monologue
夜明けに向けて
 

ハイ  


わたしの歌、「戦士(さむらい)達は今」 の一番の歌詞は以下のようになっている。
*************

1.暮れなずむ空の色 ざわめく街の匂い
  戦い終えて  家路をいそぐ
  見知らぬ人にさえ  カタコトの挨拶
  ひとり暮らしの アパートで
  サムライ達は  サムライ達は今
  何を夢見る
**************

  この「見知らぬ人にさえ  カタコトの挨拶」という部分は海外でみんながする実体験。ロサンジェルスの学校で先生が出席をとるとき。生徒は「here」とか「yes」と返事をするのだが日本人の新入生徒が多いと先生は困っていた。先生が名前を呼ぶとみんな「ハイ」と返事するのだ。すると慣れない先生は反射的に 「ハイ」と応えてしまう。「韓国の肯定の返事は「イエー」なので丁度いいだろうが日本語の返事は「ハイ」なのでややこしかった。ハイ」を挨拶ととらえて思わず応えてしまうのである。生徒と先生が「ハイ」と言い合っているのはなんだかおかしい光景だった。
fumio

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )