富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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黄金虫

2015年09月16日 | 黄金虫
また、だいぶご無沙汰してしまいました。
こちらはあの暑かった夏が過ぎ去り
明け方の気温は10℃程と涼しいを通り越して寒いぐらいです。
それでも蘭舎の中はまだ少し暖かくて
せめて10月一杯は生育を続けてほしいものと思っています。

さて、黄金虫はあれから2ヶ月。
夏に植え替え、おまけに株分けまでしちゃいましたので
その後、生育はイマイチになるのか
それとも新しいピートモスの腐食酸パワーで活が入るのか
注目して見ておりました。







まずは元親から。









とりあえず1個は動き出しましたが
残り3個にも生気があり来春くらいには動き出しそう。
すんなり6本立ちになってくれたらうれしい限り。
株分けした甲斐があったというものです。








こちらの仔はというと・・・。







上のアタリ2個は本気モードのようです。







そして反対側の2個もそれに習ってお付き合い。
どこの棚でもこんな増えっぷりなら相場がガクンと落っこちそうかも~









こちらの木はやや根が少なかったのか親仔ともに葉繰りは半枚ほど。






それでも仔が付いている向こう側のアタリ2個はがんばっています。









新根2本で外れた・・・もとい外した仔の葉繰りはわずかですが






更に新根がプラスされ更に更にアタリまで動き出しています。

まあ、花芽が付きませんから葉の数だけアタリがあって
そこから仔が出るのは当然といえば当然なのですが
割ったばかりの極小苗は10年育てても素立ちのままで
ようやく大きくなるのが関の山といった増殖困難な品種です。

これはもしかしたら夢のような光景が繰り広げられているのかも
単に肥料や活力剤ではこうはなりませんから
絶妙な環境の中にあるということなのでしょう。

そういえば涼しくなって秋のアタリを楽しむ時期になりましたね。

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