monologue
夜明けに向けて
 





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 流河に何を見出すや?
 崩石に何を思わんや?

 轟く大地は何を生む?
 囁く風は何を置く?
 
 溶ける、溶けてゆく。
 流血の歴史。
 涙の歴史。
「SOUNDとこの部屋の仲間へ」より

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第二連はクェッションマークを並べて「何」という存在を特定させようとしている。
1996年5月23日にこの預言詩を与えられた時点からこれまでの解読時には見えなかった「もの」の影が今浮かぶ。「今締め」が解かれたらしい。

 「流河」は竜画。あなたはその竜画に「何」を見出すのだろうか?
「崩」は解字すれば山に月。あなたはその山王であり月神であり石神でもある「何」を思わんや?
「轟く」は「十十呂九」で呂に十が入る文字に九。その九目は解かれ十十目(トドメ)となる。「大地」はオオトコで『古語拾遺』の大地主大神(おほトコぬしのかみ)という神名はニギハヤヒのこと。轟く大地は「何」を生む?

、「囁く」は「三三八九」でどれもニギハヤヒに関わる数 。ニギハヤヒは風の性質を持っていた。そのために元寇の時、護国の神風、級津彦(シナツヒコ)として崇められた。さすれば囁く風は「何」を置く?

 つまりこれらすべての「何」に入る存在の名前はやはりニギハヤヒ。そして、溶ける(戸蹴る)、溶けてゆく(説けてゆく)。流血(竜欠)の歴史。涙(水に戻る)の歴史。
fumio

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