信越県境に聳える苗場山の山頂部は周囲約4キロにおよぶ山上湿原を有する広大な山で、湿原に数多く点在する池塘が田んぼのように見えて、苗場山という名がついたんだそうです。
その苗場山へは4~5回登った記憶があるが、過去のアルバムやパソコンの保存写真を遡ると3度の登山記録が残されていた。一番古いのは、昭和59年10月12日に妻と二人でみつまたかぐらスキー場の方から苗場山を越えて秋山郷へ降ったものです。
当時は上越新幹線が開通した直後だったと思いますが、多分上野駅から長岡行きの夜行列車に乗って、越後湯沢駅から一番バスで登山口の祓川に着いたと思います。
登り始めから雨に降られて景色も見えず、散々な登山だったんですが、二人ともまだ若くて一緒にいるだけでハッピーな時期?だったので、雨にも負けず風にも負けずそれなりに楽しい山行でした。
祓川コースの登山道
同 上
下の芝付近?
山頂部の湿原
同 上
苗場山山頂
平成18年10月12日(木)~13日(金)
苗場スキー場 → 赤湯温泉(泊)→ 苗場山 → 田代スキー場
二度目は登山口から山道を2時間かけて歩かないと辿り着かない秘湯中の秘湯「赤湯温泉山口館」に宿泊して、翌日ブナの原生林が美しい昌次新道を歩いて苗場山に登りました。この時の山行記録が私の古いホームページに残されていたので、詳細は下記をクリックしてご覧ください。
赤湯温泉の露天風呂
昌次新道山頂直下の登り
苗場山山頂
平成24年10月3日(水)~4日(木)
秋山郷和山温泉登山口→ 苗場山(遊仙閣泊)→ 佐武流山→ 和山温泉登山口
三度目は秋山郷から平太郎尾根を登って苗場山山頂の遊仙閣に宿泊し、翌日佐武流山まで縦走し、秋山郷へ下山しました。この時も雨にたたられた山行でしたが、殆ど人影の無い長大な縦走路を踏破して佐武流山に着いた時は、歩き通した達成感がありました。この山行記録もホームページに残されていたので、詳細は下記をクリックしてご覧ください。
秋山郷和山温泉近くの登山口
平太郎尾根コースの登山道
山頂標識
山頂に広がる高層湿原(奥は佐武流山方面の山々)
夕暮れの湿原