monologue
夜明けに向けて
 



 今年のアカデミー賞は作品賞の「デパーテッド」より長編ドキュメンタリー賞と主題歌賞に輝いた「不都合な真実」が脚光を浴びた。
元副大統領アル・ゴアが、温暖化地球の危機を訴え環境問題に関するスライド講演を世界中で行い人々の意識改革に挑む姿を追い、ドキュメンタリー映画史上に残る記録的大ヒットとなった。主題歌はメリッサ・エスリッジの「アイ ニード トウ ウェイク アップ」で「目覚める必要がある」とギター弾き語りパフォーマンスを披露して歌う、かの女の歌声が会場の聴衆の心の奥に響いた。ブッシュ大統領は、京都議定書から離脱して温暖化問題を無視してきたがここにきて支持率の低下やこの映画のヒットによって環境問題に真剣に取り組む姿勢を見せ始めた。まず大統領が目覚めアメリカ国民全部が目覚めれば地球はまだ再生可能なはずである。
fumio


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