富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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行ってきました全国大会

2010年05月18日 | その他
近頃はすっかり出不精が身に付いてしまいましたが
やはりこの全国大会だけは外せません。
皆様に年に1度お会いするのは本当に嬉しいことですし、
すばらしい作品に接することも刺激的で
今年一年作をするための原動力になっています。
こんな機会、場を与えてくれる日本富貴蘭会に感謝です。
これで不満があったら確実にバチが当たりますね。

今回はとりあえず近場の横浜ということもあって
何か出品してみたいと思い準備をしていました。
でも困ったことが一つ。
それはたくさん出品しようとすると
荷物が多くて一人では持てないということです。
そこで名案が閃きました。
連れ合いを荷物持ち係に任命するということです。
でも、思えば一緒に行くのは初めてです。
たぶんリスクを考えて今まで連れて行かなかったのでしょう。
そして、そのリスクは後述しますが現実のものとなりつつあります。

とりあえず、せっかくの旅行ですから金曜日に到着。
ホテルのチェックインを済ませ
風を通すべく部屋の窓辺に出品する鉢を並べ


会場の赤レンガ倉庫を覗いてみたり
名物のランドマークタワーにも行ってみました。

高いだけあって見晴らしが良くきれいな夜景でした。


次の日は大会会場の赤レンガ倉庫へ。
出品する品の受付のお手伝いをしていて驚きました。
例年の全国大会よりもかなりハイレベルです。
たぶん、これが・・と思うような美術株が
たくさん賞から洩れてしまったのではないでしょうか。
おっそろしいことです・・・。

自分のは16鉢持っていって落ちたのもたくさんありましたが
少しは賞に入って何かしら頂くことができました。
やはり嬉しいものですね。

これは賞状を頂いた萩宝扇です。


一応、鉢や植え方にも気を使ったつもり。
でも、ピンクのラベルが減点とか~

それと自分のじゃありませんが面白そうなものを少し。
白翁(はくおう)は長生殿の芽変わりで白覆輪になったものです。


三生に一度巡り合うかどうかくらいの珍事かも

華山は雪山の実生とのこと。


白虎が出ているかどうかは不明ですが
覆輪柄が深く入り小型に決まった姿がナイスでした。

弓張月は連城丸の付けが変化して
姿も大姫葉というか湾曲葉に変わったもの。


なんだか興味のある品種です。

月破。


柄にアントシアニンが乗るとやはりきれいです。
でも、こちらの方言でげっぱはビリのこと。
なんだかすごく受けそうな名前です。

さて、次の日、日曜日は交換会。
さすが全国大会だけあって荷が多く
良いものがたくさん持ち込まれていました。
しかも、昨年までよりも結構高い値段で競り落とされていました。
景気は回復しつつあるのかな?

ところで、連れ合いに退屈だろうから買い物でもしてきたらと言ったら
ここで見ているとのこと。
しばらくしたら、品種と落札金額を熱心にメモっていました。
とても面白かったとのこと。
なにやら興味を持たれてしまったような。
今後はへそくりをひねり出すのが困難になったかも。
これは大変なリスクを背負ってしまいました~。
とまれ、来年の浜松にも一緒に行くことにしています。
また、よろしくお願いします。
コメント (11)
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