富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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黒牡丹縞(E)

2016年03月13日 | 黒牡丹縞(E)




あれから5ヶ月
結局この木も株分けしました。
思いのほか、すっきりした姿になったようで
柄も見やすくなりました。
後暗み柄のいわゆる月笙ですが最初は超コートメ柄だったのがここまで進化。







この柄でも今後のことを思うとまずまずです。






こちらの仔は更に柄が多く入って行く末は金牡丹かも。








そういえば、外した仔も最初に出た一番仔はこれぐらいの柄。
しかしもう柄抜けにはならないようで







これから出た仔にも柄は移行しています。







二番仔はなにやら墨が多く立ち葉気味でがっちりしています。
柄もあるしちょっと雰囲気が変わって面白そう。








三番仔は柄が櫛目に入る最上柄。
こんな風に親木も含めて年季が入るに従い
上に行くほど柄が良くなっています。

黒牡丹は柄が無い間はだんだん退屈というか飽きちゃうこともありますが
1本でも柄が出始めるとその進化を垣間見ることができますので
これほど楽しみな品種もなかなか無いでしょう。

それに柄が無くても赤黒い根が出たりしてその怪しさは十分味わえますし。

追記:朝から良く晴れ上がっていますが、放射冷却で気温は-7、6℃まで下がりました。
しかし9坪の蘭舎は小さな石油ファンヒーターひとつで最低12、6℃を維持。
その温度差、20℃です。
これは1~3坪用ですからやっぱり複層パネルの威力はたいしたものです。



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