遍路の心

鮒の里.四国遍路19番立江寺近く.お接待処.民宿

漁眼で見る遍路....鮒の里より

2009-12-25 09:58:57 | Weblog
   虫よ、虫よ、五ふし草の根を絶つな。
             断たばおのれも共に枯れなん。

 五ふし草というのは稲のことだ。虫というのは汚職役人のことを指している。だから、稲の根本まで食い尽くしたら、おまえたちだって一緒に死んでしまうぞ。いい加減にしろよ、という意味らしい。
 この歌は、薩摩藩の郡奉行の迫田太次右衛門が西郷に送った、薩摩藩の役人達を皮肉った歌らしい。
 幕末の日本は、どこの藩でもこのような役人がいて、汚職まみれの世の中になっていたみたいだ、現在の日本国に置き換えればちょうどそのような時代とそっくりである。
 民主党が現在国政を行っているが、すでに根本まで食い尽くした日本国の財政を立て直すには、改革では無理であると思う。
 根本より立て直す革命が必要であると思う。本当の革命を起こすリーダーを国民は望んでいると思う。

                     立江川の鮒より
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