富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

銀河

2005年10月18日 | その他の芸


飛び飛びの更新しか出来ないもので
今日はまとめていくつかアップしています。

友禅錦の青とか坪取りとか言われていますが
来歴が良くわからない銀河という品種。

それは別として墨好きにとってはこてこてとした感じがたまらない魅力です。
柄まで出そうな雰囲気もありますが今のところは期待薄

春にでかい芽を花芽と勘違いして毟ってしまいましたが
なんといじらしくも復活してきました
(というか復活したから仔芽であったのかと気付いた次第)
傷ついた稚葉を見るたび、すまなかったなあと手を合わせています。

黒牡丹と間違いやすいのですが
こちらのほうが葉艶が良いという微妙な違いで区別できます。
でも、並べて比べてみないとわからないかも?
もちろんルビー根は出ませんが・・・。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紫玉

2005年10月18日 | 紫玉


あれから一ヵ月半。
新たに葉が一枚出た紫玉です。
取れそうな葉はまだそのままですが
その上の凝った葉黄ばんできました
黒々として頑丈そうな姿ですが以外に気難しいのかも?

一本出たも大きくなりましたが
更にその上にアタリが・・・

少しずつ大きくなってきていますが
こちらでは滅多にこれから花は来ないのでこれも仔芽かもとちょっぴり期待
から見てもそんなに膨らんでいるようには見えないし・・・。

でも、恵まれすぎると逆に不安になるもので
花芽と早合点して早々に欠かないよう気をつけなければと思っています。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富士錦

2005年10月18日 | 縞物


葉はすこし艶消しの絹地合
目にも優しい乳白色の柄と柔らかに弧を描く姫葉が特徴の
お里の良さを存分に醸し出した品種です。

最近は上柄系統が幅を利かせるようになったのか
覆輪を交えた株も良く目にするようになりました。
片柄天葉で変わることも良くあるようです。
ただ、派手気味の覆輪は気難しく
長年育ててもこんな感じになることが多いようで
まともな覆輪で完成する木は少ないような気がします。

青に近くなった木からでも柄の仔が意外に出てくれますから
捨てずに大事にしていたほうが良いかもしれません。

中斑柄になったは最終芸でここからの変化がとぼしく
青の仔も多く出て粗末にしがちですが
中斑の広く入った木はが明るく美しいものです。

でも美しいといえば中斑をベースとしてそれに千筋柄の入る芸。
なかなかこれで全葉固定してはくれませんが
華やかさの中にわび、さびを感じさせる究極の芸かなと思っています。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富貴殿と満月

2005年10月18日 | 富貴殿


ゆったりとした姫葉の姿が似合う富貴殿ですが
昔の栽培書で見た美を凝縮したような姿が忘れられませんでした。
何とか再現したいものと気に留めていましたが
ようやくそんな姿に巡り合えそうな気がしています。

三年前の姿でも満足なのですが一味足りないと改造計画。
締まった姿にするには単純に日を多く取ればよいのですが
意外に葉焼けしやすいので徐々に日の強いところに移動させました。
(三年掛けて・・・)

結果、葉肉の厚さ、葉幅はそのままに一回りコンパクトになりました。
直刃葉、立ち葉加減の姿になるとは以外でしたが。
もう10本以上仔を取った稼ぎ頭の古木ですがまだ若々しく
毎年のように新仔が出てくれます。


夫婦品種ということで連れ添って場所移動をさせた満月
これも三年前はまだ痩せた姿で柄も白っぽかったのですが
黄味が濃くボリュームも出て天橋に生まれ変わりました。

楽しみ尽された古典品種でもまだまだいろいろな楽しみ方があるものですね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする