富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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黄金虫

2008年09月05日 | 黄金虫
何を隠そう、棚には改善すべき点が3つ、4つあります。

思えば夏作用の棚を建てたのが13年前。
その時は300余鉢しかありませんでしたから
置けるスペースは十分でした。
でも、今はその倍以上。
作棚の増設は2度しています。
夏作はそれで間に合うとして問題は冬。
蘭小屋のスペースは変わりませんから
毎年すし詰め状態になってしまいます。
もう鉢数を増やせないという制約がありますから
株分けもままなりませんです。
でも、おかげで株立ちはたくさん出来ましたが・・・。

そこで最初の改善すべき点に戻り
何とかしたいものと春から大工さんに蘭舎の増築をお願いしておりました。
それが先日、測量に来てもらい今月中に完成させてくれるとのこと。
これで冬作用のスペースは倍に増えることになります。

それとやはりこちらの欠点は早春と晩秋の温度不足。
関東並みまでは望まなくても、明るくちょっと暖かく
また、急な寒波にも備えることが出来る蘭舎であればと思っています。

もう一つの難点は時間。
鉢数を増やしても果たして全部に目を通す時間があるかどうかですが
こればかりはまだしばらくの辛抱といったところです。

置き場が増えても調子に乗るとすぐにまた一杯になってしまいそうですが
それでも嬉しさのあまり黄金虫(と、ここでようやく本題です。)を株分けしてみました。






葉重ね多い素立ちの古木というのも魅力的で思わず見直しました。
春から覗いている芽はまだ動かず。
刺激を与えればスイッチが入るかもという思惑もあります。
これからも葉を重ねてほしいものです。




一番仔は根が多く元気一杯。
これからバリバリ仕事をしてくれそうな予感です。




二番仔は小さいながらも根は3本。
最初に来た頃の木を思えばだいぶましで
今後の成長を見守りたいものです。
それにしても一作半で外せるとは。

ということで、やはりあの歌の通り
黄金虫が蔵(蘭舎)を建ててくれたのかも~。
(結局これが言いたかっただけなのね。

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