富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

建国宝冠

2018年09月03日 | 建国宝
またご無沙汰してしまいました。
さて、9月ともなればあの猛暑はすっかり影を潜め
明け方などは肌寒いくらいの気候となりました。

暑い時は根や葉の生長を止めないよう鉢周りを冷やすべく
せっせと水遣りに努めましたがもう乾かし気味でも大丈夫です。

それにしても真夏の水遣りは確かにハイリスク。
高温多湿富栄養は腐敗菌の好むところですが
鉢の中はドンピシャリそんな環境です。

しかし、そんなものには負けずにモリモリ育つ木もあれば
傷んでしまう木もあったり。

また肥料なんかもなくても普通に育つ品種もあれば
与え続けないと逆に弱ってしまう品種が傾向としてありますから
作を極めようと思えばなかなか難儀なことではあります。











ということで建国宝冠はあれから1年と2ヵ月。
秋めいた気候と共に天葉の斑色が急に白く変身してきました。
春はルビー根、秋は柄と別々に楽しみがある不思議な品種です。







ところでこの親木は一見覆輪になったようでまだ紺縞が抜け切っていないようです。







しかし、この仔は世に出た時から深覆輪。
今もその柄で推移しています。
そしてとりあえずこれが最終芸かと思いきや









なんとそれから出た仔は三光中斑に変わっています。
これが大きくなって更に増えたら中透けなんかも出るのでしょうか。
まだまだ先が長そうな品種ではあります。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 根腐れ | トップ | 建国の縞 »
最新の画像もっと見る