平成25年8月11日
過っては日本のお家芸だったマラソンだが、最近は沈滞気味でメダルから縁遠くなっているけれど、昨日モスクワで行われた女子マラソンで、福士選手が銅メダル、木崎選手が4位入賞を獲得したのを見て久々に感激した。近年はアフリカ選手の台頭で、資質的に劣る日本選手が世界のトップを争うのは、もう無理なのかと悲観していたが、暑い時期ならば小柄で忍耐力がある日本人にも充分勝機があると今回のレースが示してくれた。数あるオリンピック種目の中でマラソン程過酷なスポーツは無いだろう。だからこそ観る人に感動を与え、オリンピックの華と呼ばれているのでしょう。次回オリンピックのマラソンでは、日本選手がどんな活躍をしてくれるか少し楽しみになってきました。今回途中棄権の野口選手も、レースに臨むひた向きな姿勢に心打たれるものがある。今回2位だったイタリアの選手は37歳というから、35歳の彼女はまだまだやれる。再びの復活を願ってます。
福士選手のゴール