新型コロナウィルスに感染し、7日に退院した金沢市の松村市議が
医師から2週間の自宅療養を指示されていたにも拘わらず、
休業要請中のパチンコ店に行った問題でまた一人良識常識を
疑われる人物として登場・・市民からの信頼を失うことになった。
素直に非を認め自ら潔く辞任するかと思えば、現場の視察などと
嘘をつき、ポケットに5千円札があったからやったという幼稚な言い訳。
3時間もパチンコに興じることが何故「視察」になるのだ。
議員の資格を問われ当然辞任すべき筈だと思うが本人は辞任の
考えはなく図々しくもこのまま議員を続ける(居座る)という。
黒川検事長に次いでまたとんでもない人が脚光(?)を浴びる事と
なったが黒川検事長に対する処分はなんと驚くことに『訓告』だという。
訓告は注意とあまり変わりないもので責任の重大さから考えると
本来は五つの『懲戒処分』の中の免職に該当するものだと思う。
現政権のお友達である『アベノ検事』は安部首相の庇護の下で
公務員としての資格を剥奪されないまま「訓告」「辞任」でいいのだろうか。
話は少し飛び直接関係ないかもしれないが、黒川検事長やこの
松村市議のような立場の人間でさえ、ギャンブルといわれるに
等しい賭け麻雀やパチンコにうつつを抜かす現状がある現在、
コロナ禍で体力が落ちつつある日本に今後カジノを持ち込もうと
することに多くの人が疑問を持ち将来に不安を抱くのではないだろうか。
賭け麻雀やパチンコの常習化が家庭崩壊に繋がったケースは
数え切れないほどあることは周知の事実・・・もしもカジノが開かれると
なるとその影響は大きく被害(?)は広く拡がりその悲しみ苦しみは
計り知れないと思う。
いろんな事件や犯罪を見るとき、人間は意外と弱いもので自制心が
働かなかったり誘惑に負けたりする例が多いことをいやというほど
知らされる。
ささやかに生活し、小さな幸せを感じている多くの国民とその家族を
地獄へ引き込むことに繋がりかねないカジノは絶対に認めてはならないと
今回の事件で強く思った。