昨日から始まった(・・と言えるのかな?)65歳以上の
高齢者へのワクチン接種は件数的には少ないがやはり
一部では混乱や困惑を招いているようだ。
昨日の記事に書いたように何故医療従事者を最優先
しないのか・・ということに大きな疑問が残る。
それは限られた(少ない)ワクチンであるからこそ、
医療従事者、高齢者施設で働く人達を優先すべき・・で
始まった施策がワクチンの確保の状況も明らかにされないまま、
4月12日から行うという高齢者への摂取を実施した事への
不信感である。
政府はほんの一部ではあっても『4月12日から予定した
65歳以上の高齢者の摂取を約束どおり実施しましたよ・・』・・
という歪んだ既成事実だけを作り、無意味な面目を保ちた
かっただけなのではないだろうか。
これでは『政府は烏合の衆』と言われても反論できないと思う。
もう一つの『いちゃもんコーナー』はやはり昨日の記事に続き、
学生たちの行動への非難なのだが・・・
(これは単なるいちゃもんではない・・・)
大学の対面授業再開にあたり、校内の様子が報道された。
長く続いたオンラインだけではなく、対面授業を再開する
メリットは大学、学生の双方にあることは充分理解できるが、
例えば食堂での密を避けるためとはいえ中庭などへの集中の
状態は密の拡大に他ならない。
大学生が大きな感染源であるという証拠はないにしても
このコロナ禍ではあまりにも異常な光景であると思う。
それにも増して大きな問題は多数の学生が大挙して街に
繰り出し、今までの鬱憤を晴らすかのように大きな集団で
街中を練り歩き、昼夜を問わず路上で騒ぎ、『路上飲み』と
言われる行為を繰り返し、挙げ句の果ては酔い潰れ、救急車
が出動するという事態まで多発しているという。
この行為により、街にはゴミが溢れるという迷惑な副産物
までも生み出しているのだ。
この醜態を家族が見たらどう思うだろうか?・・・
このコロナ禍では裕福な家庭ばかりではないと思う。
親の仕送り額も減ってきている現状もあるという。
アルバイトをして学生生活を送っている人も多いかもしれない。
そのアルバイトの採用も限られ、学生たちにもストレスの
ようなものが渦巻いているのかもしれないが、少なくとも
大学卒業を目指してきた若者たちの勉学や将来に対する
夢、希望を輝かせる姿ではないと思うのである。
このような学生はほんの一部かもしれないが彼らは自分たちの
無軌道ぶりが大きく報道されることに自責の念はないのだろうか?
家族や友人知人に対しても恥ずかしいとは思わないのだろうか?・・
青春を謳歌しているなどと思ったら大間違い・・・
人として恥ずかしい行為の最たるものである。
自分を磨き、他者のことを考えて有意義な学生生活を送る
事こそが学生生活、青春を謳歌していると言えるのだと思う。
友人と明るく愉快に楽しむ事や集団行動を否定するつもりは
ないが、周囲のことを考え、特にこのコロナ禍においては
常に節度ある騒ぎ方をしてほしいものである。
いろんな知識の吸収や専門分野の勉強をしたい・・また人と
してのあるべき姿や人生の勉強のために限られた時間を有効に
使いたいと考え、大きな意味で自分を磨くため・・と、
大学進学を志しても経済的な理由やいろんな家庭の事情で
大学進学を諦めた人達も数え切れない程いるのである。
私もそのうちの一人・・・(理由は複雑だが・・・)
私達の頃はそれぞれに大学進学を目指す理由があった。
同世代の仲間たちのことを考えるとまさに『忸怩たる思い』である。
これはそれぞれ多少の問題はあってもそれを乗り越え、
大学を卒業された同世代の人達も私と同じような気持で
あると思う。
だからこそ自分の人生をしっかりと歩まれた結果、それぞれが、
今、自信を持って自分を語れるのだと思う。
ブログ友として交流させていただいている方々の記事や
文面からは自己研鑽を想像させるものが多いのもその証・・・。
友人と明るく愉快に楽しむ事や集団行動を否定するつもりは
ないが、周囲のことを考え、特にこのコロナ禍においては常に
節度ある騒ぎ方をしてほしいものである。
過去もそうだがこの先の人生も一人では生きていけないことを
思い知りながら若者らしく・・・そして常に正々堂々と・・・
そして周りの協力を得て自信の持てる自分を育てて欲しいと思う。