遍路の心

鮒の里.四国遍路19番立江寺近く.お接待処.民宿

魚眼で見る遍路...鮒の里より

2010-05-12 09:01:59 | Weblog
   外面似菩薩、内心如夜叉、

 女性を形容するときに使う言い回しで、見かけは菩薩のように穏やかで優しげだが、心の中は夜叉のように恐ろしいという。女性一般の性質を表すとも、このような性格の女性を指すともいわれる。夜叉はサンスクリット語のヤクシャを音訳したもの。薬叉と書く場合もある。人間に害を及ぼす鬼の名前である。
 これもまた、女性蔑視かと思われがちな言葉だが、もともとは、修行僧に向けて言われたことわざだったという。仏の道を求めて修行中の男性にとって、女性の色香に迷うことはもってのほか。妨げになるもの、つまり女性を遠ざけようとする戒めの言葉です。

 ところが、近頃の女性は外面似夜叉、男性が内心如菩薩のような気がする。例えば、善根宿で休むとき、女性が寝袋で堂々と寝ている。男性は何か遠慮がちに角の方で小さくなっている。満員電車の男性の心境みたいだ、草食男子が多くなって、女性の方が肉食になってるような気がする遍路道でもある。
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1 コメント

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有難うございました (銭谷 辰也)
2010-05-12 16:01:27
5月1日にお世話になり大変有難うございまし
た。夕食では大将・女将さんのユーモアたっぷ
りのお遍路談義、的確な示唆での次の日のスケ
ジュール確認、とても役に立ちました。
2日の朝は杖を忘れたのですが、後から出発し
た方が持ってきていただき、それを大将が私の出発場所まで運んでいただき大変助かりまし
た。本当に有難うございました。

今回は無事5月3日に阿波一国を打ち終え頑張って鯖大師まで歩く事ができました。次は修行の土佐ですので心して体調管理し万全を期して準備していきたいと思います。

別格の慈眼寺が残っていますので、結願までにまたお世話になると思いますのでその節は宜しくお願いします。
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