7月26日(火)
去年の夏は丸一ヶ月近く北海道で過ごし、念願のカムエクやペテガリ岳を登った。ペテガリ岳を登った8月13日は天気が安定せず、午後には猛烈な雨となった。登山口近くを流れるシュオマナイ沢が増水すると登山口へ戻れなくなるので、下山路となる沢を鬼の形相で駆け降り何とかシュオマナイ沢が増水する前に渡渉して無事登山口へ戻る事ができた。
しかし無我夢中で降った代償として、渓流シューズを脱いだ親指は両方とも内出血し爪が全面真っ黒に変色していた。黒くなった爪はその後特に治療もせず自然治癒に任せていたのだが、剥がれもせず僅かづつだが根元の方から元の肌色へと変化していった。
そしてあれから1年近く経った今改めて両親指を確認すると、黒い部分は先端部を僅かに残すばかりで殆ど普通の爪に戻っている。つまり足指の爪は約1年で生え変わるのだという事が身をもって分かった。