Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

鍬崎山登山

2013年08月24日 | 山歩き

8月24日(土)   天気=雨後曇り

 

07:17立山山麓スキー場山頂駅→ 07:47~50瀬戸蔵山→ 08:17~19大品山→ 09:271756mピーク→ 10:15~35鍬崎山→ 11:021756mピーク→ 11:46大品山→ 12:08~12瀬戸蔵山→ 12:29立山山麓スキー場山頂駅

 

 勢いは衰えたものの朝になっても雨は止まない。天気回復という予報を信じて鍬崎山を登る事にする。AM7時前ゴンドラ山麓駅に着く。今日の午後に此処のゲレンデで音楽祭があり「泉谷シゲル」や「渡辺真知子」「白井貴子」等も出演し凄い賑わいになるらしい。それを記念してゴンドラ往復券一人1千円のところ本日は半額の500円になると言うので得した気分だ。

 鍬崎山登山をする者は名簿に記入せねばならず、今日は私が最初の登山者だ。係員に「大雨の後だから登山道は泥んこなので気をつけて」と注意された。

 私一人を乗せてゴンドラは一気に山頂まで運んでくれた。準備体操を実施した後歩き始める。瀬戸蔵山(1310m)を越え大品山(1404m)までは家族向けハイキングコースなので遊歩道のようで歩き易い。私は傘を差して登って行く。

 瀬戸蔵山付近の道(下山時)

 大品山を過ぎると一旦鞍部に降り、此処から本格的な登山道が始まる。山頂まで標高差約800mの一気登りだ。道は刈払されており思ったよりよく整備されている。時折強く降るものの徐々に雨脚も弱まっているようだ。

 大品山山頂(下山時)

  鍬崎山からは日本海と北アルプスの眺めが絶景と聞いているので、山頂に着いた頃天気が回復してくれれば嬉しいかぎり何だけど、地図を見ると大品山から山頂までの登りコースタイムは3時間15分となっており流石に道程は長い。しかし山頂まで絶対脚を休めぬと決め黙々と登って行く。

 途中の鎖場(下山時)

 1756mピーク付近の道(下山時)

 

 顕著な1756mピークを過ぎ、幾度かニセピークに騙された後、10時15分鍬崎山(2090m)に辿り着いた。大品山から約2時間掛かった事になる。雨は上がったものの展望は全く無し、でも登頂出来た満足感で心は弾む。たとえ景色は見えなくても無心で登っていると「生きているんだ。」という実感が湧いてくる。

 鍬崎山山頂

 同上

 休憩を終え、もう2度と来ないだろうと思う惜別の念を秘め山頂を後にする。雨も上がったので両手両足駆使してグングン降って行く。途中で精悍そうな男性とすれ違った。今日鍬崎山を登る人間はこの若者と私の二人だけだろう。

瀬戸蔵山に着くと二人の中年男性が食事中だった。「鍬崎山まで行って来たの?」と問われ、俺も行こうかな何て言うので「今の時間からではゴンドラの最終時間に絶対間に合わないので無理ですよ。」と応えた。

12時半にゴンドラ山頂駅に到着した。駅周辺では家族連れ等の行楽客で賑わっていた。ゴンドラ山麓駅周辺では既に音楽祭が始まっており朝方とは雰囲気が一変している。私は車に乗込むと早々に昨日も行った「グランドサンピア立山ホテル」へ向かう。此処で夕方までゆっくり寛いだ。

 ゴンドラ山頂駅

 ホテルを出ると称名滝見物に向かう。日本一の高さとスケールを誇る称名滝は大雨のせいもあって水量が一段と多く、その迫力は凄まじく暴れる白龍のようだった。正に日本一の名瀑だ。日光華厳の滝や袋田の滝もこの滝と比べれば、巨人と赤子、戦艦大和と屋形船の違いで一見すべき威容の景観です。

その後立山町アルペン村駐車場へ向かい昨日に続き今夜も車中泊、翌日ノンビリ一般道を走って我が家へ戻った。

コメント
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