monologue
夜明けに向けて
 



 フランスの最大野党、社会党が16日、マリー・セゴレーヌ・ロワイヤル(Marie Segolene Royal)元家庭・児童担当・環境相(53)を次期大統領選挙の候補者に選出した。かの女はセネガルの首都ダカール出身。
ENA(フランス国立行政学院)卒業後、行政裁判所判事となり、その後、ドゥー=セーヴル県選出の下院国民議会議員となり、入閣する。そしてポワトゥー=シャラント地域圏知事に当選。夫は社会党第一書記フランソワ・オランド氏で4人の子供に恵まれた。初期雇用契約(CPE)をめぐり、フランス全土において反対派の学生、労働組合による暴動が発生した際、強硬発言を繰り返したニコラス・サルコジ内相を攻撃したが来年春、与党・民衆運動連合(UMP)から出馬するサルコジ党首(内相)との因縁の対決になりそう。このバトルロワイヤルに勝てばフランス初の女性大統領の誕生となる。
女性枢軸の潮流は全世界を呑み込んで渦巻いているようだ。
fumo

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