富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

薫風

2005年06月04日 | 縞物
大株したのに丸坊主
ハイッ!ハイッ! ハイッ!ハイッ!ハイッ!
お笑いさんの物まね(笑)
月も変わったことだし
しばらくはこのノリで行くかも。

せっかくの株が春を待たずにばらばらと葉を落とし
見る影もなくなることが時折あります。

特に奄美風蘭などは独特の癖があって
秋田では育て難い。
海王丸や笹の舞、また縞物など何回枯らしたことか・・・。

癖というのは晩秋、冬眠のために生育が止まった後
小春日和が何日か続くと
それに反応してまた根が動き出すのです。
その後の長い冬にはもう耐えられませんね。

画像は薫風。
吟風に墨が強く現れると薫風と名が変わるそうです。
この木、以前は墨も柄もない青でした。
育てているうちにだんだん墨を流すようになり
天葉には一本縞ですが柄まで出てきました。

だんだん墨が強く出るとしめたもので
それが晴れると黄縞や白縞が出、
白縞にはルビー根まで付いてくるという話を
伺ったことがありましたが本当は半信半疑でした。

でもこうして見ているとその予兆があるのかと
ちょっぴり期待もしています。

吟風はアマミの中でも特にボリューム感たっぷりで
また、葉繰りも良く見ごたえのある品種です。

どんなに良いものでもアマミと聞けば
簡単に諦められるのですが
この木は不思議に良く懐いてくれています。



コメント (4)
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