2月10日(火)
昨日雪だるまスキーツアーを終えてスキー場から帰宅の途についた時の事だが、私の車にMさんが同乗し信濃町インターから上信高速道に入った。Mさんとは7年ぶりの再会だったので車中大いに話が弾んだ。
渋滞も無く車は順調に進み、やがて左手に松代PAが見え、もうすぐ更埴ジャンクションだなと思いつつ再びMさんとの会話が盛上り、しばらくしてフト車窓に眼をやると「松本インター出口」と書かれた標識があった。
「アレッ上信道に松本何て地名無いぞ?・・・・」そして気付いた。話に夢中になるあまり、更埴ジャンクションで左折しなければならぬのに直進して長野道で松本市まで来てしまったのだった。
「シマッタ。」と悔やんだが、それでも中央道経由で行けば遠回りだけど我が家へ戻れる。しかし塩尻インターの手前で渋滞に捕まった。ここから渋滞だと我が家に戻るのは相当遅くなりそうだと気が滅入ってくる。助手席のMさんとの会話も途切れ車内の空気も暗くなる。
渋滞の原因は、岡谷から諏訪に掛けての間が積雪の為チェーン規制になったせいで、チェーンの検問所を過ぎたら再びスイスイ走れるようになった。逆に悪天候が外出を控えさせたのか、いつもなら混んでる中央道の上りに渋滞が無い。圏央道経由で鶴ヶ島インターには意外に早く着いた。
交通情報によれば、関越道はスキー帰りの客でアチコチ渋滞になっていたから、今日に限って言えば我々の辿ったコースは案外正解だったのかも知れない。「災い転じて福となす。」でチョット得した気分になった。
緑色の線が本来の帰宅コース、赤色が今回間違えたコース