monologue
夜明けに向けて
 



飛鳥(アスカ)は手抜きのアステカなのだ。それがどうして「飛鳥」であるのかの答えはピラミッドで有名な古代メキシコで鶴や鷺のような鳥のことをAZTECA(アステカ)と呼んだから。鶴や鷺のような鳥といえばキンを最後に絶滅してしまった鴇(とき)が思い浮かぶ。エジプトのピラミッドも守り神は鴇である。なぜピラミッドには鴇が関係するかといえば「鴇」は文字どおり十がヒの回転する鳥ということである。マヤ族がピラミッドを造ったのはかれらの元々の宗教に伝わる「八咫の原理」の実現のためであった。八咫とは一般には大きいということだが「八咫の原理」(ヤタノゲンリ)の場合は大きいという意味ではなく「八田の原理」と書けば見えるように八方に開いた「米」形の蓮華が「田」の回転をすることである。「田」の中心に棒(天御柱)を立てて卍(スワスチカ)と逆卍(サヴァスティカ)の回転することである。「田」の字は底辺を接した二つのピラミッド(正八面体)を真上から見た字なのだ。「「田子の浦」という地名に隠されているように田」の裏にも同じ「田」がある。われわれの眼に見える地上の山の三角形は隔り世ではまったく逆の三角形と底辺を接している。現界のピラミッドが卍(スワスチカ)回転をし、隔り世のピラミッドが逆卍(サヴァスティカ)の回転をする。そしてあるとき、磐戸が開く。そのためにスパスシフィカ は逆卍(サヴァスティカ)の回転をしているのである。その回転が極まったとき真横から見れば上の三角(ミスミ)と下向きの三角の交点が融け合い、ダビデの盾あるいはソロモンの封印と呼ばれるカゴメ紋を形成する。マヤ族は十字を神と信じ、その回転の力(八咫の原理)を知っていた。そのためにピラミッドを建設したのである。ピラミッドを真上から見た十が時計回転すれば卍スワスチカ(swastika)。逆回転すればサヴァスティカ(savastika)。梵語であるはずのスワスチカ、サヴァスティカはアスティカ(astika)を語幹に持っているのだ。元々ムーのことばであった主輪素霊力(スワスチカ)は古代インドに智(ひじり)者たちによってもたらされた。ことばはさまざまな形のターンをくり返して各地に伝わった。卍の中にあって目隠しされていたアスティカは新たな時代を拓くべく回転に拍車をかけている。われわれの感覚器官では知覚できなくとも巨大な磁性体である地球は恐るべき速度で回転している。磁石は回転によって電気が生じるがその回転とスパスシフィカの回転が一体になって生じるものは…。
fumio

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 日継ぎの民たち 大黒天考 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。