平成25年2月2日
先日、東京都美術館で開催されているエル・グレコ展を見学した後、都内の居酒屋で久し振りに妻と一杯やろうと思ったが、夕刻にはまだ時間が早い。ふと東の方向を眺むれば、天空に白い巨塔が聳えているではないか。衝動的に東京スカイツリーを目指しました。平日の午後だし、そんなに混んではいないだろうという目論見は見事に外れ、チケットカウンターまで40分待ちの行列です。此処で高さ350mの天望デッキ行きのチケット(大人2千円)を購入、その後、高速エレベーターでアッという間に高さ350mの展望デッキに到着しました。円い外周路は全てガラス張りなので360度の大展望、どこも押すな押すなの混み合いですが、特に富士山近くに夕日が沈む西側は大混雑、皆シャッターチャンスを狙って人気店のバーゲンセール状態、写真を撮るのも必死です。更に我々は10分待ちの行列に並び、高さ450mの天望回廊(大人1千円)へ登りました。此処も360度ガラス張りの大展望、陽が沈むとともに眺めが変化し宝石を散りばめたような夜景が広がります。午後遅めの時間帯は日中の展望と夜景の両方が楽しめて、スカイツリー見物にはベストタイムかも知れませんね。「日光を見るまで,けっこうと言うな。」と言う昔の諺があるそうですが、今様に直せば「スカイツリーに登るまで、けっこうと言うな。」となるのかな。何か日本人としての義務を一つ果たしたようでホッとした気分です。「埼玉の田舎から出て来た甲斐があったワイ。」とお登りさん気分のまま、最後は池袋の居酒屋で美味しいグルメを堪能させていただきました。
午後のスカイツリー
隅田川河口付近(南)
富士山方面(西)
錦糸町方面の夜景(南)
夜のスカイツリー