monologue
夜明けに向けて
 

  


      子供の柔らかい肌に、悲しみの黒い雨。
      その染みは、大人になっても残るだろう。
      この染みは岩屋の向こうから狙っている獣の標的となるだろう。
      多くの人が口にする言葉はもはや何の力も持たない。
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この詩句は核実験による放射性汚染物質の雨の影響を記し、岩屋はその核実験施設の姿を表現している。
fumio

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      叫びは鳥の鳴き声と共に、夜明けの町にこだまする。
      人は赤い月の表面に、メイオウの影を読み取る。
     その時、隠されていた嘆きは壺の中から出てくる。
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☆「叫びは鳥の鳴き声と共に、夜明けの町にこだまする。」
今年」1月1日」の能登半島地震発生によってこの詩句が将来起こる事象の予言であったことがわかった。ついに現実となる日が来たのだった。

☆「人は赤い月の表面に、メイオウの影を読み取る。」
赤い月は稼働中の志賀原発のトラブルを示唆して、 メイオウは冥府の王でそれほどの危機感を表している。

  ☆「その時、隠されていた嘆きは壺の中から出てくる。」
  隠されていた嘆きとは人々の原発反対意見、壺は原子炉を示唆。
人々の原発反対意見は隠されてきたのだった。
fumio

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