天気予報にはマークが並び始めました。
雪が降るまでにと車のタイヤ交換や家の周りの雪囲い、
山草棚の鉢の移動などをやっていましたがようやく終了。
もういつ雪が降り積もっても大丈夫です。

この間、特に力を入れたのが夏作用風蘭棚の整備。
何しろ2年も使っていなかったのでゴミ置き場になっていました。
それの撤去や棚の配置換え、遮光具合の調整、照明などいろいろ手を加えてみました。
そんな棚に置くのは半年以上も先なのに今やらなくてもとも思ったのですが
凝り性がちょっと目覚めてしまいました。









ということで建国宝はあれから2ヶ月半。
秋めいてからの葉繰りは3分の2枚といったところです。








それにしてもここ数年、柄がパッとしないのは
やはり通年蘭舎内で育てていて紫外線が当たらないせいでしょうか。

以前、外棚で育てていた時は日の出から数時間は直射日光が当たり
その後は50%遮光ぐらいの環境でした。
柄が冴えていたのはそういう環境下にあったからなのでしょう。

ただし、秋は休眠状態になるまで外棚に置かなくちゃ意味ないですし
葉繰り半枚くらい犠牲になるのはちょっと痛い所。
それでも締まった姿と、冴えた柄になったほうが楽しめますから
来年からはまた外棚主体でやってみようと思っています。

それにしても何年も掛けて道草食ったり回り道したり
我ながら無駄なことばっかりやっているものです。









おっと、忘れるところでしたがこちらはもう少し調子が良く
1枚弱の葉繰りでした。







もう少しメリハリがあれば良いのですが
紺縞を残しつつ暗みゆく柄に味わいを感じます。







こちらの仔も柄はイマイチ冴えず。







紺縞も地合いに紛れて分からなくなってしまいました。







ただし、今年出た仔はまだ紺覆白中透けが続いています。







こちらも紺覆輪が残っていて面白そう。

こんな感じで潜在能力は飛び切りなのですが
葉繰りを多くしようとか仔を出そうとか思惑のほうが勝って
それを活かせてないのが残念なところです。
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