monologue
夜明けに向けて
 



今朝4時に放映された「BS洋楽グラフィティー80's Vol.12」に
ジョー・コッカー(Joe Cocker) とジェニファー・ウォーンズ(Jennifer Warnes)が 「 愛と青春の旅だち (Up Where We Belong)」をライブで歌っている姿が出てきた。そのジョー・コッカーは肺がんで12月22日に70才で他界している。番組プロデューサーはそれで追悼の意味を込めて放送したのだろう。
1969年のウッドストック・フェスティヴァルのドキュメンタリー映画でザ・ビートルズのリンゴ・スターの持ち歌ウィズ・ア・リトル・フロム・マイ・フレンズ"をカヴァーするジョーの熱演にはだれもが圧倒された。ほのぼのした曲を壮大なロックの名曲に仕上げるすごさにわたしたちロックファンは驚き感心した。そして1982年のリチャード・ギア主演『愛と青春の旅だち』(原題:An Officer and a Gentleman)の主題歌『愛と青春の旅だち (Up Where We Belong)』がアカデミー歌曲賞を受賞してふたたびジョー・コッカーの名前を聞くことになった。ホームレスのような風貌で合っているのか合っていないのかわからない微妙な間で歌うジョーのパフォーマンスは多くの人の心をとらえた。歌のうまい下手などの枠にはまらないすごさを持った偉大なミュジシャンだった。合掌。
fumio

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