近年の人工知能の発達は目覚ましくて1997年5月11日、チェスの世界名人カスパロフ氏がIBMのコンピューター「ディープブルー」に1勝2敗3引き分けで敗北した。でははたして将棋はどうなのか、トッププロとどの位差があるのかとファンは興味を持ってきた。しかしコンピューターとプロの対局禁止令が出てその答えを知ることができなかった。ところが時代の要請か、ついにその禁止令が解けて本日3月21日、午後1時から、品川プリンスホテルで、2006年第16回世界コンピューター将棋選手権に初出場して優勝した将棋フリーソフト、ボナンザと渡辺 明竜王が平手で対決し112手で竜王が勝利した。やはりまだ差が大きいようだ。
ネット中継があるので楽しみにしていたが、会員登録が必要とのことでわたしも登録すると来るはずの確認メールが来なかった。膨大なアクセスの量にシステムが対応しきれずバグがでたらしくて残念だった。多くの人がアクセス過多のために見られなかったということだし安定して配信できるシステムの構築がこれからの課題のようだ。
fumio
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