富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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銀世界

2005年04月10日 | 銀世界
過日、高校生の娘が言いました。
何で世の中って私を中心に回らないの!
思わずのけぞりました。
私から見ると十分回っているような気はするんですが
やっぱり思い通りにならないこともあるのでしょうね。
でも、このセリフは受けました。

で、思い通りにならないのが銀世界。

画像は4年前に入手した木。
東京大会の写真集をお持ちの方は
ページをめくっていただければ66ページの右下に出ています。

以前からこれぞ銀世界究極の芸と目に留めていたのですが
東京大会の年の秋の交換会に出ましたので
一も二もなく買ってしまいました。

株元に真鶴を多数従えてすばらしい木だったのですが
その後、たぶん15年ぐらい仔が出なかったのでしょう。
それで出したんだと思います。

私の所で、二作目で仔が出ました。
でも、その後ちょっと雲行きが怪しい。
親木の内反りになる葉芸は影を潜めつつありますし
反対側から出た仔はモロに西出。
こっちの仔のほうがまだ上芸に見えます。

この品種はたぶんもう少しやわらかい環境で作らなければならないのでしょうが
(そうすると仔が出ない)
思い通りにならないのがまた魅力なのかもしれません。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
銀世界 (AKE)
2005-04-12 22:32:02
風蘭三昧さん、こんばんわです。

よく陽を弱く作ると立葉になりますよね?

そんな具合に銀世界は作るとのけぞり葉っぱになるんでしょうか

でも風蘭三昧さんの言う通り子が・・・ですね。
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お初におじゃまします (huu)
2005-04-13 22:43:22
 う~ん

あの銀世界が・・・。立派に子が殖えましたね。流石です。実は我が家にあの姿の銀世界(チョットあの姿よりは劣りますけど)があるのですが当に子が出ない。下の方に銀鶴が付いて、親の方は内反りのクワガタムシのツノのような葉が。日は強いので筬が詰まるのか、居心地が悪いのか殖えません。大会で入賞するような銀世界の株立ちは無縁のものと諦めています。
返信する
銀世界は難しい。 (風蘭三昧)
2005-04-15 09:15:05
西出もそうですが、姿や柄の出し方が難しいです。

もっと温度をとってふわっと作れば

柄や姿などおなじみの雰囲気になるのでしょうね。
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