富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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銀世界

2014年11月06日 | 銀世界

11月ともなるとさすがに早朝は冷え込みます。
しかし、締め切った蘭舎の中は最低10℃をキープ。
そして、お天気が良い日中は20℃設定の換気扇がフル回転しています。
こんな温度環境ですからまだ少しは生育している感じですので
下旬ぐらいまでは辛めの水やりを続けたいと思っています。







さて銀世界はあれから3年。
好きで集めたのになかなか増えないしめんどくさくなって一鉢にまとめ植え。
その心情を察してか下葉はぽろぽろ落ちるしその後も増えません。
しかも微妙にタイプの違う木の寄せ植えはなんだか見るに耐えないということで
今年は気分一新、1本づつ植えてみました。
ということでこれは良くある西出になりそうな木でしたが天葉で本芸復活。
この立ち葉が維持できれば立派な銀世界になりそうです。
芸を際立たせるにはやっぱり日を取りすぎないほうが良いのかも。







こちらは小型に出来た木です。
仔は芸的にイマイチですが親木は好みの姿で
小さな鉢に一本だけ植えたら小品盆栽的な雰囲気を味わえそうです。









これは深覆輪になった木。
いわゆる王冠タイプといったところでしょうか。
柄が柄だけに葉持ち悪い感は否めないのですが
綺麗ですのでちょっと注目して育ててみようと思っています。








こちらはなんとなく西出に戻りたそうな木ですが問題は柄のほう。
秋田では環境のせいか黄覆輪の黄金鶴でも普通の西出に戻ってしまいます。
しかし四国では西出が黄金鶴の柄になってしまうとチラッと聞いたことがありますから
そんなものかと思っておりました。








ところがこの木は源平状に黄覆輪と白覆輪が半々になっています。
う~ん、面白い。
永らく水をかけているだけの状態が続いていましたが
改めて銀世界を見てみるといろんな表情があって面白いものです。
そういえば外界ももう直ぐ銀世界になろうとしています。

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