ノーベル賞候補の柳沢正史教授の睡眠についての番組を何度か
見たことがあるが実生活におけるレム睡眠とノンレム睡眠の説明や
良い睡眠と言われることやその取り入れ方などについて過日録画
しておいたものをみてなるほど・・と思ったこともたくさんあった。
その中で良い睡眠導入への一つとして睡眠前のルーティーンの
話があり、自分はどうなのか?・・と考えたところ、一部合致
するところもあったが・・・
私は自分の投稿記事に「安らぎ」に繋がるようなyoutubeの音楽や、
BGMなどを時々掲載しているが自分自身も睡眠の準備に入る時には
それらを聴きながら・・或いは詩やエッセイの朗読などを聞いて少し
癒された気分でベッドに入ることにしている。
最近は今日の記事のタイトルどおり「聞くエッセイ」と「聴くエッセイ」を
交互に聴いているのだが昨晩は『今夜はどれにしようか?』と思った時に
ふと、あの『どれにしようかな・・天の神様のいうとおり・・・』の
わらべ歌(?)を思いだし、メモ用紙に「聞く」と「聴く」を書いて
選ぶことにしたのだ。
昭和の男の節くれだった人差し指が左右に動き始めると自分でも
不思議なくらい気持が高揚・・・
ところが・・・
『天の神様の言うとおり・・』まで言い終わると指も思考も止まって
しまったのだ。
しばらく「天の神様の言うとおり・・」を繰り返してその後に続く言葉を
思いだすようにすると・・・
「あべべのべ・・」だったような「鉄砲撃ってバンバンバン」だったような・・
と朧気ながら思いだしたがそれは自分自身が子供の頃に歌っていた
ものなのか、自分の子供たちが友達と一緒に我が家で歌っていたものが
頭の隅に残っていたのか?・・と混乱(?)。
そこで『どれに(どちらに)しようかな』で検索をはじめた。
いろんな方法やワードで調べると県や地域によって違い、「神様の言う
とおり・・」に続く言葉の多いことに驚いた。
私は故郷富山県や育った氷見市、そして結婚以来58年以上住んでいる
埼玉県で調べることにして県内各地の「どれにしようかな・・」を
調べた結果、微かに覚えている文言は富山県や北陸地方のものでは
ないということと、おそらく埼玉県に住んでから聞いたものが記憶に
あるのだろうと思ったのだ。
ということは自分自身子供の頃はそういう遊びはしなかったことに
なるのだろうか?
やはり我が子とその友達たちのたまり場のようであった我が家で
賑やかに遊んでいた頃の子供たちがあの大きな声で歌っていた
『どれにしようかな・・』だったのかもしれない・・と思った。
何度も聞いているものなので子供の頃からだと思い込んでいたのだろうか。
期待外れ(?)でなんだかちょっと寂しいような気もするが・・・
・・ということで埼玉県バージョンでやったところ「聞くエッセイ」で
指が止まったので・・・
そしてこの第3夜も「聞くエッセイ」の中から「どれにしようかな・・」で
選らんだもの。
聞くエッセイや聴くエッセイは他にもたくさんあるが
このエッセイは平林鈴子さんの「鈴子の台所」から・・・
平林さんご自身の作品もあるが「聴くエッセイ」には中江有里さんの
ものもある。
【聞くエッセイ】第3夜
【聞くエッセイ】第2夜/おやすみ前に声でお届け