Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

年に一度の胃カメラ検査で都内の病院まで

2023年06月03日 | 日記

 6月2日(金)

 年に一度の胃カメラ検査で、都内世田谷区の病院まで出掛けた。去年まで東武東上線の最寄り駅から渋谷へ向かう直通便があったのに、今年のダイヤ改正でそれが無くなり久しぶりに混み合う池袋行きの急行に乗った。

 病院へ行くと去年まで在った玄関前の検査小屋が閉鎖され、入口横に検温カメラが設置されているだけだった。待合室で問い診表に記入していると「術後からの期間」という項目があり、「胃ガンの手術から20年が経ったのか」と改めて思い起こされた。何だか随分遠い昔のような、アッという間のような時の経過だった。

 それから胃カメラ検査は毎年受けており、今では職員の人達とも顔なじみ、「Fさんは慣れているから大丈夫ですね」何て言われるとチョット得意な気分になる。

 検査室の前で待っていると、前に検査を受けている人が「グゥェ~、ゲホッゲホッ」などとむせ苦しんでる様子、彼はまだ検査の初心者なんだなと若干余裕の私です。

 いよいよ私の名前を呼ばれ、「まな板の上の鯉」ならぬ、「検査台の上受検者」になる。胃カメラを上手く飲み込むコツは、飲み込む前に思い切り息を吐き脱力して、カメラが突っ込まれるのに合わせて力一杯息を吸い込む。

 カメラが喉を通過する時「ゲホッ、ゲホッ」とむせ込むが通過してしまえば大丈夫、後は検査する医師のなすがまま、ジッと身を横たえます。検査が終わりカメラが喉からス~ッと抜けていく時は、何とも言えぬ解放感です。

 「去年と変わりはありませんね。担当医から来週詳しい説明があるでしょうが、大丈夫でしょう」とのお言葉を頂きホッと安堵する。

 支払いを終えて病院を出ると外は叩きつけるような雨、渋谷駅のハチ公前では行き場を失った外国人旅行者達がたむろしていた。この雨じゃ都内見物する気にもなれず、毎度お決まりの池袋東武デパート地下一階の和菓子店「仙太郎」で好みの饅頭を買い、早々に我が家へ戻りました。

  ・・「胃の中を、カメラが探査無事を知る」・・

コメント
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