Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

山の想い出が残る登山地図

2024年06月02日 | 日記

 登山で必要な装備の中で、絶対忘れちゃならないものの一つが地図です。今は国土地理院のホームページから無料で容易に地図がプリントアウトできるけど、インターネットの無かった昔は、ワザワザ都内の大きな書店まで買いに出掛けていたものでした。(近所の小さな書店では売っていなかったので)

 歳月を経て気が付けば、北は北海道の大雪山から南は屋久島の宮之浦岳までの登山地図が、我が家の書庫にズラリと収蔵されています。登山地図の良い点は、コースタイムや登山情報が地図上に詳しく記載されている事でしょうか。これが登山計画作成の、力強い手助けになってくれます。

 今でも登山地図を発行しているのは、主に昭文社という出版社です。もしかしたら登山地図が安く手に入るのではという思惑から、私は昭文社の株まで買ってしまったのだが、これが大失敗だった。

 株主優待で登山地図をもらえた事は一度も無く、くれるのは専ら道路地図ばかり、しかも折からの出版不況で昭文社の株価は購入時の数分の一までダダ下がり、とんだ屑株を買ったもんだと後悔しました。

 今はネットが最新の詳しい登山情報を教えてくれるし、登山用GPSが正確な道案内を導いてくれる。そんな事情や体力が衰えて高い山へ行かなくなった事もあり、最近登山地図を手に山へ行く機会がめっきり減った。

 近場の山域を除いてはあまり活用されることも無く書棚の飾りとなってしまった登山地図だが、時折り地図を広げて眺めると遠い昔の山の想い出が懐かしく蘇ってきます。

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